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2018年12月、大阪北ステーク 花屋敷ワードの音芳乃姉妹(93歳)が自分史を出版された。ここに短く紹介させていただきたいと思う。

旧姓福田で、福田系と夫の音系の系図、両家のことに始まり、本人の生涯、結婚後の生活、友人、教会関連と267頁に及ぶ。福田家は石川県金沢市の大きな地主であった。音家は芳乃の義父が東洋パルプの常務取締役として満州に赴任したが、終戦で財産を失い引き揚げた。

 1925年(大正14年)金沢市で長女として生まれた芳乃は、女学校(金沢市立第一高女)時代、読書感想文を全校生徒の前で読むように言われたり、詩作にも親しんだりした才女であった。後に書道、詩作、翻訳(英和、和英)をたしなむ文人となる。

1944年、音鎭夫(しずお)と結婚、夫が住友生命に勤めていて、芦屋、西宮、彦根、山形、豊中、和歌山、箕面、宝塚と転居を繰り返すこととなる。

山形にいた時(1953年)に末日聖徒イエス・キリスト教会に改宗し、家族で一人だけ会員であったが、終始信仰熱心で責任は教師を務めることが多かった。日本の三つの神殿を始め、ワシントンDC、北欧の三神殿、ロンドンなど海外の神殿にも参入している。また教会の翻訳課(東京)から数々の翻訳を依頼されている。例、扶助協会の手引き、テキスト、エンサイン誌の記事、山形ワード史(和英、これは仙台ステーク会長から依頼されて)など。

趣味については上にもふれたが、ほかに手芸、絵画、ピアノと多彩で、書道では池田市美術展でライオンズクラブ賞(2001年)、読売新聞社賞(2004年)、を受けている。

 



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