故郷は遠きにありて

降って湧いた問題にゆれる故郷を思う日々

ツバメとスズメ

2015-04-29 09:10:12 | Weblog
この辺も年々、田んぼが減っているけれど今年もツバメたちがやって来た。

駅前の商店街の天井はあちこちにツバメの巣があり、子育てに勤しんでいる。子供の頃、母からツバメは「餅食うて柿食うて口しぶーい(もちくてかきくてくちしぶーい)」と鳴くと教わった。そう聞いてみるとなるほどそう聞こえる。

祖母からはツバメとスズメのお話を聞いた。

スズメはは親が死ぬ時すぐに駆けつけた。だからあまり美しくはない。ツバメはお化粧をして出かけてきれいだけれど、親の死に目には逢えなかった。神様はスズメにはお米を食べることを許し、ツバメにはお米ではなく虫を食べるようにされたと。

写真はツバメとスズメには関係がないけれど、緑の小道にあるかつては砂場だったところ。私の子供たちがいたころは子供たちがいつも走り回るので草もあまり生えなかったけれど、今は子供が減ってどこもかしこも草が生い茂っている。砂場も草場になってしまった。

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