おかげで無事、車検を継続でけましたわ。
応援、おおきにありがと。
いつ誘われるとも分からんツーリング準備完了や。
そうこうしてる内に船の運航期限がやってきょった。
まだ、計画そのニも実施してへんのに。
有難いことに連れがサポートしてくれるちゅうんで、お言葉に甘えることに。
今日で船便がのうなるんやけど、輪行せんでも淡路島へ渡れるし、時間もほぼ気にせんと我がのペースで走れるわ。
もう、決行日が直前に迫ってるさかい予行演習は、やんぺにしてチャリの整備や。
先ずは、ひばりの入ったるフロントタイヤの換えことや。
このひばりのせぇか?今いち圧が上がれん。
おんなし銘柄が良かったんやけど、在庫がないようなんで代わりのやつに。
パナレーサーですわ。
せっかくミニベロを段取りしたんやさかい、輪行でもしたい。
でけたら、琵琶湖、淡路島、しまなみ海道の三大聖地へ。
しまなみがいっちゃん楽そうなんやけど、移動手段第一候補の夜行バスに積める手荷物制限があるようや。
ちゅうことで、深日〜洲本間の船が試験運行されとうようやさかい、去年あたしから淡一を検討してたんやけど・・・
かいもく自転車に乗ってないこともあって、見送ってもうた。
今年こそは!
ちゅうたもんの、船の運行日程がげらい短なっとる。
取りあえず、一周10時間以内を目標に近所でプレ淡一で様子を見ることに。
プレ淡一計画
その一;高野山往復(約100km)
そのニ;和歌山方面周回(約150km)
去る8月上旬のくそ熱い時期にその一を実施。
予定やったら、5〜6時間やったんやけど・・・
くそしんどて、途中で熱中症の手前かちゅうぐらいで倒れそうになりながら。
結局、殆ど休憩せんと9時間もかかってもうた。
こんなけ時間かけとったら到底、日帰り淡一なんか無理や。
せっかく、検査に備えて準備してたのに、当日は雨や。
さすがに雨に中、自走でよう行かんよってん、受験日の変更ですわ。
予定してた日が開いたんで、割れたミラーを自作してみましてん。
ガラスの加工はようせんよってん、アクリルミラー板を加工ですわ。
バックミラーの鏡は、曲面になっとるようやけど、比べてみたとこ視野はそない変われへんようや。
ぎゃすもんのミラーが幸いしたか?
ただ、バネのせぇか、鏡が反っりょるようで歪んで見えよる。
折れたクラッチレバーもさらっぴんや。
注文した店屋は最新のパーツしか扱うてへん様で、おんなしもんやと思てたら、なんと色違いや。
よう潰れるパーツやのに、予備部品を確保してなかったんが悔やまれるわ。
ほぼ、整備がでけたんやけど、以前ツーリングに行った時に4000~5000rpmあたしで、エンジンが息継ぎしょった。
せやさかい、念のためジェットの掃除をしとこ。
ジェットを抜いてみたら、結構汚れとる。
表面は磨いて、穴は詰まってない様やけど、気休めに掃除しといた。
バッテリーも弱ってたさかい、充電したんやけど、ウインカーが点滅しょれへん。
もう、寿命か?
取りあえず、エンジンを始動してみて電気系統の様子を見てみる。
エンジンさえかかとったら、ウインカーも点滅しょるし、他の灯火類もいけるわ。
ただ、ホーンがうんともすんと言いよれへん。
あっちこっち調べてみたら、スイッチの接触不良のようや。
ライトの光軸も合わせて、車検予約を入れて、本チャンを待つだけや。
もう片一方のフォークに取り掛かる。
SRをいろた途端、スタンドが外れてまいよった。
ホイールが無い分、フォークが地べたに着いた時点で、スタンドが上がってまいよる。
あれよあれよと、手も出せんうちにこんだは反対っぺらへ転けよった。
幸い、目立ってへこんだとこもあれへんし、横に置いたった単車への影響もなかった。
ほんでも、こないなったら一人でにっちもさっちもいかんわ。
ジャッキでフロントを持ち上げようとするもんの、ジャッキが外れてまいよるし、何べんか試してたら、運よう連れが前を通りゃはった。
このチャンスを逃がしたら一晩中単車を持ってんなあかんさい、てとてもろて事無きを得た。
シールを抜くのに専用工具の使い方をあれこれ考えてみたら、こないだの作業が嘘みたいにわんにゃ早う抜けてくっりょった。
ほんでも相変わらずシールの打ち込みには、こないだより力と時間がかかってもうた。
数日間は物を握られへんと思う程、聞き手がかいだるい。
取りあえず、左右が組み上がったんでオイルを入れる。
オイル量は182cc程やねんけど、古いマニュアルにはオイルレベルの記載があれへん。
ちょっと新しいマニュアルを参考に多めに入れたオイルを規定レベルまで抜く。
その後、スプリングを入れてでけ上がりや。
先だって転して潰れたミラーやけど、本体を落としてもうて、ちょっとひばりいただけで済んどったんが、完全に割れてまいよった。
検査では、あっちの方向を向いとったかて、付いとったらえぇちゅうもんの、割れててもいけんのか?
