お馴染み“旬魚シリーズ”!
今月の「松江水産事務所○○氏の“つぶやき”」は、
底曳き網で漁獲される「カスベ」と
厳しい残暑にぴったり「心太(ところてん)」です。
まずは、カスベに関する“つぶやき“をご紹介します。
《写真:カスベ(ガンギエイ) 水産技術センター提供》
■ カスベの酢味噌和え+「α」
エイの仲間です。
スーパーではヒレの部分だけを100円/100g程度で売っています。
そのまま煮付けてもいいですが、独特の薫りがあります。
今回紹介するのは、
島根県小型底曳き網協議会会長の奥様方に師事いただいた
「カスベの酢味噌和え」です。
個人的には最強の(安くて旨い)肴と位置づけています。
カスベのヒレを購入
皮をはぐ、ここが少し労力のいるところ、軍手をはめてとっかかりを見つけ
ベリベリと一気にはがそう。色白のヒレになります。
軟骨に垂直に2~3ミリ幅ぐらいで切り進めるだけ切る。
少し切りにくいが頑張ろう。(ヒレの根っこは何かのついでに唐揚げにしましょう。)
切った軟骨を沸騰したお湯に入れさっと熱を通す。
冷水にとって水気を切る。
お皿に盛り、酢味噌をかけてできあがり。
+「α」は…
肴で楽しむにはやはり「α」=「辛み」
がほしいですよね
私は薬念(ヤンニョム)やラー油を作って
トッピングしています。
薬念の作り方はネットにたくさん紹介されています。
コチュジャンや今人気の
食べられるラー油もよく合うと思います。
どうぞお試しを。
ラー油、手作りしたら楽しいですよ
平成18年に国際交流員で文化国際課におられたセツさんに師事。
材料
トウガラシ(粗挽き大さじ1~2+ホールの輪切り10本ぐらい)
花椒(フォワジャ 山椒の実 大さじ1ぐらい(これが極め手))
[*アップした際はファオジャと記載していましたが正しくはフォワジャでしたので、修正に併せお詫び申し上げます9/24]
ごま(大さじ1ぐらい)
材料を金属製ボールに入れ、
80ccぐらいの熱したごま油を注ぐ、
できあがり
温度が高すぎると材料が焦げます 要配慮
焦げていなければ、沈殿材料 食用可也 麻辛美味
もちろん、トウガラシは、「オロチの爪」、
スパイシーな雲南産をおすすめします。
一度、山椒の実も雲南産を使ってみたいな。
魚食普及+「α」でした。
以上、松江水産事務所○○氏の“つぶやき”でした。
「心太」は後日紹介します。お楽しみに!
*アップした際は花椒(ファオジャ)と記載していましたが正しくは花椒(フォワジャ)でしたので、修正に併せお詫び申し上げます。