All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

いよいよ大連へ

2006年04月30日 02時04分52秒 | 中国の旅(大連、瀋陽、撫順)
キング父より連絡が入った。
「追伸・・・・出迎え時、プラカードを準備しましたので
それを目安にしてください。」
おお!なんとプラカードで出迎え!心が躍る。
すでにキング母は一足先に大連入りしている。
いよいよ私も本日の便で大連に向かう。

日程は次のようになっている。(キング父手配なのはいうまでもない。)
4月30日 午後大連入り 不夜城ホテルにチェックイン
5月1日 朝8時よりガイド付きワゴン車で 旅順市観光、水師営、
     203高地、龍王糖(桜花園)
     その後 大連市内観光、星海公園、星海湾広場、海浜路
    (海沿いのドライブウエー)、
     北大橋(北九州市と大連市が姉妹都市の関係で日本の援助
     で作られた橋)
     老虎灘広場、老虎灘遊園地、極地館、珊瑚館、など夕方5
     時ごろまで。
5月2日 開発区7時発、瀋陽行きバス乗り場8時着 ここで当日券
     を購入予定
     ただし中国もG.Wなので切符を買えるかどうか微妙とのこと。
     最悪瀋陽で予約してあるホテルはキャンセルするか、タクシ
     ーを拾って移動するかは
     当日の現場判断。飛行機は1日1便夕方発着ですので、メリッ
     トがなく却下です。
     列車は行きは3日前から購入できるそうですが これもGWなので微妙ですし
     帰りの切符の確保できないので却下。
     瀋陽に無事到着したら(所要時間4.~5時間)、
     午後は希望ポイント(九・一八事変博物館、張氏師府
     (張学良旧居)、ヌルハチ福陵など)を絞り込み観光。
     瀋陽では遼寧賓館ホテルに宿泊予定
5月3日 午前観光 午後移動 夕方大連開発区に戻る。
5月4日 大連市内観光、買い物など。
5月5日 朝6時半ホテルチェックアウト 午前便で成田へ。

キング父から緊急支援要請(?)のあった物品の調達も無事済んだ。
中国での必需品?

それlからラメ入りカラーボールペン

こちらは私の用意した薬品。(正露丸は使用せずに済めばよいが。)

肝心のお天気は?


まあ、まずますのようだ。
では行ってきます。(我走了)

職人漫画について(漫画における「有限」と「無限」 )

2006年04月29日 05時16分11秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
RESANDO氏の提言には触発されることが多いが今回も
「職人漫画」について氏のブログに書き込んだコメントを
そのまま紹介したい。
氏のブログは→こちら「タイル馬鹿一代」
題材となったのは「庭師一代」という漫画である。
(残念ながら私自身は未読、あとで読んでみたい。)
以下が私のコメント

漫画における「有限」と「無限」

私も「職人漫画」好きなほうです。
そしてRESANDO氏がおっしゃるように
「何か本質的な物を見落としていないか?」
と思えるような荒唐無稽な場面に遭遇し
「これはちょっといくら何でも?」と
思うことしばしです。

で、思ったことなんですが、これってあの
有名な「ウサギと亀」ではなく「アキレスと亀」
のたとえ話にそっくりなんじゃないかと。

少し、長くなりますが
秒速2mのアキレスと、秒速1mの亀、亀は
アキレスの2m手前からスタート、とすると、

ゼノンの言い分は、
スタート1秒後:アキレスは亀のスタート位置、
亀はその1m前
そこから0.5秒後:アキレスは亀のスタート位置
+1m、亀は0.5m前
そこから0.25秒後:アキレスは亀のスタート位置
+1.5m、亀は0.25m前
・・・
だからアキレスは亀に追いつけないというものですね。
この計算を無限に進めると「スタートから2秒後
にアキレスは亀に追いつく」が求まります。
「スタートから2秒後」がミソです。有限時間です。

別の言い方をすれば、ゼノンは「2秒未満では
アキレスは亀に追いつけない」といっているに
過ぎないのです。

私が思うにはこの「有限時間」内の細かい具体的
描写の点で「職人漫画」はその卓越性というか
その場にいる者を説き伏せてしまう説得力を発揮
しているんじゃないでしょうか?

