All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

とっさに女性を仰向け 高円寺駅、奇跡の救命に感謝状

2010年02月22日 01時44分17秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年2月17日4時58分朝日COM

 東京都杉並区のJR高円寺駅で15日夜、線路に過って転落した女性(20)の命を救ったのは、ホームから飛び降りた都内在住の社会福祉法人職員、佐藤弘樹さん(24)のとっさの判断だった。佐藤さんは16日、同駅でJR東日本から感謝状を贈られ、「その時」を語った。

 杉並署によると、事故は15日午後9時15分ごろ起きた。中央線下り電車の先頭車両から降りた女性が、そのままホーム反対側の上りホームから線路に転落した。

 佐藤さんは同じ下り電車の先頭車両から女性が転落したのを目撃。「気づいたら体が勝手に動いていた」。ホームにいた男性に駅員への連絡を頼むと、線路に飛び降りた。

 女性はレールの間(約1メートル)に横向きに倒れていたが、大学時代にラグビーをしていた経験から、頭を打った時は動かしてはいけないと思い、女性の手を握り、「すぐ助けが来るから」と呼びかけた。しかし、全く反応がなかったという。

 背後で上り電車の警笛が鳴った。JR東日本によると、同16分、乗客がホームの非常停止ボタンを押した。だが、電車は女性が倒れていた場所まで約100メートルに迫り、運転手は手動で急ブレーキをかけた。佐藤さんはとっさに女性を仰向けにすると、間一髪でホーム下の避難スペース(高さ約1メートル、奥行き約60センチ)に逃れた。車両が起こした風を背中に感じた。4両目が女性の上を通過して停止。女性は車体と枕木のすき間(約30センチ)にいて助かった。車輪の間から「ここはどこですか」との女性の声が聞こえた。女性は自力ではい出し、「死んじゃいそうだったの?」と尋ねた。「そうだよ」と答えると「ありがとうございました」と言われた。

 佐藤さんは「その時は必死で恐怖を感じなかったが、眠る前に思い出し、怖くなった」と話した。

>先日読んだ『ゴールデン・スランバー』の主人公の運命がちらっと浮かんでしまった。

まつ毛化粧用具で36人けが 資生堂、105万個未回収

2010年02月20日 12時14分24秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
資生堂が自主回収中の「マキアージュ エッジフリー アイラッシュカーラー」=資生堂提供

2010年2月20日8時9分朝日COM

 資生堂のまつ毛用化粧用具「マキアージュ エッジフリー アイラッシュカーラー」の破損事故で、36人が目の周りに軽いけがをしていたことがわかった。金属疲労などによって、上部金具と支柱のつなぎ目が外れる恐れが一部の製品にあるという。同社は昨年11月、114万個の自主回収(商品交換)を始めたが、いまだに105万個が回収されていない。

 回収の対象は、上部金具のロゴの横のロット記号が大文字のA~Vのもの。

 同社によると、2007年1月の発売以来、苦情が年に数件あったが、昨年夏に月10件を超えたために調査したところ、つなぎ目の強度不足がわかった。苦情の総数は約90件に上るという。

 同社の問い合わせ先は、フリーダイヤル(0120・22・3313)。

<藤田まことさん死去>逆境にも涙をのんで仕事人

2010年02月19日 07時07分31秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年2月18日 13時16分毎日JP

 17日に76歳で亡くなった藤田まことさん。「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎役でブレークして以降、必殺シリーズの中村主水、「はぐれ刑事」の安浦吉之助と、テレビ史に独自のキャラクターを刻んできたまさに「仕事人」。数十億円ともいわれる巨額負債や大病も持ち前のねばり強さではね返してきた。戦争経験者らしく、反戦への思いも人一倍強かった。

 06年に出演したテレビ番組では「コメディアンでした」と自らを称した藤田さん。その持ち味は「てなもんや三度笠」で開花。定番の「あたり前田のクラッカー」は、番組を知らない世代でも耳に覚えがある名コピーだ。

 一方、強烈なイメージのため、それ以降は役が付かない不遇に見舞われた。中村主水のオファーを受けたのは週末営業のキャバレーで。「嫁としゅうとめにいびられる情けない男の役。みんな断ったから私に来たんです」と語っていた。支えは、1年ほどたった時の京都撮影所での故三隅研次監督の一言。「この役、ちゃんとやったら一生もんになるで」。シリアスとコミカルを演じ分け、自らの代名詞として完成させた。

 80年代には親族の事業失敗が原因で数十億円の負債を負った。役者生活最大とも言えるピンチだったが自宅を売却。休日返上で愚痴を言わずに働く姿に、債権者までもが仕事を回し応援したという。

 また、沖縄で戦死した兄の手紙を常に持ち歩くなど反戦への思いも抱き続けていた。戦後60年以上を経てようやく行けたという沖縄で、白米のおにぎりを海に投げ入れたという。その思いを役者として結実させたのが、死刑になるB級戦犯を演じた「明日への遺言」(小泉堯史監督)だった。

 08年、食道がんで療養後、ドラマで復帰した役は中村主水だった。復帰会見で「神様が差配してくれた」と涙をにじませていた。

 いったんは元気になった藤田さんだが、09年11月に再び体調不良で入院。10年1月15日に時代劇専門チャンネル(CS放送)の特別番組のナレーションで仕事に復帰したばかりだった。

 京都市右京区の松竹京都撮影所で「必殺シリーズ」が撮影された際、主役・中村主水の家の食事を作っていた近くの食堂「つたや」。先代のおかみ、山本和子さん(80)は「シリーズ初期のころ、共演者や監督らと毎日のように来ては、飲んだり歌ったりしていた。好物のきつねうどんを撮影所に出前した時も優しく接してくれた。残念です」と語った。

