のんきに介護

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女性活躍推進本部(自民党) / 「女性に社会進出させてはいけない。日本では、絶滅を回避するため男女不平等が不可欠」

2016年12月02日 10時17分46秒 | 安倍某とそのお友達
(何ちゅう、政策や)

と思う意見を、

女性活躍推進本部(自民党)が主張しているな。

以下、

サイト「真実の報道」の記事、

「自民党の女性活躍推進本部で「女性の社会進出はよくない」の主張! 憲法24条改正で男女平等否定の動きも」

のまとめ。

☆ 記事URL:http://blogs.yahoo.co.jp/panaponnniwa/15278125.html

記事は、

今月16日に自民党内で開かれた

内閣第一部会・女性活躍推進本部合同会議で

「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律案」

の法案審査が行われた。

その席上で飛び出した発言とのことだ。

西田昌司参院議員は、

こんなことを言う。

・女性の社会進出が少子化の原因となっている。

   →出たな。責任転嫁。

山谷えり子参院議員も女性ながら、ほぼ同意見。

・法律をつくることで、かえって男女の対立が生じてしまう

   →女は、へっこんでろということだろう。女が言うなと思うよな。

<憲法24条廃止論>

理論的支柱は、

伊藤哲夫というおっさんらしい。

こういうことを言っている。

・「個人の尊重や男女の平等だけでは祖先からの命のリレーは途切れ、日本民族は絶滅していく」


「新憲法制定促進委員会準備会」(準備会)が2007年に発表した「新憲法大綱案」には、

露骨な24条廃止論を展開していたという。

次の如しだ。

・祖先を敬い、夫婦・親子・兄弟が助け合って幸福な家庭をつくり、これを子孫に継承していくという、わが国古来の美風としての家族の価値は、これを国家による保護・支援の対象とすべきことを明記する。

   →一見、正当なことを言っているようである。しかし、「美風」の名において強制されるのは、困っている家庭は、見捨てさせていただきますってことだ。

この「新憲法大綱案」発表より以前の04年6月に自民党憲法調査会の憲法改正プロジェクトチームが憲法改正の草案をつくるにあたって公表した「論点整理」では、

・家族や共同体の価値を重視する観点から見直すべきであるとされた。そして国の防衛及び非常事態における国民の協力義務を明瞭にするんだと…

<なぜ、憲法24条がこんなにも目の敵にされるか>

これが理解しにくい。

05年出版の『憲法24条+9条 なぜ男女平等がねらわれるのか』(中里見博/かもがわ出版)には、

国民による国防の責務の規定(緊急事態条項)の新設と、

家族の重視(24条の改定)は、

①「男性の国防義務」と、②「女性に課せられる家族扶助義務」という

性別役割主義に対応していると説く。

すなわち、

軍事国家へと日本を造り変えるという国家構想の一環として

求められているということらしい。

この考え方がなぜ、難解なのかと言うと、

立論の出発点が

「現行の24条のままでは日本民族が絶滅する」

(上掲、伊藤哲夫の考えを参照)という危機意識にあったはずだ。

然るに、

いつの間にか、

男を戦地に送るには、

足手まといになる家族の面倒はすべて

「家族扶助義務」として

女性に押し付けた方が好都合だ

という論理にすり替わってしまっているからだろう。

思うに、

日本民族が絶滅させないためには、

戦地に行かない

安倍晋三のような

為政者

ないし支配階層は愛妾として多くの女を抱え込めばよい

という発想が

暗黙の前提になっているんではないだろうか。

そのためにも

男女関係の基本を「1:1」から「1:多」に

切り替えていかなければならない。

そのためには、

どうしても憲法24条が邪魔になるという話だ。

憲法24条の草案を

書いたのは、

ベアテ・シロタ・ゴードン氏という米国女性だ。

彼女は、

この条文に無権利状態だった

日本の女性に「国から守られる」権利を盛り込んだ。

非嫡出子への法的差別の禁止、

男性との同一賃金まで明記されていたという。

さすがに

そこまでは受け入れられなかったとはいえ、

この人のお陰で

女性を縛り上げていた鎖は

断ち切られた。

上掲サイトの管理人、神秘さんが

言うように、

――シロタ草案が記したシングルマザーの保護や男性との同一賃金などが改憲によって謳われるならまだしも、「個人の尊厳」をなくし男女平等を後退させるような改悪を許していいわけがない。—―

と僕も思う。

安倍晋三という愚鈍な頭の持ち主が考えているのは、

日本を

「戦争のできる国」に戻し、

属国の首長らしく、

米国に尻尾を振りたいだけの話だ。

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