岡崎シニア山岳会

岡崎シニア山岳会活動報告 コメント歓迎します。

山岳遭難事故の傾向とシニアの安全登山

2018年07月23日 | 岡崎シニア山岳会
かなり前にこのブログにも記載した情報で古いデーターですが、大勢は変わらないと思い再投稿します。
OSACは比較的高齢者の集まり事故の多い年齢に合致します。
例会やこのブログで発言していますが、シニアは体力の低下だけでなく判断力の低下を特に注意しなければなりません。
いわゆるベテラン登山者はただ長い年数登山してきたという方が多く技術、知識、特に判断力低下に対する自覚において不安があります。
そこで山岳会の機能として安全な登山技術と知識をこれから登山を始めるシニアだけでなくベテランにも伝授することが課題と考えています。
この登山技術や知識で判断力の低下や体力の衰えを補い安全な登山を目指したいと思います。
私は最近携帯にヤマップと言うアプリを入れ時々コースの確認をします、地形図による読図を疎かにしたはダメですが便利な道具を使いこなすのも頭の老化予防に役立つと思います。

18年新入会員お試し山行ー1

2018年07月21日 | 山岳会ー報告記事
最近の猛暑を押してお試し山行1回目をKチーフリーダの下行いました。
1名Mさんが欠席しましたが会員A、Iさんの協力を得て8名でした。
まずウオーキングセンターで装備点検表により必要な装備と購入方法を解説。
次に登山口で、楽な歩き方の基本、コースタイムとは、体力の着け方をお話しました。
そして頂上では救急用品を実物で説明、ツエルトの張り方も実践しました。
最後にウオーキングセンターで会員になった場合の特典と義務について説明し解散しました。
十分な水分補給、途中休憩を取ることでに全員無事お試し山行を終了しました。
今日は休憩を除きほぼコースタイムで歩きましたが、皆さんお元気でした。
反省点として下山中分岐を見逃し林道方向に歩きだしましたがCLがすぐに気が付き修正しました。
下山中分岐には特に注意が必要です、今回林道が目立ち、脇道の登山路を見逃しました。







登山の時持参すべき救急用品

2018年07月19日 | 山岳会連絡情報
OSACでは計画書の下に持参すべき救急用品の一部を記載していますが、私が持参している物を紹介致します。
20年を越える長い登山経験で得た知見です。
この持参した物が役にたった事例を下に記載します。
1.富士山下山中近くにいた登山者(他のパーティー)が転び顔が血だらけ消毒薬と包帯で対処しました。
2.自分の経験ですが、2人で登山中体調不良、レスキューシートで風を避け同伴者が下山するのを待ちました。
3.海外で登山中下痢止めのお世話になりました(何時も細心の注意で対処していますが1回経験しました)
4.靴の裏がはがれ、その時は拾った針金で対応。
5.ザックが劣化で破れ、糸と針で補修。
6.疲労による痙攣は自分も含め何回も経験、当初岩塩に頼りましたが最近は漢方薬を使います。
7.縦走など長期間の登山の場合、アリナミン等ビタミン薬で疲労回復を図ることが可能です。
8.ヘッドランプは非常に重要な装備ですが電池切れに対応し、同じ単三電池で使える懐中電灯を入れています。
9.靴擦れ、擦り傷に絆創膏はよく使います。


花の100名山、火打山、妙高山テント泊山行速報

2018年07月19日 | 山岳会ー報告記事
13日から15日3連休の1日前から(連休は14日ー16日)登山しました。
今年は梅雨明けが早かったこともあり、山は大盛況、高谷池ヒュッテ前も黒沢池も遅く到着した人は、テントを張るスペースがなく大苦戦していました。
そして私が一番期待したハクサンコザクラの群落は今一歩、早すぎたのか不作なのか分かりません。
天の川等、代わりの題材を探し撮影しました。
今回Yさんに車を出して頂き大変助かりました、2日目は午前中火打山に登り、その後私だけ撮影に居残り、Y&Tさんが妙高に登る予定でしたが、Tさんが疲労で登山辞退、Yさんだけで登ることになりました。
黒沢池ヒュッテから妙高までコースタイムは登り2時間30分+下り2時間5分=4時間35分です、11時30分位にスタートしました。
軽装ですねのでコースタイム位で登れば17時位には帰着するはずでしたがYさんが戻らず心配しました。
小屋に相談すると30分位登ると携帯が通じると聞き、2人で登り始めました、すると下山してきた2人からYさんらしき人が下山中と聞き安心、その後すぐに合流できました。
Yさん曰く登りから大変疲労し思うように歩けなかったそうで、彼の体力でも1日2山は厳しかったようです。
この経験はOSACの今後の計画に反映すべきと思い報告します。



山で道迷いした時、正しい登山路を見つけるまでの注意点解説

2018年07月08日 | 登山の知識情報
先日の例会時Mさんから問題提起がありましたので掲載します。
あるHPからの引用です、私の考えと同じですので、掲載させて頂きますが、下りで迷った時まず「下っては」いけません。
登り返す行程で元の道を見つけましょう。
先日新潟で起きた悲惨な親子の事故については今情報収集中、今後意見を記載する予定ですが当てはまる可能性があります。
このブログで道迷いについて、過去に何回も記載しました、もう一度新しくUPする予定ですが山岳会に期待される機能の重要な部分と認識しています。

ハーネスにスリングをぶら下げる方法

2018年07月03日 | 登山の知識情報
先日開催したロープワーク講習会でY代表から紹介されたチエーンノットを解説します。
大事な事はハーネスにスリングやヌンチャクをぶら下げる時、整然とぶら下げることが重要です。
自分ではスリング右、ヌンチャクは左とか場所を決めて置き、とっさの時迷わないようにしましょう。
私は今まで捻じり式を採用していましたが、比較的長いスリング場合の捩れ易く使い難い欠点が有りました。
チェーン式は少しセットに時間が掛ますが、短縮率が大きく見た目綺麗で使い易いと思います。
チェーンノットは図では分かり難いので、youtubeを参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=YJVZMLCgPF8