それでは後半です
108.7kmあるレースでついに66.6kmまできたここまで11時間弱。
残りは40kmちょっとなんで、単純に考えると20時間切り
そんなに甘くはありません
それではトラブル続きのレース後半です。
A5高森峠まで(区間9.4km、全距離76km) 総タイム14:23:10
到着したA4エイドではドロップバッグがある
まずは汚れた脚や顔をきれいにするためにドロップバッグに忍ばせていたボディタオルできれいにする。
靴下も履き替えようと脱いで足の裏を見たところ、両足ともえげつない状態
前足部に巨大な水ぶくれ
これがやぶけるとめちゃ痛そう・・・どうしよう・・・そうだワセリンをもらおうと思って救護所へ
スタッフの方もこれはヒドイって、、、ワセリン塗る前にしっかり乾燥させた方がいいということで、元々30分程度は休憩しようと思っていたけど、足の裏の状態があまり良くないのでのんびりすることにする
高菜まんを食べたり、後半分のジェルをバックパックに入れたり、ゲイターやアームウォーマーを装着し、夜間に備えてライトの準備したりしながら足を乾燥させる時間を作る。
そうそう、ヒル対策の消毒スプレーも取り出しやすいとこに入れて準備。
GARMINも充電したりもしたんで結局、小一時間ほど時間を使ったけど、乾燥させた足にワセリン塗って、靴下を履き替えたら、脚の痛みが全然マシになったぁ~
この休足、大正解でした
スタートして一瞬だけトレイル走ったけど、すぐにきつい上りのロードが続く。
足裏への負担をかけないように走らず、早歩きで
まだライトをつけずにロードを進めて良かった。
トレイルに突入し、ヘッドライトをON
アップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。
途中、距離は少しだけだけど超急勾配の上りがあって、めちゃ滑るし、手を使って、手袋が泥だらけになりながらも上りきる。
上りきったところでちょっと休憩。上がってきたランナーと珍しく談笑。
夜景がキレイだった
下りになると痛みはあまりないものの、足の裏の水ぶくれが破れないかが気になる。
ほぼほぼ予定通りでエイド到着。
A6清水峠まで(区間8.8km、全距離84.8km) 総タイム16:33:32
A5高森峠エイドでやっぱり足の裏が気になるのでエイドのスタッフにワセリンをもらおうと思ったら、「ありません」って
でも近くにいたおっちゃんランナーが貸してくれました本当にありがとうございました。
ワセリン塗ってたらあっという間に身体が冷えてきたので、さっさと出発
この区間は8.8kmで予定では2時間弱で行くつもり。
ここもアップダウンを繰り返しながら、高度を上げるコース。こういうコースは結構好きでる
足の裏は気になるが、身体の疲れもあまり感じてはいない。
調子悪くはない
夜間になってさらにテンションが上がってきている
それなのに暗くて、コースが分からない
シングルトラックのようなコースなら迷うこともないけれど、広い草原を走るようなところではどの方向に進むのかが本当に分かりにくい
マーキングテープが少ないので正しいルートを走っていてもミスコースしていないか気になってばかり。
霧が少し出てきて、余計にライトの光が届かなくなるので見えない。
何度か迷っては立ち止まり、追いついてきたランナーと道を探したりと思うように進めなかった
そして、ヒルの恐怖
足元からも狙ってくるし、なんなら木の上からも降ってくるらしい
水場に多いのは知ってはいたけど、湿気のある山ならどこからでも襲ってこれるらしい
走りながら消毒スプレーを足元、首元、腕に吹きかけまくる。
走りながらでもできるので楽チンこれはええもん買いました
後から聞くとこの区間でヒルにやられたランナーもいたようです。
ロストもあったけど、まぁ予定通りでA6エイドに到着。
A7地蔵峠まで(区間12.9km、全距離97.7km) 総タイム20:18:25
A6エイドではあたたかいコンソメスープを飲んで出発
次なる区間はこれまでよりもアップダウンが多く、距離も12.9kmもあるんで予定では2:50。
