のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

同じ煙でも

2011年12月03日 19時22分47秒 | Weblog





煙を見てると、

タバコを吸いたくなりますね。

「シュポ、シュポ、シュッポッポ」

でも、

このタバコってやつ、

思いの外、害があるんですね。

灰皿を前にして

考え込んじゃいました。

きっかけは、次のビデオです。

Hrayr Karagueuzian on radioactive particles in cigarettes


このおじさん、何を訴えているのかと言うと、

“They not only knew of the presence of polonium-210, but also of its potential to cause cancer.”

ということ。つまり、

「タバコは、ポロニウム‐210という放射性物質を含んでいて、

それが肺がんの原因になる」

ということです。

Theyは、タバコ会社の人を指します。

彼らはそれを知っていた! ということを公表されたわけです。

福島の事故のとき、

「この程度なら、ガイガーカウンターの数値が

跳ね上がったと言っても知れてます。

タバコを吸うより安全です」といった具合に、

よくタバコが引き合いに出され

放射線の危険性を過小評価する材料に利用されました。

しかし、タバコの本当の危険性は、

放射線による内部被ばくにあることが暴露されたことにより、

上述の「放射能の安全イメージ」は、

期せずして、

まさに放射線の内部被ばくの脅威を裏返しで語っていたことになります。

愛煙家として

タバコ会社の許せないところは、

肺中にホットスポットが出来るのを

承知しながらそれを秘し、

ポロニウム-210をタバコから99%除去できる

「酸洗浄(acid washing)」

という新製法が開発されたにもかかわらず、無視を決め込んだことです。

すなわち、もし新製法の採用を見送らなかったとすれば、

「瞬間的なニコチン・ラッシュ(放出)」

が減り、ニコチンへの依存性が減少すると考えられました。

それがため、この製法は、

闇に葬られました。

abcニュース参照。
また、タバコの煙害について、アメリカの環境保護庁(US Enviromental Protection Agency)がTobacco Smokeというサイトを立ち上げ解説しています。より詳しく知りたい方は、そちらを参照されればいいと思います。ちなみに、和訳は、こちら
なお、上に紹介した動画に関することなら、「喫煙によるα線内部被ばく、タバコ会社は50年以上前から知っていた」≪このサイトの原タイトル表示には【40年以上前】とありましたが、【50年以上前】の誤記と思われますので、修正しておきました≫の解説が分りよいです)。 

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の

研究員、Hrayr Karagueuzian(レイア・カラグージアナ)氏によって

事実が暴露・告発されたのは、

今年、9月 29日でした。

ツイッタ―で、僕は、その情報を得、

この日一日、とても腹立たしかったです。

肺がんリスクが

アルファ線による内部被ばくの結果なんだとしたら、

疫学的証明などというややこしい

説明は不要でした。

罹がんの因果関係は、一目瞭然、あるのです。

最高裁判所も、

囚人の喫煙を幸福追求という“人権”享有の具体的な内容として、

教示せずに済んだのではないでしょうか。

そんなことを

考えつつ、津川駅でしばし灰皿を眺めながら、一服。





さて、最後に

驚愕の動画を紹介します。

Smoking Baby Two year old smoker and drinker too latest unseen visuals with alcohol (29-5-2010)


こんなの見ると、

タバコの販売は禁じた方がいいのでは、

と思いますね。

周りの大人が知らずにしている

子どもの虐待です。


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2 コメント

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そんな事知りませんでした! (kayo)
2011-12-04 10:14:49
よくこの様な情報を知りましたね、さぞ憤懣やるかた無く苦々しく思いながらも、津川で一服されたのですなあ・・


中国のこれはニュースで見て唖然としました、見るに堪えませんでした。
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☆kayoさんへ (忠太)
2011-12-05 16:02:57
タバコを吸っている人は、大抵、周りの冷たい視線に包まれながら、(止めるべきか、止めざるべきか)といったハムレット的二者択一の世界に追い詰められた状態で、一服してます。

放射性物質云々の話は、痛快な部分もあります。この丸秘の企業秘密が暴露されたため、放射能の安全度を示す比較基準として、御用学者たちは、もうタバコを安易に持ち出せなくなったのではないでしょうか。ざまぁ見ろ、です。
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