望の富士山(blog版)

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h28.4.16 長者ヶ岳からのダイヤ富士も空振り (16日その1)

2016-04-17 09:16:28 | ダイヤ富士

今回はヨッシーさん(ブログ)に誘ってもらい、長者ヶ岳山頂からのダイヤに挑戦だ。

数日前から富士宮市の天気予報をチェックしていたが、金曜朝時点でこの日は晴れマークがズラリ並んだので一安心。

金曜は早めに帰宅し、山用の荷物や寝袋などをタントに詰め込み、夕食を済ませてから仕事へ。

20:30に仕事を終え、着替えてから21:10に出発!

国立府中から中央道に乗った頃、ラジオのスポーツニュースでホークス内川選手のインタビューが入った。ホームランでチームが5連勝と言うものだったが、アナウンサーが「昨日、熊本で大きな地震がありました」と話を振ると、「僕も一人の子供の父親として、子供を抱えながら避難されている皆さんの姿を見ると・・・こういうことがあって欲しくないと思いました・・・僕たちは野球選手なので、できることはプレーをして、励ますことだけです」と涙声で応えていた。(動画)

運転しながらじーんと来た・・・

※ このレポは私の防備録なのです。この日、こういうことがあったということを書いています。

そこそこ交通量があったものの高速は順調に流れ、河口湖ICから138号、139号も同様にそこそこ交通量があるものの順調。そして鳴沢から県道71号へ入ると2,3台としか出会わない程ガラガラになり、快適なドライブの後、あっという間に田貫湖へ到着したのが23時丁度だった。府中から2時間かからなかったとは驚きだ。

田貫湖ダイヤウィークの始まりの週末なので、湖畔トイレ前の駐車場は大体埋まっている状態だった。車中泊の方も多いのだろう。

ヨッシーさんの車を発見したが、彼はもう登り始めたとメールをもらっていたので、ここには居ないことは分かっている。5:53のダイヤタイム前に山頂で合流する約束だ。

一番端に空きスペースを見つけ、停めることにした。

見上げる空には少し雲があるものの星空が拡がり、富士も見えている(^^)/

三脚をセットしてこの時間も撮影したかったが、何しろ翌朝3時に出発予定なのだ。1分でも寝ておきたいので、この時間の撮影は諦めた。

先ずはトイレへ。ほぼ同じタイミングで入ってきた年配の方にも明日ダイヤが見られるとイイですねと話しかけたりした。

タントに戻り、いつもの用意をして、さっさと寝袋に潜り込んだ。(多分23:20頃)

先月の七面山では18:30頃に寝袋に入った為、なかなか寝ることが出来なかったが、この日は早々に爆睡。

2:30のアラーム一発で起きることが出来た。つまりジャスト3時間。睡眠は1時間半ごとに浅い、深いの周期が訪れるので、それにあわせることが出来ると目覚めが良いとラジオで聴いたことがあるが、それだったと思う。

外へ出てみた・・・

曇ってる!富士も見えていない!!

とにかく速報ブログをアップした。この時間にアップすれば、ブログを見た方は狸湖畔からダイヤを狙うと思うだろう。ところが、長者ヶ岳からダイヤを撮った。おお、スゴい!・・・なんてことをイメージしていた。時間が無いのに何やってるんだろうね。

時間は前後するが、金曜夜時点での府中はそこそこの強風で体感気温は低く、国道139号で見かけた温度計は7°を示していた。

ところが、田貫湖に着いたこの時間はそれほど寒くない。後から思えばこの気温が問題だったのだ・・・

オニギリとパンで朝食を済ませ、尿意がきたのでトイレへ。

3時間前よりも車の出入りがあり、なかには小さい子供の姿も。こんな時間に子供を連れ歩くなんて親は何を考えているんだろうか。

タントに戻って着替えを済ませた。ザックを背負ってみた・・・重い(>_<)

前述の七面山に比べればアイゼンが入っていないので軽いはずだが、ここ数回楽をしていたからか三脚やコッフェル、水を詰め込んだザックは重く感じた。

3:12 出発!

