日本政策金融公庫が行った「飲食店の経営取り組みと消費者意識調査」に気になるデータがありました。
*** 抜粋 ***
外食先の変更理由は、「メニューに飽きた時」が44.7%と最も多く、以下、「不快な思いをした時」42.7%、「新しいお店ができた時」37.3%となっている。「メニューに飽きた時」や「味に飽きた時」など料理に関するものの一方、「不快な思いをした時」や「サービスがよくないと感じた時」のようにサービスに関連するものも上位を占めている。
男女別にみると、「メニューに飽きた時」や「味に飽きた時」は男女間にほとんど差がないが、「不快な思いをした時」や「サービスがよくないと感じた時」は5ポイント程度、「新しいお店ができた時」や「お店の新しい情報が入った時」は10ポイント程度、女性の方が男性よりも高くなっており、女性の方がサービス面や新しい情報面に敏感であることがわかる。
さらに、男女の年代別にみると、「メニューに飽きた時」は年代が低い方が割合が高くなっており、「不快な思いをした時」は年代が高い方が割合が高い。
(全文はこちら)http://www.jfc.go.jp/k/tyousa/seikatu_kekka_m/index.html
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なぜ、お客さんがリピーターになってくれないのかを考える際の参考になります。
そして、性別や年代によって違いがあり、主要客層に応じた対策が可能です。
さらに、気になるのは「メニューに飽きた時」という理由です。
定番商品を磨くこととあわせて、旬を意識したメニュー変更を行うことが重要だと感じました。
できれば、年間の販促計画とあわせて計画的にメニュー変更することが望ましいと思います。