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 スカイプというインターネットを利用した通話システムを利用しているが、最近イラクの若者からコンタクトがあり、続いてレーザー技術の講師をしているその姉と数分間会話を交わすことができた。思わぬ交流を通じてイラクの最近の状況の一端を垣間見ることとなった。

 まず3月30日にナナシュという男性(16)とその姉サラ(17)の二人からコンタクトがあり、イラクのバグダッドからだと言う。ハルピンとの時差のことや私と年齢が大変違うことなど、またイラクと中国が近い関係にあることから中国が好きだ、など音声と文字(英語)で会話を交わした。二人は英語を話すわけではなく、翻訳機を使って語りかけてきた。ふたりがしょっちゅうくすくす笑っていることから、バグダッドにもだいぶ落ち着きが戻ってきたのだろうか、と思って通話を終わった。(「あなたの上に平安があるように」という言葉で結ばれていた。)

 4月2日ナナシュは姉のカベリに代わってもよいかと言って、この女性と会話を交わすことになった。流暢な英語を話す人で文字と両方で話した。光学、レーザー技術、数学を教えている教師であった。よく機能している機械はみな日本製である、日本人が知性が高いのはどうしてか、と問われ勤勉もあるが好奇心や伝統もあるのではないか、と答えにならないような応対をしてしまった。

 カベリさんはサダム大学物理学部で学位を得、バグダッドのダジラ大学で教えている。日本でレーザーの実際的利用はどうなっているか、と聞かれ、個人的に右目の網膜剥離の治療に使用された、と答えることができた。結果は良好であると伝え、それはよかったと応じられた。

 今ハルピンで独りで日本語を教えているというと、新たに結婚しないのか、日本ではまたあなたの宗教では許されないのか、と聞かれて、宗教・文化の違いに驚きながら、それは許されない、と答えた。

 最近イラクの状況はどうですか、と質問すると、まだイラクの人々は毎日のように殺害されて病院に担ぎ込まれていて病院は大変な状況にある、という返事であった。前日の姉弟の様子とは異なる現実を知らされた思いがした。


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コメント
 
 
 
「心の清い人」 ビーハイブ出版 (T)
2010-04-07 13:29:13
はじめまして。Tと申します。
ブログの記事とは関係のない書き込みで
申し訳無いのですが…


ダーリンHオークス長老の
「心の清い人」を購入したくて
検索したところ、
こちらのサイトにたどりつきました。

3年ほど前の書き込みで
『2007-02-04 21:56:23
 Oaks長老の「心の清い人」
(ビーハイブ出版)は私の所に何冊かあります。
 よろしかったらお送りしますので、e-mail で送付 先をご連絡ください。』
(無断で引用させて頂いた非礼をお許しください。)

というコメントを拝見させて頂いたのですが
2010年現在もまだお手元にございますでしょうか?
もしお手元になければ他に入手方法はあるのでしょうか。
 
 
 
複写本でもよろしければ (NJ)
2010-04-09 09:06:50
現在、家を離れて中国のハルピンに住んでいますので、まだ提供できる本があるかどうか、わかりません。(確か最後の一冊を誰かに送った記憶があります。もし時間がかかってもよろしければ、7月帰国時コピーして本をお送りできると思います。(複写本でもよろしければ。)
 
 
 
Unknown (Unknown)
2010-04-13 21:41:55
Tです。お返事ありがとうございます。
複写本でも結構ですので、ぜひお願いします。
できれば2部欲しいのですが…。
詳細はこちらのアドレス→numanoj@hkg.ac.jp
にメールをお送りしてもよろしいでしょうか。
 
 
 
了解 (NJ)
2010-04-13 23:53:06
いえ、それは退職してもうありません。

 j_numano@hotmail.com

の方にお願いいたします。しかし、今肺炎を患っていて、急遽帰国療養することになったものですから、ご依頼を受けても時間がかかることをご承知ください。(また、以前のように複写などの施設が身近にないため実費も高めになるかもしれません。)
 
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