※ ヘッデン歩きの為、あまり撮影をしていません。コースの詳細は明るい時間に撮影した2月のレポをご覧ください。

最初の植林帯の階段登りがキツいのなんの。暑いし、重いし・・・

10分ちょっとで東海自然歩道分岐へ。ここでウェア上着を脱いだ。

3:45 ベンチへ。ここが第一富士見ポイントなのだ。(2月に撮った画像)

よ~し、富士が見えている!

荷物を置き、ペットボトルのお茶を飲んで、一息ついた。上着を着て、三脚をセットして、デジイチタイム!

ISO1600 f5.6 30S WB曇天 

ここで撮ったのは3カット。もっと色々試したかったが、ここで時間をロスしたら本末転倒だ。先を急ぐことにした。

4:12に休暇村からの道と合流(2月に撮った画像)するベンチへ。ここからも富士は見えるが、先ほどとそれほど変わらないので、休まず先へ。

この辺は傾斜が緩いので、どんどん歩いた。色が変わっていく様子を上で撮りたかったのだ。

ところが、そうは問屋が卸さなかった。だんだんガスってきたのだ。

わざとフラッシュを切らずに撮影。

ヘッデンが無くても歩けるほどに明るくなってきた。つまり、一番イイ時間は撮れなかった(>_<)

5:03 山頂へ 2月が1時間40分で、今回は1時間50分少々ならまぁまぁかな。

勿論(?)富士の方向はこの通り(T_T)

 

ヨッシーさんはどこだ・・・あそこか。灯りも点いている。起きているのかな。

近づくと、ヨッシーさんは顔を出してきた。

彼はキビシイ話しを楽しそうに語ってくれた。大まかには次の通り。

カメラ2台に三脚2つ、テントを入れて、ザックは20kg以上になった。

途中でバーナーを忘れたことに気付き、暖かいモノを食べることができなかった。

昨晩は○○時まで撮影出来たが、その後ガスが上がってきて見えなくなった。

気温は1°まで下がり、カッパまで着込んで寝た。

テントに入れてもらい、お湯を沸かしてカップ麺タイム。そしてヨッシーさんにコーヒーのプレゼント。

時々テントの外を見るが、状況は変わらない。

ヨッシーさんの携帯で本栖湖や河口湖のライブカメラを見ると、富士はクリアに見えている。また、雲画像を見ると関東付近には全く雲がかかっていない。なのに(;。;)

ヨッシーさんの経験から他が晴れていても、朝霧高原付近は雲が出やすいという。

5:47 それでもひょっとしてを期待して三脚をセットし、ダイヤタイムを待ってみた。

5:53になっても真っ白なまま・・・

ヨッシーさんはお友達と電話。電話の向こうでは晴れているという。

6:05 ようやく太陽が見えたが、これではどうにもならない。

 

6:27 太陽はダブルになったか?

6:37 富士も見えた! 遅いよ~

3月の七面山に続き山頂からのダイヤは連敗。でも、今日はこれで下山しない。この後、別の楽しみがあるのだ。

その2へ続く

※ ヨッシーさんのレポはこちらです。是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


4 コメント

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こちらも同様でした。 (ポエム爺さん)
2016-04-17 17:04:46
あー そちらもダマでしたか。
こちらもダマでしたよ。
新倉の忠霊塔でジッと座り込んで
我慢我慢の数時間でした。

「巨木立つ空を見やれば行灯の光も届かず枝は黒々」
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ポエムダマさん (のぞむ)
2016-04-17 19:23:54
分かっちゃいますが、天気は思い通りになりませんね。苦労が報われないと辛いです。
その分、スゴい風景を見られると感動もデカイのですが。
返信する
懲りずに (うーさん)
2016-04-18 06:25:19
お早うございます

前日、竜ヶ岳のスミレ散歩から帰りの
本栖湖からは、観ろと言わんばかりのクリアな富士山でした
翌日の天気は晴れ以外疑わなかったです
お二人のダイヤの写真楽しみにしていましたがU+2022U+2022U+2022
懲りずに挑戦し続けてください
お疲れ様でした
返信する
うーさん (のぞむ)
2016-04-18 18:06:47
>懲りずに挑戦し続けてください

3月の七面と今回で2連敗中ですが、ますますファイトが湧いてきました。
山の上からのダイヤ撮影を今シーズン中に達成すべく計画を練っています。
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