お馴染み“旬魚シリーズ”!
(旬魚については昨年8月21日のブログ参照)
今月12月の松江水産事務所○○氏の“つぶやき”は
「スルメイカ」、そして佐陀川の「スズキ」のおまけ付きです。
旬を味わってみましょう!
まずは、スルメイカに関する“つぶやき”からです。
《写真:スルメイカ 水産技術センター提供》
【スルメイカ】
今年は秋がとんじゃってあっという間に冬になりましたね。
今月はスルメイカを紹介しましょう。
ただ、今年はほとんど漁獲されていません。
でも11月の中旬になって姿が見え始めました。
■茹でスルメ & 肝醤油づくり
茹でイカは何かの雑誌に紹介されていて試してみたら、
丸ごとスルメを味わえます。
肝醤油づくりは年末年始から始まるチョギ釣り(ヤリイカ釣り)の
スッテを自作したときの残り部分で造っています。
チョイつまみにいいですね。
〈茹でイカ〉
鍋にたっぷり水を張り、スルメを丸のままいれる。
火をつけて沸騰後、小型のスルメで5分、大型で7~8分湯がく
(しっかり茹でる、茹で上がるとプルンと旨そうに丸みを帯びます。)
茹で上がりをまな板にヒレを下にして置き、ヒレの先端部分に包丁を入れ、透明なフネを引き出す。
(少し面倒、そのまま切ってもいいですがフネが残ったままになります。熱いので注意。)
適当な幅に切り、皿に盛りつける。できあがり
※ガブリとどうぞ。ウロ(肝)とスミの旨味が口の中に広がります。好みが分かれるかもしれませんね。
〈肝醤油づくり〉
菜箸を適当な長さに切り、細い方にゴンガラを打ち込み、逆側に丸い1号鉛玉を細釘で取り付け、
鉛側の方にヒモもつける。スルメの切り身を輪ゴムで適宜固定する。スッテ完成。(以上、省略可です。)
ウロ(肝)に多めの塩を振り、しばらく置く。
(これがポイント、肝の生臭さがとれます。)
胴体、ゲソやヒレを適当な大きさに切る。
ウロの塩を流し、包丁でたたいて醤油と混ぜる。肝1,醤油1ぐらい、舐めてみてお好みで。
切ったスルメをつけ込む。できあがり
※出来てすぐに食べられます。3日ぐらいは十分もちます。一味・七味をお好みで。
以上、松江水産事務所○○氏の“つぶやき”でした。
おまけの佐陀川の「スズキ」は後日改めてご紹介します。お楽しみに