12:25 下山開始。初戸バス停の上野原駅行きは14:54。エアリアのCTは2時間10分なので、丁度いいだろう。
和見分岐で休憩中のmtbライダー5,6人と出会った。午前中に出会った2人も含め、この山はmtb愛好家にとって魅力的なのだろうか。
12:54 ここを左折して玄房尾根へ。ボンヤリした記憶では雨降山はアンテナがあるだけだったと思う。そこに寄る必要は無いだろう。
とこの時は思っていたが、6年前のレポを見なおすと、富士の方角は見えたようだ。
その後はひたすらジグザグにつけられた下りが続く。
時々平坦になるが、登り返すところは殆どなく、ひたすら下りが続く。
何のアンテナ?
先ほどのアンテナから繋がっているのか
途中で道標や現在位置を示す目印を見つけることは出来なかった。展望が効くところもなく、手ごろな休憩ポイントも無かったので、ドリンク休憩以外はとらずにひたすら降りた。確かに歩きやすいのだが、この尾根を登りに使うとつまらないだろうな~・・・
とこの時は思っていたが、レポを作りながら他の方の記録を見ると、紅葉はなかなか良さそうで、その時期はもっとハイカーも増えるようだ。
14:06 もう民家が見えた。ここでクマ鈴とステッキをしまった。
数分で県道へ。数十m先がバス停だった。
CTは2時間10分だったが、結局1時間35分程で着いた訳か。次に百蔵から北都留三山縦走を計画するなら、用竹ではなく、ここへ降りるほうが楽だな・・・
さて、バスの時刻まで40分もある。まずは汗臭いウェアを着替えたい。
バス停と反対側、数十m先にお菓子屋さんを発見したので、そこのトイレを借りることにした。
饅頭が数種類並べられているが、お店の方の姿は無い。
ブザーを鳴らしても反応が無い。
・・・
店舗の左隣がお住まいのようだ。テレビの音が聞こえてきたので、そこへ回り、声をかけてみた。
おそらく70代のおじいちゃん(店主)が出てきたので、事情を話してトイレを借りたいと伝えた。今日のコースは風呂に寄れないが、Tシャツとパンツ、長ズボンは入れて置いたのだ。
「あ~、水洗じゃないけどなぁ、どうぞ」と店舗右側数m先へ案内してくれた。ドアを開けると1畳位のスペースがあり、さらにその奥に(多分どっぽん式の)便器がある様子だった。ちょっとオイニーはきつかったが、そのスペースでウェアとタイツを着替えることができた。下山がバス時刻ギリギリだったら、上野原駅まで我慢しなければならないのだ。おじいちゃんに感謝感謝だ。
勿論、饅頭を一つ頂いた。(80円)
店舗前で食べようとすると、今度は店舗左側へ案内してくれ、パイプ椅子を使って良いと出してくださった。地元の方もバスを待つ間に使うのだろうか。有り難く座って饅頭を頂いた。う~ん、素朴な味だった。
ついでにザックに残っていたパンを食べ、バス発車時刻の数分前までpodcastを聴きながらのんびり時間を過ごした。
バスは定刻から3分程遅れて到着した。ガラガラかと思いきや、すでにハイカー5,6人が乗っていた。これを見ると始発が飯尾、鶴峠の手前だ。おそらく奥多摩方面から降りてきた方々だろう。
冷房が効いて快適だ。上野原駅まで大分時間が有るはずだ。podcastも切って安心して目を瞑った。
目が覚めると、もう市内を走っており、座席は殆ど埋まっていた。早朝の不老下行きと違い、この路線はニーズがあるらしい。スマホの電波オフを切り、今日の速報をアップした。
上野原駅に到着すると、ホームはハイカーでにぎわっていた。さらに、やってきた中央線もハイカーで混雑し、座ることが出来なかった。(*_*;
今日は天気の良い日曜日なのだ。ヤマノボラーがこんな日にじっとしていられないのは同じだよね。
久々の標高差1000m、バッチリ☆☆☆の山行はこうして終了。このレポを作っている水曜日もまだ筋肉痛が残っているが、これ位が心地よいのかもしれない。
富士狙いでタント寝、花撮りメイン、いやこれからは紅葉狙いも楽しいだろうが、時には歩きメインも計画したいものだ。