おめでとう！

とても温かい結婚式と披露宴だった。
ゆうちゃんのウェルカムボード、お母さんの古布の犬、気持ちのこもったスピーチ、新郎新婦からひとりひとりに宛てた手書きのメッセージ、歌、演奏・・・。
みんなが笑顔で楽しんでて、おめでとうの気持ちにあふれてて。
こんなにたくさんの人に心からの祝福を受けられるのは、二人が今まで築きあげてきた、人との絆が、いかに強いかということなんだろう。

さんちゃんはウェディングドレスもお色直しの着物姿もほんとうに愛らしく、よく似合っていた。
テーブルを周ったり、着替えたりで、おいしい料理をを食べるヒマなんてないかなと思ったけど、ケーキ以外は食べたらしいし（笑）、よかった。

私もプチギフトを担当させてもらうことができてうれしかった。
こういう場面のお菓子を作るのは本当に楽しい。
それが友だちのためなら、なおさらだ。

おめでとう。そして、ありがとう！

コラボケーキ

焼きあがったケーキを袋に入れて、ゆうちゃんの作ったカードを添えてラッピング。
このカードは、新郎新婦からの挨拶とケーキの紹介の２枚あって、今回のためにゆうちゃんがデザインして作ってくれたものだ。

私のお菓子とゆうちゃんのカードでひとつの作品になって、それをさんちゃんの記念日のギフトとして使ってもらえる。
それはすごく幸せなことだなと思う。
さんちゃんの幸せな気持ちとありがとうの気持ちが、受け取った人にケーキと一緒に伝わればいいな。

プチギフトのバターケーキ

さんちゃんの結婚式のプチギフトのケーキ。
何にしようか相談してこの二つのバターケーキになった。
左がホワイトチョコベリー、右がキャラメルマーブル。
白っぽいケーキと茶色っぽいケーキで、味もそれぞれ特徴があるから、結構いいコンビじゃないかな。
ホワイトチョコベリーにはヴァニラビーンズも入れてグレードアップしてみた。
小さい型で焼こうか迷ったけど、大きく焼いて正解だった。
生地がのびのび膨らんでおいしそうに焼きあがった。

ホワイトチョコベリーはそのままでもいいけど、ちょっとレンジで温めると溶けたチョコが生地にしみ込んでおいしい。キャラメルマーブルはラム酒につけたいちじくと胡桃のコリコリとした歯ざわり、そしてキャラメルのコクが好相性。

さあ、あとはラッピング！

杏のコロンビエ

アーモンドのお菓子「コロンビエ」は、焼菓子だけれど卵をよーく泡立ててつくるので、軽くて優しい印象のお菓子だ。
その時どきでいろんなフルーツを混ぜて焼いている。
今日はあんず。
きれいなオレンジと甘酸っぱい味が、さわやかな季節にぴったりだ。

パンの耳ラスク

カンテでイートインした帰り、買って帰ったラスク。
ここのはしっかり甘くて香ばしくて、大好きなのだ。
発酵バター、シナモン、ココナツ、丹波黒豆などが並ぶ中、私の心をとらえたのは、「パンの耳」！食パン型のパンのはじっこのところばかりが入ってる！
こんなのはじめて見たよー。
しかもこれだけなぜか手書きで書いてある。
袋詰めしてたら耳のとこばかりあまっちゃったから、仕方なく作ったって感じ？
でも私にはこれが一番魅力的だ。

ガリガリ、みしみしした歯ざわりがたまらない。
黒糖パンも田舎パンもおいしかったけど、今回はこれにやられたな。
さすが、カンテ♪