気になるんで、フォークと格闘してる間にサラッピンを段取りした。
こんだは、フォークを組み付けてからオイルシールの打ち込みや。
ここでも専用工具があんねんけど、なかなか入っていっきょれへん。
握力がのうなる程、しばいても完全に入り切ってないようや。
どうも工具にも問題があるようや。
汎用のぎゃすもんの工具やさかい、シールのポイントを叩いとんのか怪しい。
えぇ加減で諦めてロックリングを入れるんやけど、やっぱしシールが入り切ってないさかいリングがすんなり入りょれへん。
他にシールを打ち込む工具があんねんけど、インナーチューブを組んでからでは使われへん。
インナーチューブが抜けたとこで、いよいよオイルシールにアクセスでける。
こいつを抜くのに専用工具を用意したんねんけど、手強い。
フォーク上面からシールをこじて抜くんやけど、傷つかん様にあんじょう考えたるわ。
ちょびっとづつ位置をずらして、こじんねんけどウンともスンともゆいよれへん。
手のひらが痛なる程力任せにやってもあかん。
さすがの専用工具でもフォーク上面にちっと傷が付いてきょった。
そうこうしてる間にゴム部分が千切れよった。
フォークにはベコベコになった鉄板部分だけが残っとる。
こないなってもうたら、工具は引っかかれへんし、にっちもさっちもいかん様になっりょった。
あれこれ思案の挙げ句、グラインダーで削り取るしかしゃぁないちゅう結論に達した。
残ったゴムをカッターで切り取ってから、フィークを傷つけんようグラインダーで削り始めた。
えぇかげんじゃんくさなってから、ダイヤモンドディスクがあったことに気付いて、慎重に切り始めた。
半分程切ってから、曲げて工具の引っかかりを付けて、どないか抜けてくっりょった。
もう一本残っとるかと思たら、気が重たいわ。
フォークオイルを抜いたとこで、スプリングを取り出す。
このスプリングは、ノーマルとちゃうねんけど、一時期フレーム下にオイルクーラを吊る予定をしてた。
情報によったら、フォークがフルボトムした時にフェンダーがクーラーに当るらしい。
しゃぁよってん、固い外品に換えことが推奨されとる。
そんな訳で、スプリングとセットの固めのオイルに換えことしたる。
次は、フォーク底のドレンボルトを外してインナーチューブを抜くんやけど、中のシリンダーが共回りしょるよってん特殊工具がいるねん。
特殊工具ちゅうたかて、17mmのヘキサなんやけど、普通のレンチを高速カッターでぶった切っただけや。
フォーク本体をバイスにかましたら、ボルトをもどき易いんやけど、そんな気の効いたもんあらへん。
もひとつ力の入れへん体制で、どないか取り外した。
中のシリンダー一式が取り出せた。
抜け切れへなんだオイルが出てきょって、べたべたやわ。
車検整備を兼ねて、いっちゃんややこいフォークオイルシールの換えことや。
本体からフォークを外す。
単体にすんのは簡単な話やねんけど、工具たらオイルたらを探して準備せなあかん。
その間、サイドスタンドで置いたったSRが勝手に転けてまいよった。
スタンドが地べたにめり込っみょったようや。
おかげで、クラッチレバーは折れるし、ミラーは割れるわでさっぱりわやや!
整備してんか潰してんか分からんわ。
入らん手間ばっかし増えよる。
そんなんで、どないか単体になっりょった。
キャップを開けて、オイルを抜かな。