ここが勝負どころ
でもまだ不思議と太ももは痛くない。
足の裏もひどくはなっていないようである
このあたりになると前後にランナーは全くいない。
きつい上りは歩いて、普通の上りは早歩きして、ゆるい上りは走る。
ここにきてエンジン全開っていうぐらいペースは悪くはない
でも、やっぱりコースが分かりにくい。
走っていても、次のマーキングテープがあるまで5分近く走るので不安で仕方がない。
霧があるのでコースを見落としている可能性は十分にある。そして、ヒルの恐怖。
まぁこのあたりにくるとほんまにヒルおるのかなって思っていたのでそんなにビビッてはいなかったけど、途中追い抜いたランナーに「ヒルにやられたんで注意してくださいね」って余計なひと言をもらい、またちょっと恐怖との闘い
めちゃめちゃ歩きにくい木の階段が連続して続くところはいかにも湿気がすごく、ヒルの恐怖がすごかったけど、そのおかげでペースは落ちなかった
エイドまでもう少しかなと思っていたところで、前からランナー数人が戻ってくる。
集団でロストしたようである。
でも正しいルートが分からない。そもそも間違っていないんじゃないかと思って一人でランナーが戻ってきた方へ進んでみる。
たしかにマーキングテープはない。けど、それはいつものパターンそのまま進んでみるとようやくマーキング発見
この時は嬉しかったなぁ
エイド手前の下りは激下りで滑る滑る・・・ここでちょっと足の裏に痛みを感じるかなと思ったけどそうでもない。
ワセリン効果すげぇぜ
ただ、滑って何度も転んだ
予定よりも遅れてエイドに到着。
ゴール俵山交流館萌の里まで(区間11km、全距離108.7km) 総タイム24:34:27
いよいよ最後のエイド。時間は夜中の3時過ぎ
ここで満を持してカフェイン投入
ほとんど休息もせず、出発
あまり大きなアップダウンはなく、ずっと走って進む。
やはり霧で見えにくいけれど、マーキングテープが少ないことにも慣れてきて、あと1分程走ったらマーキングテープがあるだろうと思って走っていて見つけた時は楽しくなった
ここまで来るとほとんど他のランナーを見ない。
きっとこのタイムで来ているランナーは歩かないので追いつくこともないし、俺もペースよりめちゃくちゃ速いペースの人もいないので追いつかれることもないのであろう。
この区間は上りよりも激下りが多いので、下りでの転倒には気を付けないと
順調よく来ていたところでこれまでで最大のロストを経験する。
坂を上り切ったところで目の前に現れた下り坂。
実は足の裏の水ぶくれが痛みだしてきており、きつい下り坂はつらい。
・・・ってかそもそもこんなキツイ下りって下れるの?って思っていたら、すぐ横にもう一つのルートを発見。
よく見りゃ、俵山方面と書いた標識もあるじゃないか。
「・・・ん、いや待てよ。今走ってきたルートで行くとこのままこっちの下り(最初に見つけた方の下り)やろ。どっちや?」
っと迷っていたら、後ろからランナーがやってきた。
横に見つけたルートをよく見ると、人が滑って行ったような跡がある。さらに少し下りてみると鎖もある。こっちだなということで二人で下り始める。
この下り、、、めちゃめちゃ滑ります
滑り台のように普通に5mぐらい滑ります。
霧があって、いつの間にかさっきのランナーとははぐれてしまい、前も見えないのでどれだけまだ下るか分からないけど、とにかく下り(滑り?)続けていく。
そうしたら・・・なんと行き止まり
探しても探してもマーキングテープどころか道さえありません。
滑り落ちてきたこの坂をまた上りなおさなければいけない・・・滑って滑って上れない。
上ろうとして、また滑り、あやうく右のシューズが脱げそうになった
ここでシューズが脱げたら、見つけることもできないかもしれない。
ものすごく風も強く身体が冷えだして、上れない焦りもあり、初めてこれって遭難っていうことに気付いた
ヤバいやん
でも、上るしかない。
四つ這いになりながら、どうにか上り続け、ようやくあと少しということで、少し霧が晴れてきて、横に誰かのヘッドライトを見つける