鮮明なアンドロメダ銀河写真 NASA赤外線衛星が撮影

2010年02月18日 12時31分08秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
広域赤外線探査衛星「ワイズ」が撮影したアンドロメダ銀河(NASA提供・共同)

2010年2月18日 11時37分東京新聞

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は17日、広域赤外線探査衛星「ワイズ」が撮影した鮮明なアンドロメダ銀河の写真を公開した。

 銀河が渦巻く様子を鮮明にとらえており、青く見える部分は成熟した星々で、黄色や赤い場所は若い星々に熱せられたちりだという。

 アンドロメダ銀河は、太陽から250万光年離れた場所にある。

 ワイズは、搭載した広角カメラで全天を撮影し、天体地図を作ることを目的に昨年12月に打ち上げられた衛星。地球に近づく危険な小惑星を早く見つけ出す役割も期待されている。今回は10月まで行う天体地図を作る任務の初めての成果として写真が公開された。

伝説のコミック『あしたのジョー』NEWS山下智久主演でTBSが実写映画化へ

2010年02月18日 04時13分14秒 | 歩く印象派
日刊サイゾー - 02月17日 08:30

  1967年から73年まで「週刊少年マガジン」(講談社)で連載され、数々の社会現象を巻き起こした人気コミック『あしたのジョー』が、ついに実写映画化されることになったという。

「制作はTBSで、主人公の矢吹丈を演じるのはNEWSの山下智久だそうです。映画は3月末にクランクイン予定で、5月くらいまでを撮影期間としているようですね。主演の山下は連続ドラマの収録が終わり次第、本格的なボクシング練習に打ち込むそうですよ」(映画関係者)

 現在、山下はドラマ『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命- 2nd season』(フジテレビ系)に主演中。初回視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、平均視聴率も16.9%と、今クールの連ドラのなかでも屈指の視聴率を誇っている。

「山下の映画主演は、08年に公開された『クロサギ』だけですが、興行収入も17億円とヒットしました。ただ、この作品はドラマの延長だったので、純粋な映画主演は今回の『あしたのジョー』が初めてとなりますね。早くもTBS局内では『ヒットは間違いない』との声が高まっていますよ」(前同)

 ここにきて、嵐の二宮が「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の『GANTZ』の映画化、同じく嵐・大野は藤子不二雄Aの代表作『怪物くん』のドラマ化に出演と、ジャニーズによる人気コミックの実写化発表が相次いでいる。だが、往年の熱狂的ファンを数多く抱える『あしたのジョー』の映画化には、大きな反響がありそうだ。

「今回の映画は、『あしたのジョー』40周年プロジェクトの最大の目玉として動き始めています。制作はTBSですし、ボクシング作品ということで、あの兄弟を引っ張り出すのではないか、という話も聞こえてきますよ」(TBS関係者)

 TBSとボクシングといえば、「亀田三兄弟」。先日、兄・興毅に続いて、次男・大毅も世界王者になったばかりだ。

「TBSが放送した、大毅とデンカオセーンのタイトルマッチも、19%と高視聴率を叩き出しました。昨年の興毅と内藤の試合は視聴率43.1%を記録して、09年の年間最高視聴率を獲得していますし、TBSとしては、この兄弟を使わない手はないでしょうね」(前同)

 では、どういったところでこの兄弟が登場するのか。

「そもそも、現在のところ、映画のキャスティングも主演の山下しか決まっていないんです。あとのメーン級の役どころといえば、ライバルの力石徹役と、丹下段平役、白木葉子役以外は、エキストラを多く使うようですよ」(映画関係者)

 どうやら、映画そのものが力石戦までということのようだ。となると、2人の出番は一体どこになるのか。

「ボクシングの指導という裏方として関わるか、映画のメーン舞台が少年院ですから、その一味として登場するかもしれませんね。ある意味普段通りにしてればいいだけですから(笑)」(前同)

 山下と亀田兄弟の奇跡の共演はあるのか、そして、実写版『あしたのジョー』は一体どんな作品になるのか......興味は尽きない。

米、原発30年ぶりに新設へ 費用の政府保証を初実施

2010年02月17日 18時25分56秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年2月17日14時32分

 【ワシントン=勝田敏彦】オバマ米大統領は16日、エネルギー効率の高い新型原子力発電を推進する原発建設費の政府債務保証を初めて実施すると発表した。地球温暖化対策と雇用創出が狙いで、1979年のスリーマイル島事故以降止まっていた米国の原発建設が、約30年ぶりに再開されることになる。

 エネルギー省の発表によると、債務保証の対象は南部ジョージア州の電力会社サザンカンパニーのボーグル原発に増設される2基。サザン社が金融機関から借り入れる建設資金の一部83億3千万ドル(約7500億円)を政府が保証し、サザン社の負担を軽くする。

 2基は東芝傘下の米ウェスチングハウスが開発した最新型の加圧水型炉AP1000で、同社は米原子力規制委員会(NRC)からすでに立地許可を得ている。来年にも最終的な許可を得て工事を本格化させ、2016~17年の運転開始を目指す。

 オバマ政権は、二酸化炭素排出が少ない原子力を地球温暖化対策の柱の一つにしており、11会計年度予算教書で原発建設の債務保証枠を3倍に増額した。エネルギー省のチュー長官によると、今回の2基以外にも実施の予定は続いており、東芝や三菱重工業など日本の原発メーカーには商機拡大の好機になりそうだ。