逆に言えば「2秒」を越えてしまった「無限時間」
の世界では、まったくどうってことないよみたいに
映ってしまう。
ちょっと、そんな気がしました。


なお、職人漫画でもっとも多い料理漫画
(庖丁人味平や美味しんぼなど)
について評した
料理漫画総ざらいはなかなか参考になります。
一例を挙げると「ミスター味っ子」の作者は実際
に料理を作ったかどうか疑わしいなど興味深いコ
メント満載です。

注釈:RESANDO氏は元題「タイル馬鹿一代」で
「株や虚業で一攫千金を得る輩のみが脚光を浴び、
「本当にいい仕事をする奴」が正当に評価されない。」
点を憂えていていることを重視しており、職人漫画自体の
妥当性とかを問うているものではありません。あしからず。


趣茶グルメ堪能

2006年04月28日 23時25分13秒 | 趣茶
OK氏、SSWのK氏らと趣茶へ。
先回(焼酎ルネサンスの帰り)とうって替わり、
静かな趣茶であった。
3人でゆっくりと4月を締めくくることができた。
マスターの料理もゆとりの豪華版となった。


「茶碗蒸し」

蓋をあけると中は熱々。

エビが一尾悶えている?

アジのなめろう。OK氏大満足の一品。

コロッケ初体験(お隣のW氏に便乗したもの)



出ました!ドクロのマークのあれ・・・?

いやハバネラだ。お皿にたらしてみたが「致死量」をはるかに越えている。
パスタにかけると・・・

ちょい辛かったのは言うまでもない。
あっ!飲んだ酒が抜け落ちている。
これはOK氏に補筆をお願いするしかない。
よろしく頼む!

木造3階建てアパート

2006年04月27日 17時35分37秒 | 歩く印象派
この前のメトロWalkで巨大な木造3階建てのアパートを目撃した。
場所は東大のそばで本郷6丁目付近。ネットで調べたら「本郷館」
といいい明治38年に建てられたものだという。部屋数は100を越え
るそうで、今も住人がいる気配がした。
(今回はRESANDO氏の「3階建て」記事に触発されての掲載。)


とにかく立派で迫力十分、しばし見とれました。


マングースとハブの話の続きの続き(のだめマングース)

2006年04月27日 12時41分26秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
のだめマングースからの話の続報である。
岩波の「現代日本生物誌11」に「マングースとハルジオン」という
タイトルの本が出ている。著者は服部正策氏と伊藤一幸氏。2000年の
秋に刊行されている。
ハブ退治の決め手と思えたマングースの移入が、ネイティブな生物た
ちを絶滅に追い込んでいる。この流れの中に
「では何故ハブはこんなに繁殖しているのか?」
という理由をきちんと捉え切れなかった甘さを著者たちは自らの反省
をこめて語る。
のだめに出てきたマングースの話だが、実は現代生物たちはかつてな
い環境の変化に対応を迫られていると著者らは指摘する。すなわち人
間によって作られた特異な環境をどう生きるのかという。



あっ、ハルジオンの話も後で書きます。

本格焼酎ルネサンス(続き)

2006年04月26日 12時40分09秒 | グルメ
上の写真は会場の11階南側から中野駅マルイ方面を望んだもの)
さて、下の写真の女性の左手を見て欲しい。
皆さんこのように器用にコップを携えながら試飲を繰り返す。


さて、OK氏と大海酒造山下理事との熱い酒談義は続いていた。

と思いきや、OK氏が次に向かったのは・・・!

やや、この美しい女性は?

OK氏は恭しく杯に注いでもらう。

なんと彼女は軸屋酒造の4代目当主であった。
お名前は麻衣子さんといいラベルにも記されていた。
下の写真「麻衣子の黒麹仕込み」

こちらは今回出店こそはないが、希少品ぞろいの参考出品コーナー
「月の中」(「つきんなか」と読む)や「三段仕込み」、「龍宮」
などが並ぶ。瓶が空けば終了である。

「黒佐藤」、「白佐藤」と命名もユーモラスな佐藤酒造さん。

試飲会といっても相手は焼酎、アルコール度数も高い。酔いの
廻り具合も日本酒の比ではない。
そこで、会場内にはこんなものが用意されていた。
水のタンクである。のん兵衛の皆さんたちはここで水を補給し
試飲を続行する。

