片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

2/27-28 サガダーバギオ

2023-03-22 22:56:08 | 2023 フィリピン

 古くからこの地帯では死者を棺桶に入れて崖に安置する風習が続いていた。

足場を組んで崖の中腹に落ちないように固定する。

こうして年月が経ち、棺桶が風化して遺骨が地上に落ちてくると別の場所に埋葬する。

崖の中腹に吊り下げられているのでハンギング・コフィン(吊り棺桶)と呼ばれている。

 鄭・蔡の両氏は洞窟探検が主目的だったというので別行動にする。

昼過ぎのバギオ行きのバスで落ち合うこととなった。

街の観光案内所で、入山料を支払い、指定されたガイドと歩き始める。

現在の墓地がある丘を登ってその先にある崖を目指す。

ガイドのおばさんは、ハンギング・コフィンを見た後、谷の奥を回るオプショナルを付けてくれという。

棺桶が300、追加が700の合計1,000ペソだ。

はじめは追加はいらないと断ったが、谷の景色風景がよかったので、続いて歩くことにした。

ガイドは大層喜んだ。

ハンギング・コフィンは日本のテレビで取り上げられたのを見たことがあるので目的地に入れた。

下の谷にはコーヒー栽培の畑やサトウキビの畑などがあり、その谷は大きな洞窟から流れ出ていた。

痛い脚で2時間ほど歩いて、昼にバスターミナルでバスに乗った。

昼食をとる時間がないと思い、クッキーなどを仕入れてバスで二人を待った。

二人は洞窟で腰まで水につかりながら中を歩いたそうで大層喜んでいた。

 バスは高い稜線を縫うように細い道を通てバギオに夕方着いた。

正規のルートが通行止めらしく大回りして6時間かかった。

バギオはアメリカ統治時代アメリカ人の避暑地として開発された街だ。

ショッピングモールなどもある都会だ。

しかし、坂が多く歩くのは辛かった。

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3/20 鄭さんが送ってくれた写真

2023-03-20 23:27:18 | 2023 フィリピン

 左が蔡さん、右が鄭さん。

 棚田のあぜ道。これを伝って昇り降りする。

 町を結ぶ山道、標高1,500メートル前後だ。

 私と別行動した洞窟探検。

 私が行った、ハンギングコフィン(吊り棺桶)に彼らも行ったようだ。

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2/25-26 マニラーバナウェーサガダ

2023-03-18 23:47:24 | 2023 フィリピン

 ルソン島北部は山がちの村に多くの立派な棚田が作られている。(ネットで拾った写真)

 

