片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

12/2 キチジョウソウを見に行く

2023-12-02 22:26:45 | 野鳥

 スマホのカメラではちゃんと写らない。昨日の新聞記事ではヤブランやジャノヒゲぐらいの大きさかと想像していたがもっとずっと小さくて10センチにも満たなかった。

記事では落松羽の谷にあるということだったので、そこまで車を進めた。さすが土曜日で天辺のバードセンターあたりは駐車スペースはほぼ埋まっていた。そこからさらに北側に下りて行くと、昨冬サンコウチョウの営巣していた辺りが目的の場所だ。広くなった路肩に車を停めた。横に停まっている車から高齢のカップルが出てきて、花を見に来たかと話しかけてくれた。そうだと言うと、私たちも探していたが、今見てきた人から場所を聞いたからついて来いと言う。ついて行くと、ラクショウの谷からさらに下に降りた場所の斜面を登り始めた。しかし記事の内容からそんな谷から離れたところではないのだろうと思って、失礼だけども先ず他を探してみると断って、谷筋に戻った。上下を探してみるがそれらしい所はない。またさっきの斜面に戻ると、先ほどのカップルが下りてきた。あったよという。奥さんがそれでは場所まで案内するとUターンして歩き出した。上にあるなら勝手に行くからいいですよというと、歩くためにここへきているから、歩く距離が伸びて好都合だという。旦那さんは相当くたびれている様で黙って降りて行った。少し上ると、確かに小さな看板が立てられて場所が明示されていた。花の咲いていない株はいくつかあったが、咲いていたのは2株だけだった。教えてもらわないと見つけられない状況だった。先着の別のカップルが写真を撮っていた。その奥さんがまた話しかけてくれた。自然好きで近くの万葉の森にも行って古代の食事を摂ってきたと話してくれた。高齢の女性の社交性の高さに舌を巻く。どのカップルも親父たちは黙って一言も発しないのに奥さんたちは社交的だ。

ルビーのようなキチジョウソウの実。

 

 エリーが我慢できなくなって、いつもの第7駐車場へ移動する。沢沿いのベンチで買って来たおにぎりとお好み焼きで昼食。その後沢に沿って登る。一回りしてダム湖で妻がカモを撮っていると、此岸から彼岸に鮮やかな羽色が空をかすめた。カワセミだ。ここで見るのは初めただ。対岸のデッキの柵に止まっている。肉眼では見つけられないほどの距離だ。50メートルぐらいはあるだろうか。妻のカメラでは上手く写らなかった。

 妻にとってカワセミとの二度目の遭遇、かなり感動していた。吉祥草にお眼にかかったおかげで幸運に恵まれたと喜んでいる。

キチジョウソウは滅多に花が咲かないことで、その花を見ることが出来るとは、おめでたいと名付けられたらしい。

 

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11/26 オシドリを探して

2023-11-27 11:31:17 | 野鳥

 朝になってオシドリを探しに行きたいといい出した。先ず桜が池を見た。マガモとキンクロハジロは認めたがオシドリは居なかった。次に向かったのは蓮華寺公園の池。見ることのできたのはマガモ、コガモ、ウの三種類。山に登っても鳴き声は聞こえるが姿は見えない。一時間半ばかり山道を歩いた。

 山の斜面に必死にしがみつくハゼノキの根。こんなにむき出しになっていて支える力は十分あるのだろうか。

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5/25 ビワ収穫と自然観察

2023-05-25 22:56:38 | 野鳥

   松野さんの裏庭、がけ崩れの後の修復と山に点在するサラサウツギの花。

 ビワを収穫した。

あまり大きな実ではないがそれでも販売されているサイズだ。

甘味は強い。

もっと大きな種類もあるがそちらはまだ熟していない。

とても食べきれる量ではないので、近所に配る。

松野さんと宮本先生にも持って行く。

松野さん宅の裏庭は土砂崩れの跡がきれいに修復されている。

大きな自然石で土留めがされている。

野面積みだと松野氏が自慢した。

大きな石を山から運んでくるのはさぞ大変だったろう。

今はサラサウツギが彼方此方で満開できれいだ。

帰りに、お返しとしてヒラドツツジの赤と白の苗木を頂いた。

 宮本先生宅はお留守だった。

裏の加茂神社の照葉樹林の自然林を覗いた。

千年以上人工的植栽はされていないのでこの地域の特色を保つ照葉樹林だ。

先生から山で各種の鳥が鳴いているよとのお知らせがあったので分け入ったが、やはり声はすれど姿は見えず、だった。

 ついでに福田沢にも足を伸ばした。

 自然観察会ホオジロの会の主要メンバー岡本さんが貴重な草花の残る斜面の草取りをされていた。

大きな草に覆われて絶えてしまわないように日頃から管理されている。

 家のバラのアーチにモズの速贄(はやにえ)らしき大きなカエルの干物が引掛けられていた。

孫たちが来たとき見せてやりたいがそれまで残っているだろうか。

  夜、高校の同窓会をやるがクラスの世話人をやってくれという電話があった。

60年近く前の同級生だが、名前を聞くと面影が蘇った。

秋の開催予定だとのこと、微力ながら協力させてもらうことにした。

 

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5/22 浜北森林公園

2023-05-22 23:10:47 | 野鳥

  オオルリのメス。

 妻のバラ仕事が一段落したので、森林公園でバードウォッチング。

公園の一番下の第7駐車場に車を止めてキャンプサイトから入った最初の小川近く(上の写真)でこのオオルリを見つけた。

観察している人に訊いてみると、オスは現れずメスばかりだという。

早春に来た時もこの場所は絶好の観察場所だった。

 水辺の広場からうぐいす谷を登って頂上のヴィジターセンターまで行く。

途中いつものように、声はすれど姿は見えず、の状態だ。

しかし、新緑の中を歩くのは気持ちがよい。

 カキツバタの咲く沢。

 二本の幹が途中で一部癒着した木。

どんな条件でこのような姿になったのだろうか。

途中で握り飯を食べ、3時間ほど上り下りのある公園内を散策する。

年寄りのウォーキングが多い。

 帰りは緑化木センターにより珍しいアジサイを2株贖う。

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2/9 県立森林公園探鳥

2023-02-09 23:07:37 | 野鳥

 今日は長いレンズの付いたカメラを持った人が多い。

妻は彼らに話しかけて、多くの情報を得た。

スタート地点で探鳥センターを覗き、今見られる可能性のある鳥を調べた。

それで、ルリビタキを見ようということになった。

うぐいす谷で見られるそうだとの情報で向かってみるとカメラを持ったおじさんあるいはおじいさんたちが多くいる。

訊くと、下の第7駐車場近くに出るという。

そこに着くと、カメラをセットして待機中だという男性と話す。

確かにここにはよく顔を出すが、時間はもう少し後の午後3時以降だという。

妻が執着しているカワセミは出るかと訊くと、この沢筋どこでもよく見られると応える。

上の駐車場へ戻り車で再度ここへ来ることにした。

戻る途中、一人カメラをセットしている人に話しかけると、彼もここでルリビタキを待っているという。

この沢筋ならどこでも出るよと安請け合いをする。

皆さんどうも相当ここへ通い詰めている様子だ。

 帰りに第7駐車場へ車を回し、30分ほど待った。

一度谷を渡るのを見たが、そのきれいな瑠璃色をはっきり識別できなかった。

寒くなったので引き上げた。

 妻が水辺にいるキセキレイを狙っている。

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