あっちがルートだと確信し、滑り落ちないように横に進み、正しいルートに戻ることができた。
この間、約40分
どうやら最初に見つけたルートが正しかったようでした。スゴイ激下りやと思ってたけど、それは最初のほんの一部だけだったらしい。
俺が選んだルートでも行けたようですが、滑り落ちていく方向が悪かったようです
次回は絶対ここでは間違いません
夜明けになったのか少しずつ明るくなり始め、正しいルートに戻れた安心感
けれど、思っていたよりも身体が冷えてしまい、何度も滑り落ちた影響で体力が一気に失われてしまっていた
そして、もう一つ。
右のシューズの親指のとこが破れてしまっていました
おそらく、滑り落ちた時に破れたのでしょう。
これが走るにはすごく走りにくい。
ここまでいい調子で来ていたのに、ペースダウン
特に下り坂では水ぶくれが痛くて、踵重心になってしまうと滑り落ちてしまい、シューズの中に大量の泥が入ってくる。
ここはつらかったなぁ
けど、太陽が昇ってきてなんか少しずつ気持ちがまた高まってきた。
最後の山、俵山からの眺めは気持ち良かった
こっからの激下りはまったく走れず、水ぶくれの痛み、シューズの影響、何度も何度も滑った
でもゴールまでもう少しだ
ゴールが見えた
でも下りがつらいからゴールが見えてから、30分以上かかってゴール
24時間34分(朝7時34分)
ゴール後はお弁当をくれたのでそれを食べたり、よごれた身体やウエアを洗ったり。
破れたシューズは捨ててきました(ちゃんとスタッフのおっちゃんに了解を得ました)
24時間を超えるレースでしたが、思ったより体へのダメージはなく、水ぶくれもどうにか破れずにすんでおり、一睡もしていなかったけど、温泉入り、コンビニでメシを食べ、空港まで運転し、ステーキを食べました。
レース直後は来年はどうしようかな~って考えていましたが、今はハッキリと「来年も走りたい」です。
阿蘇ラウンドトレイルは日本で最高のトレイルレースです(たぶん)
108.7kmあるレースでついに66.6kmまできたここまで11時間弱。
残りは40kmちょっとなんで、単純に考えると20時間切り
そんなに甘くはありません
それではトラブル続きのレース後半です。
A5高森峠まで(区間9.4km、全距離76km) 総タイム14:23:10
到着したA4エイドではドロップバッグがある
まずは汚れた脚や顔をきれいにするためにドロップバッグに忍ばせていたボディタオルできれいにする。
靴下も履き替えようと脱いで足の裏を見たところ、両足ともえげつない状態
前足部に巨大な水ぶくれ
これがやぶけるとめちゃ痛そう・・・どうしよう・・・そうだワセリンをもらおうと思って救護所へ
スタッフの方もこれはヒドイって、、、ワセリン塗る前にしっかり乾燥させた方がいいということで、元々30分程度は休憩しようと思っていたけど、足の裏の状態があまり良くないのでのんびりすることにする
高菜まんを食べたり、後半分のジェルをバックパックに入れたり、ゲイターやアームウォーマーを装着し、夜間に備えてライトの準備したりしながら足を乾燥させる時間を作る。
そうそう、ヒル対策の消毒スプレーも取り出しやすいとこに入れて準備。
GARMINも充電したりもしたんで結局、小一時間ほど時間を使ったけど、乾燥させた足にワセリン塗って、靴下を履き替えたら、脚の痛みが全然マシになったぁ~
この休足、大正解でした
スタートして一瞬だけトレイル走ったけど、すぐにきつい上りのロードが続く。
足裏への負担をかけないように走らず、早歩きで
まだライトをつけずにロードを進めて良かった。
トレイルに突入し、ヘッドライトをON
アップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。
途中、距離は少しだけだけど超急勾配の上りがあって、めちゃ滑るし、手を使って、手袋が泥だらけになりながらも上りきる。
上りきったところでちょっと休憩。上がってきたランナーと珍しく談笑。
夜景がキレイだった
下りになると痛みはあまりないものの、足の裏の水ぶくれが破れないかが気になる。
ほぼほぼ予定通りでエイド到着。