 25日の打ち上げをそこそこに22時発の夜行バスに乗るためにオハヤミトランスのバス停までタクシーで行く。

20分程度かと思ったら30分以上掛った。

バスの待合は混んでいる。

どうも白人の女性が多い。

それもフランス語のおばさんが目立つ。

私の隣にはアジア人の男性が座ってきた。

私が先に窓際に座っていると、そこは自分の場所だがまあいいと言って通路側に座った。

もう眠くてめんどくさかったがよく確認すると彼の言う通り。

席を変わった。

話もせずにすぐに寝に落ちた。

 翌朝7時ごろ山の上のバナウェのバス停に着いた。

バッグは最初に入れたので一番奥で最後に近かった。

待っていると、隣にいたアジア人男性が話しかけてきた。

ここからどうする積りだ、ホテルは取ってあるのか?と。

何も決めていないと答えていると、ジプニーの客引きが割り込んでくる。

客引きと話している内に、アジア人男性と一緒にここを観光することになった。

彼は台湾から来た鄭さん29歳だ。

ジプニーの運転手が取り敢えず朝飯を食いながら相談しようと近くの宿まで連れていかれた。

ここの観光はガイドを雇わなければならない。

棚田入り口までとガイドで一人2,500、二人で5,000ペソだと言う。

高い、二人で3,000だと言うと、それならジプニーではなくトライシクロだと言う。

鄭さんはそれで納得したので決めた。

鄭さんが予定していた棚田まで2、30分乗る。

入り口でガイドが付いて歩き出す。

入山を登録するところで、またアジア人男性に会う。

彼はやはり台湾人の蔡さんだ。

暫らく3人で歩いたが、ガイドが二人分のガイド料しか貰っていないので、追加を払ってくれと言う。

それではと蔡さんは一人で先に行った。

 写真のような標高差200メートルはありそうな棚田の谷を降りて、谷の奥にある滝まで行くのが行程だ。

石の階段を下りて行くうちに、腿や脛の筋肉が悲鳴を上げだした。

登り返しが出来るだろうかと心配になった。

それでも谷底まで下りた。

若い二人はさらに滝壺まで下りたが私は行かなかった。

帰りは冷や汗を流しながらなんとか登った。

筋肉痛だけで膝が無事だったので何とかなった。

 町に戻ると情報が混乱していて、宿のおばさんは鄭さんの目指すサガダへのバスはないと言われたり、トライシクルの運転手はあるという。

運転手の言うことを信用してバスと言ってもバンだが、それが停まっているところに行く。

サガダへの途中のボントックまで一人500ペソだと言う。

そこからサガダへはジプニーが100だと言う。

そのバンは二人だけで3時間ほど乗った。

車内では鄭さんと中国語、英語、日本語で話をした。

中国話と言わないで、中話と言ってくれと注文を受けた。

台湾の人の80%は中国が嫌いだと言う。

 ボントックからのジプニーは80ペソだった。

 

 

 

 

 

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3/4ー6 自宅療養

2023-03-07 17:09:39 | 2023 フィリピン

 ラオアグからのバスは海岸近くの低地を走る。

広い畑が広がっている。

 

 羽田でも接種証明は写真でOKだった。

8時半に掛川に着き、妻に迎えてもらい自宅へ。

昼までベッドで熟睡。

午後はスマホの再設定。

頭痛がして微熱が続く。

疲れだろうと思い、早めに寝る。

夜中に胸が締め付けられるように痛む。

狭心症の前兆のような痛さだ。

身体の位置を動かして、痛みのない姿勢で何とか眠る。

翌日も続き、家にある解熱剤、痛み止めで凌ぐ。

一時は救急に行こうかと考えたが、我慢する。

夜になり薬が効いたのか痛みが和らいだ。

 翌日は少し熱はあるものの、胸の痛みはないので、福田沢の桜を見に行った。

これでフィリピン旅行終了となるところだが、途中、写真が消えてアップできなかったバナウェイ、バギオが残っている。

出会った鄭さんが写真をメールで送ってくれるというので、待つかネットで写真を探してアップする。

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3/3 ラオアグーマニラ

2023-03-07 16:20:29 | 2023 フィリピン

  宿近くの飯屋で夕食。

豚のひき肉を甘辛く煮たもの。

ひき肉といっても骨や軟骨も歯に当たる。

半分食べた。

 朝は早くから起きた。

5時に目覚ましをセットしたがその前に起きだした。

シャワーを浴び、荷物をまとめ朝食を摂りに下へ。

6時半までに食事を済ませ、トライシクロを探してバスターミナルに向かえばよい。

最初に出されたホットミルクを飲んでいる内に時計を見ると45分を指している。

もう6時半を過ぎてしまっていると慌てて残りの食事をせずに飛び出した。

シクロの捕まえられそうな通りまで歩く。

真っ暗な道を走ってくる灯りは中々ない。

来ても空車ではない。

焦りながら待つ。

やっと捕まえターミナルに55分、間に合った。

係員に7時のバスはどれだと訊くとまだ待てという。

もう直ぐではないかともう一度時計を見ると5時55分だった。

6時と完全に勘違いしていた。

バスは遅れて7時半過ぎに出発した。

途中乗降なしのダイレクトの積りでいたが違った。

13時間近くかかって20時過ぎマニラのクバオに着いた。

 チケットオフィスの女性に空港までのGrabタクシーを呼んでもらった。

ターミナル1まで522ペソ。

全く安心によるでもタクシーに乗れる。

 空港のチケットカウンターでまた問題。

スマホに入れていた接種証明が消えている。

確認できないのでPCR検査を受けてこいという。

明日は土曜なのでやっていないが日曜にはやっている。

日曜の夜の便に変更しろという。

空港で2泊しなければならない。

妻にメールで接種証明書の写真を撮って送れと頼んだが、どうせ妻はメールを見ないだろうと半分あきらめ、椅子に座ってホテルを探そうとした。

すると奇跡的に妻からこれでいいかと、送られてきた。

画像が届くのに時間が掛ったが、届いたので、急いでカウンターに戻った。

なんとか予定の23時40分の便が入手できた。

 通関を済ませてJALのラウンジを探す。

娘がビジネスを取ってくれたので利用できる。

久しぶりのラウンジと期待して入ってみると、何のことはない、缶ビール、ジュースに袋菓子などが並んでいるだけだ。

 遠ざかるマニラの夜景。

リクライニングシートはさすがビジネス。

独立していて、真っ平にまでできる。

食事もとらずに爆睡した。

 

 

 

 

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