ふと目が覚めて時計を見ると12:15。とりあえずトイレへ行きたい。ドアを開けるとちょっと涼しい程度。寝ていた時と同じTシャツのままで大丈夫だった。(後で調べるとこの駐車場の標高は887m)
見上げる空は曇りがちで星は見えない。まぁ今日はどうでも良い。今晩と明日朝が大事なのだ。
寝直して、3:30のアラームで起床。すでに赤色誘導灯を持った係員が車の誘導を行っていた。
朝ご飯はラーメンサラダ。これは初めて食べたが、まぁまぁ美味しかった。起きたばかりでそれほど食欲が無いときにはいいかも。これだけでは足りなかったので、おにぎりも1個食べた。
忘れ物の無いように、念入りにザックの中身を整理した。ついついあれもこれもと詰め込んで、ザックはパンパンになった。それを背負うとずしりと重い(>_<)
これを背負って標高差1500mか、やはり三脚は置いて、ゴリラにしようか一瞬迷った。いや、せっかく肩の小屋に行くのだ。夕景、夜景、未明と活躍するはずだ。頑張ろう!
4:30 ずらり並んだ乗り合いタクシーの列。先頭から7,8台目に乗ることが出来た。
暗かったが、乗り込むと隣の男性は若い・・・数分後、その隣に居た女性が、「小学生料金はありませんか?」と質問していた。(O_O)
なんと、小学生とそのお母さんというわけだ。むむぅ。
(でも、その後明るくなってから、小学生、いやそれよりも幼い子供達が大勢登っていたことに気付いた。)
広河原までの運賃は1200円(南アルプスマイカー規制利用者協力金100円を含む)也。バスと殆ど変わらない。これはお得だ。さらに始発のバスは5:30だったが、4:45位に出発。なるほど、早起きした甲斐があったね。
5時少し前に夜叉神峠バス停へ到着。懐かしいな~3年ぶりだ。あの時はここから薬師岳まで歩いたんだ。
そして、トイレ休憩、今回も一つしか無い個室には行列が出来ていた。数分待って座ったものの、出ない・・・さすがに時間をかけることは出来ずに外へ。まぁ広河原でまた行けば良いさ。
5:30丁度にゲートが開き、南アルプス林道へ。運ちゃんが昨日は何も見えなかったが、今日はキレイに見えていると話していた。
5:57 今度は4年ぶりのインフォメーションセンターだ。懐かしい。あの時は食うかいさんとここで合流し、北沢峠までバスに乗り、仙丈ヶ岳に登ったのだ。
今度もトイレへ。ここの個室は4つあり、比較的短時間で入ることが出来た。出はイマイチだったが、まぁ仕方ない。
食欲が出てきたのでパンを食べ、日焼け止めを塗り、スパッツを付けて、準備OK!
6:25 大勢のハイカーと一緒に歩き出した。
おお、ここから雪渓と山頂が見えるじゃ無いか。こんな晴天の日に歩けて良かったぁ~
これが色々なレポで見た吊り橋か。微妙に揺れるがドキドキするほどでは無かった。
6:31 広河原山荘。のんびり歯を磨いているのはここの宿泊客だろう。
足下は水が多く、部分的にどろどろになっていたが、おおむね整備されたコースを進む。
ヤマハハコだよね。
もう降りてくるハイカー(O_O)、話しかけると昨日は何も見えなかったそうだ。
6:57 白根御池との分岐。スポドリを飲んで一休み。ここは予定通りに大樺沢方面へ。
沢の音を聞きながら進む。涼感たっぷりだ。
なんだこれ? カールした髪型みたい →クサボタン
テン泊用のデカザックを背負った方も多い。
お、見通しが良い所に出た。
デジイチタイム! PLが効いてスゴい色になっているが、実際もキレイな青空だった。ここでは大学生(ひょっとすると高校生)の男の子達がテンションMAXで騒いでいた。
さぁ頑張ろー
なんだこれ、面白いフォルムだね。後で調べたところ、タカネマンテマか?
これも花びらが面白い。何だろう? →センジュカンピ
この付近は終わりかけだが、マルバタケブキが沢山あった。
結構急になってきた。背中が重い(>_
8:20 二俣まで1時間。そこでブランチの予定なんだが、遠いなぁ
この橋の付近では多くのハイカーが休憩中。
山ガールも大勢
お、イイ雲だ~
「How Beatiful!」 振り向くと若い欧米人男性。その後何人もの外人さんを見かけた。
縦構図で手前の黄色いお花を入れてと
ところでこの黄色いお花は何?
登りま~す
振り向くとあれは鳳凰ではないか?
これから向かうのはこっちね
7月は雪渓が残っていたようだが、8月中旬はこの通り。
コンデジだけでは勿体ない。デジイチでもパチリ。
9:31 二俣に到着し、仮設トイレへ。チップ100円也。オイニーがキツかったが仕方ないね。
ここでは多くのハイカーが休憩していたが、日差しが照りつけてとてもじゃないが我慢できない。数分先に木陰を見つけ、休むことにした。もうヘロヘロだった・・・
おお、地蔵ヶ岳のオベリスクが見える。3年前は向こうからこっちを見ていたんだよな~
続きますよ~
※お花の名前など、間違いがありましたらご指摘ください。m(_ _)m