A6清水峠まで(区間8.8km、全距離84.8km) 総タイム16:33:32
A5高森峠エイドでやっぱり足の裏が気になるのでエイドのスタッフにワセリンをもらおうと思ったら、「ありません」って
でも近くにいたおっちゃんランナーが貸してくれました本当にありがとうございました。
ワセリン塗ってたらあっという間に身体が冷えてきたので、さっさと出発
この区間は8.8kmで予定では2時間弱で行くつもり。
ここもアップダウンを繰り返しながら、高度を上げるコース。こういうコースは結構好きでる
足の裏は気になるが、身体の疲れもあまり感じてはいない。
調子悪くはない
夜間になってさらにテンションが上がってきている
それなのに暗くて、コースが分からない
シングルトラックのようなコースなら迷うこともないけれど、広い草原を走るようなところではどの方向に進むのかが本当に分かりにくい
マーキングテープが少ないので正しいルートを走っていてもミスコースしていないか気になってばかり。
霧が少し出てきて、余計にライトの光が届かなくなるので見えない。
何度か迷っては立ち止まり、追いついてきたランナーと道を探したりと思うように進めなかった
そして、ヒルの恐怖
足元からも狙ってくるし、なんなら木の上からも降ってくるらしい
水場に多いのは知ってはいたけど、湿気のある山ならどこからでも襲ってこれるらしい
走りながら消毒スプレーを足元、首元、腕に吹きかけまくる。
走りながらでもできるので楽チンこれはええもん買いました
後から聞くとこの区間でヒルにやられたランナーもいたようです。
ロストもあったけど、まぁ予定通りでA6エイドに到着。
A7地蔵峠まで(区間12.9km、全距離97.7km) 総タイム20:18:25
A6エイドではあたたかいコンソメスープを飲んで出発
次なる区間はこれまでよりもアップダウンが多く、距離も12.9kmもあるんで予定では2:50。
ここが勝負どころ
でもまだ不思議と太ももは痛くない。
足の裏もひどくはなっていないようである
このあたりになると前後にランナーは全くいない。
きつい上りは歩いて、普通の上りは早歩きして、ゆるい上りは走る。
ここにきてエンジン全開っていうぐらいペースは悪くはない
でも、やっぱりコースが分かりにくい。
走っていても、次のマーキングテープがあるまで5分近く走るので不安で仕方がない。
霧があるのでコースを見落としている可能性は十分にある。そして、ヒルの恐怖。
まぁこのあたりにくるとほんまにヒルおるのかなって思っていたのでそんなにビビッてはいなかったけど、途中追い抜いたランナーに「ヒルにやられたんで注意してくださいね」って余計なひと言をもらい、またちょっと恐怖との闘い
めちゃめちゃ歩きにくい木の階段が連続して続くところはいかにも湿気がすごく、ヒルの恐怖がすごかったけど、そのおかげでペースは落ちなかった
エイドまでもう少しかなと思っていたところで、前からランナー数人が戻ってくる。
集団でロストしたようである。
でも正しいルートが分からない。そもそも間違っていないんじゃないかと思って一人でランナーが戻ってきた方へ進んでみる。
たしかにマーキングテープはない。けど、それはいつものパターンそのまま進んでみるとようやくマーキング発見
この時は嬉しかったなぁ
エイド手前の下りは激下りで滑る滑る・・・ここでちょっと足の裏に痛みを感じるかなと思ったけどそうでもない。
ワセリン効果すげぇぜ
ただ、滑って何度も転んだ
予定よりも遅れてエイドに到着。
ゴール俵山交流館萌の里まで(区間11km、全距離108.7km) 総タイム24:34:27
いよいよ最後のエイド。時間は夜中の3時過ぎ
ここで満を持してカフェイン投入
ほとんど休息もせず、出発
あまり大きなアップダウンはなく、ずっと走って進む。
やはり霧で見えにくいけれど、マーキングテープが少ないことにも慣れてきて、あと1分程走ったらマーキングテープがあるだろうと思って走っていて見つけた時は楽しくなった
ここまで来るとほとんど他のランナーを見ない。