会場から見下ろしたサンプラザ広場。
歩く人々が小さい。

帰りのバスを待つ間にパチリ。
小雨でも降りそうな空模様だ。

この後バスは無事に出発。
帰りの車中は(出発直後こそ威勢がよかっただけで)シンと
静まり返っていたのはいうまでもない。
(テンション高かった分、集中力の糸が切れたんだろうな。プツンと)

本格焼酎ルネサンス 中野サンプラザにて

2006年04月25日 18時57分35秒 | グルメ
本格焼酎ルネッサンスという「本格」的なイベント(?)
に行ってきた。OK氏も同行。
新潟酒の陣以来の試飲会ツアーだ。 
今回は総勢20名、バスもちょいと小型だった。

会場は東京中野サンプラザ。
昔TOTOやジョージャクソンのコンサートを聴きに来たことがある。
ちょい、懐かしいところだ。
しかしだ。この建物もあと10年くらいのうちに解体されるそうだ。
(詳しくはこちら
本日はフォーリーブスのコンサートが開かれるそうで入り口には
年配の女性集団が固まっていた。

会場は11階だ。
「アネモ」と「ブロッサム」の2つの部屋らしい。
上では日本将棋連盟もなにやらやっていて下では「3年B組」や
田中さん宅の会席もある。

エレベーターで一気に11階へ。
会場はのん兵衛たちの熱気にあふれていた。
酒に詳しいOK氏に薫陶を得ながら各ブースを回る。
(次第に酔いも廻るのは当然だが・・・・。)

大海酒造でOK氏は社長さんと話ができて大いにご満悦。
たいへん熱心に酒造りに取組む姿勢に感度していたようだ。
OK氏もいずれ焼酎のメッカ鹿児島を訪ねる予定だという。

次もOK氏愛飲の「甕雫」。文字通り甕に納められていて柄杓ですくって
いただくおつなスタイルを楽しめる。お湯割りもあった。

こうして見るとなにやらマジックめいている。

こちらは黒木酒店の「百年の孤独」(ガルシアマルケス
の同名小説が有名だが。)と「野兎の走り」というロマ
ンあふれる名前の酒だ。これが、どちらも実に旨い。
OK氏絶賛なのは言うまでもない。

次第に酩酊してきて、取材も楽ではない。
酒に感動していると、うっかり写真を撮るのを忘れてしまう。
なにしろ、片手にコップを4~5ケは持ちながらの行脚である
から、不安定極まりない。

な訳で、ここでいったん区切って続きは明日。

炸裂!ミツバ大尽

2006年04月24日 23時59分01秒 | FROM オ・寒氏の菜園
一週間ぶりの菜園訪問だ。
季節は春から初夏へ!といきたいところだが
今年の春はなんだか、寒さが彼岸過ぎでもぶり返すから
ちょいと妙ダ。
それでも、ちゃんと生き物たちは元気に畑に顔を出す。

今回のミツバはドドーンと炸裂していた。
秋の刈り入れよろしくばさばさとミツバの茎を刈りとった。
前回のミツバは卵とじやお吸い物などにちまちまと少量ずつ
使って大事にしてきたが、今回の大量捕獲でいよいよミツバ
のナムルにチャレンジできる。(そのうちレシピ発表予定)。

ちょいとオ・寒菜園を探検してみると
なんとこんなものが栽培されていた。コゴミだ!
(たしか先週はワラビがあったゾ)

そして究極のキャベツ「キンケイ201」はお日様をたっぷりと
浴びてすくすくと育っていた。

※今回ミコちゃんの猫ブラシはお休み。



富士山見えた

2006年04月22日 23時12分41秒 | 歩く印象派
何故か、今日・明日・明後日と3連続で東京日帰りが続く。
今日は、たこやきのところへパソコンを届けに行った。
これでたこやきのところも明後日からネットでつながる。
写真は渋滞中の首都高の上からの富士山。
下の写真は江北橋から。

4月としては珍しいくっきりした輪郭の富士山だ。
まだまだ雪がすそ野まで覆っている。