のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

インドでの衝撃的な強姦事件

2013年04月22日 17時50分15秒 | Weblog
字幕【テキサス親父】恐怖のインドバス内強姦殺害事件



2012年12月28日、

23歳の

若さで女性が命を落としました。


殺害されたジョティ・シン・パンディ(Jyoti Singh Pandey)さん

強姦の果ての惨殺です。

デモという形で

抗議行動が活発化してます。



インド伝来の家父長制と

最近の文化的傾向

(シャイニング・インディア)が

衝突したからなのでしょうか。

ちなみに、

インド女性の労働人口に

占める割合は

次のようなでした。

1981年…19・7%

2011年…25・7%

女性の

社会進出の割合は

増えています。

しかし、依然として、

日本より以上に

女児忌避の傾向が

あります。

忌避される最大の理由は、

世襲財産の

担い手と認められていないことが

大きいでしょう。


喪に服するインドの女性達


「RAPE ISN'T COOL(レイプは、かっこよくないよ)」という送り火の横の女性たちのメッセージが涙を誘います。


親から見れば、

娘は、

嫁ぐときに

家の財産を持ちだす

「荷車」

に過ぎないのかもしれません。

そういう背景があって

女は、少ししかいない――。

ということは、

大多数の男性にとって、

女性は、

とても尊ぶべきはずなのですが…

そうなってないのですね。

ねじくれて、

希少価値があるはずなのに、

「卑しむ」という

文化観が

あるがために

虐待してしまうのでしょうか。

男より

値打ちがないという、

根拠なき

差別が第一点。

もう一つ、

カースト制度と不可分な

差別です。

この二つがあいまって

とんでもない暴行を

女性に

及ぼしてしまうことになるのでしょう。

ただ一つ、

ここでどうしても、

確認しておかねばならないことは、

インドは、

レイプに関して例外的な国ではないこと。

たとえば、

アメリカの場合、

12歳以上の女子に関して

2011年には18万8380件の

レイプ事件が

発生してます。

フランスでは7万5000人以上の

女性とほぼ同数の

子どもたちが

毎年レイプの被害にあってます。

反レイプ宣言のため

一層のキャンペーンを張ろう

といわれています。

インドで

反応が激しいのは、

訴えを起こすのさえが

苦行にも

等しいからだと言われています。

たとえば、

ニューデリー。

2012年1月から11月までの期間に、

635件の

暴行事件で754人の男性が

告発を受けました。

ところが、

有罪になったのは、

たったの一人!

デモ隊の怒りの声に

応えようとするのであれば、

警察機構の

改革は

不可避ですね

(ベネディクト・マニエ・文/嶋崎正樹・訳「新しいインドへの待望」

〔岩波書店「世界」2013年5月号所収〕参照)。

なお、事件の経緯など

「アルコール・カフェイン業界と
芸能人の広告戦略とアルコール・カフェイン中毒について」

というサイトの

「インド 酒に酔った6人の男にレイプされた女子大学生死亡 鉄の棒で性的暴行を受け腸管を損傷」(2013-04-21)に詳しいです。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/alcoholismgoo/e/f4007e5971c64fe1c48b97de63ecc3c9

上掲写真も

このサイトから借りました。



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