きっとこのタイムで来ているランナーは歩かないので追いつくこともないし、俺もペースよりめちゃくちゃ速いペースの人もいないので追いつかれることもないのであろう。
この区間は上りよりも激下りが多いので、下りでの転倒には気を付けないと
順調よく来ていたところでこれまでで最大のロストを経験する。
坂を上り切ったところで目の前に現れた下り坂。
実は足の裏の水ぶくれが痛みだしてきており、きつい下り坂はつらい。
・・・ってかそもそもこんなキツイ下りって下れるの?って思っていたら、すぐ横にもう一つのルートを発見。
よく見りゃ、俵山方面と書いた標識もあるじゃないか。
「・・・ん、いや待てよ。今走ってきたルートで行くとこのままこっちの下り(最初に見つけた方の下り)やろ。どっちや?」
っと迷っていたら、後ろからランナーがやってきた。
横に見つけたルートをよく見ると、人が滑って行ったような跡がある。さらに少し下りてみると鎖もある。こっちだなということで二人で下り始める。
この下り、、、めちゃめちゃ滑ります
滑り台のように普通に5mぐらい滑ります。
霧があって、いつの間にかさっきのランナーとははぐれてしまい、前も見えないのでどれだけまだ下るか分からないけど、とにかく下り(滑り?)続けていく。
そうしたら・・・なんと行き止まり
探しても探してもマーキングテープどころか道さえありません。
滑り落ちてきたこの坂をまた上りなおさなければいけない・・・滑って滑って上れない。
上ろうとして、また滑り、あやうく右のシューズが脱げそうになった
ここでシューズが脱げたら、見つけることもできないかもしれない。
ものすごく風も強く身体が冷えだして、上れない焦りもあり、初めてこれって遭難っていうことに気付いた
ヤバいやん
でも、上るしかない。
四つ這いになりながら、どうにか上り続け、ようやくあと少しということで、少し霧が晴れてきて、横に誰かのヘッドライトを見つける
あっちがルートだと確信し、滑り落ちないように横に進み、正しいルートに戻ることができた。
この間、約40分
どうやら最初に見つけたルートが正しかったようでした。スゴイ激下りやと思ってたけど、それは最初のほんの一部だけだったらしい。
俺が選んだルートでも行けたようですが、滑り落ちていく方向が悪かったようです
次回は絶対ここでは間違いません
夜明けになったのか少しずつ明るくなり始め、正しいルートに戻れた安心感
けれど、思っていたよりも身体が冷えてしまい、何度も滑り落ちた影響で体力が一気に失われてしまっていた
そして、もう一つ。
右のシューズの親指のとこが破れてしまっていました
おそらく、滑り落ちた時に破れたのでしょう。
これが走るにはすごく走りにくい。
ここまでいい調子で来ていたのに、ペースダウン
特に下り坂では水ぶくれが痛くて、踵重心になってしまうと滑り落ちてしまい、シューズの中に大量の泥が入ってくる。
ここはつらかったなぁ
けど、太陽が昇ってきてなんか少しずつ気持ちがまた高まってきた。
最後の山、俵山からの眺めは気持ち良かった
こっからの激下りはまったく走れず、水ぶくれの痛み、シューズの影響、何度も何度も滑った
でもゴールまでもう少しだ
ゴールが見えた
でも下りがつらいからゴールが見えてから、30分以上かかってゴール
24時間34分(朝7時34分)
ゴール後はお弁当をくれたのでそれを食べたり、よごれた身体やウエアを洗ったり。
破れたシューズは捨ててきました(ちゃんとスタッフのおっちゃんに了解を得ました)
24時間を超えるレースでしたが、思ったより体へのダメージはなく、水ぶくれもどうにか破れずにすんでおり、一睡もしていなかったけど、温泉入り、コンビニでメシを食べ、空港まで運転し、ステーキを食べました。
レース直後は来年はどうしようかな~って考えていましたが、今はハッキリと「来年も走りたい」です。
阿蘇ラウンドトレイルは日本で最高のトレイルレースです(たぶん)
結局この3部作を読むと、「道迷いとワセリンとヒル」ですね。
来年は仕事や済んで行こうかな~
受付も本人確認があるんですよねー(´д`|||)
あの写真は…また次のblogで報告しますねー