片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

3/16 ホテル~那覇空港 9キロ

2013-04-17 23:37:46 | 2013沖縄

ポケモンが描かれた飛行機。

 前日、最後の見学地中城城跡から那覇まで1時間と少しでホテルに到着できるだろうと思ったが、それが中々大変だった。
急な坂を上り下りしたために、多用したブレーキシューが磨耗してしまった。
下り坂でほとんどブレーキが効かないほどだ。
何とかなると思ったが、ブレーキを調整することにした。
シューを少し押し出してタイヤへ強く当るように調整した。
これが30分ほど掛かった。
そんなことをしている内に陽が沈んで、ライトを点灯しなければならなくなった。
出発前に新しい乾電池に交換し、テストも済ませたフロントライトがちょっと点灯しただけで、直ぐに消えてしまった。
テールランプも電池が空になっているのか点灯しない。
途中で運良く自転車屋を見つけたので、ライトを購入、コンビニでは乾電池を購入してなんとか走行可能になった。
そんなこんなで、ホテルに辿り着いたときは9時を回っていた。
 夕食は国際通りでと、沖縄に初めてできたモノレールに県庁前まで乗った。
たった2駅なのに220円とかなり高額だ。
女性だけで運営している居酒屋で沖縄料理と泡盛、疲れていた所為かたった1合でふらつくほど酔った。
帰りは土産物屋を覗きながらホテルまで歩いた。
 今朝は、自転車で空港まで行き、空港でバラしてパッキングした。
今回の沖縄自転車旅での走行距離は、メーターが働かなかった、7日:10キロ、8日:65キロ、9日:50キロ、10日:30キロでトータル465キロとなった。
ほぼ1年ぶりだった妻がよく走れたものだと感心する。


 
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4/15 名護~那覇 91キロ

2013-04-16 11:26:54 | 2013沖縄

真栄田岬のダイビングスポット。

 前日とはうって変わって快晴の空だ。
久し振りに陽射しを感じた。
那覇まで南下する途中に幾つか寄り道を予定にしていた。
北上した時に、金武湾側に回ったため行けなかった、残波岬のある読谷村を通ることにした。
真栄田岬は断崖の下が直ぐ深くなっているので、格好のダイビングスポットになっている。
初心者らしいグループがインストラクターに従って練習していた。
海の色は明るいコバルトブルーから濃い群青色まで幅広い青の世界だ。
次はまた、東海岸の中城城跡へ回るので残波岬は割愛した。
南下して、嘉手納と普天間の両基地の間の道を抜けて東海岸へ向かった。
2つの基地の間には、日本人の通ることができる道路が1本だけ許されている。
フェンスで囲まれた道で迷っている時も戦闘機やヘリコプターの轟音が聞こえる。
今話題のオスプレイも見掛けた。
 中城城跡は高台の上にある。
何度も坂を上ったり下ったりしてやっと着いた。

城跡の前にある中村家、伝統的な沖縄民家。

しかし、閉門時間の5時に30分前だった。
見学者が帰った後で、静かに見学することができた。

中城城城の遠景。

 帰りは20キロ程なので、7時前にはホテルに着けるだろうと考えたが、その後が大変だった。
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4/14 東村~比地大滝~名護 53キロ

2013-04-16 07:15:38 | 2013沖縄

比地大滝の入口。

 朝から小雨がパラついていたが、北部に来てやんばるの森を体験したくをて、西海岸の比地大滝を目指した。
ここは入口から滝まで、川に沿って数キロのトレッキングができるらしい。
しかし、着いて見ると、昨年の台風で道が通れなくなって閉鎖されていた。
明日15日からの再開だった。
帰りに近くのやんばる野生生物保護センターに寄った。

展示は小じんまりしたものだがよく理解できる。

映像で、ヤンバルクイナなどの生態や森の様子を見ることができる。
一時危ぶまれていたヤンバルクイナは保護のかいあってかなり増えてきている。
交通事故で死ぬ個体数が月によっては数百にのぼるほどだそうだ。
今一番の危機は野良猫やハブ対策で持ち込まれたマングースなどの外来生物による食害とのこと。
センターで過ごしている内に雨が上がりそうになっていた。

 北上はここまでにして、那覇に戻ることにした。
今夜は名護に宿を取った。
20年近く前、仕事で何度か利用したことのあるホテルだ。
名護に向かう道では、一時明るくなってきていた空がまた暗くなり、激しい雨が降りだした。
途中、何度かバス停で雨宿りしたがずぶ濡れになった。
初めて本格的な雨天走行になった。

スナックパイン、皮を剥かずにはがしながら食べることができることからこの名前が付いた。

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4/13 慶佐次湾、福地ダム 20キロ

2013-04-14 06:34:26 | 2013沖縄

前日、マングローブ下見の帰りに寄った、峠のバラ園。
小さな株ばかりだと思ったら、昨年の夏の台風でほとんどやられてしまい植え替えたそうだ。

 マングローブカヌーの集合時間に合わせて、8時20分に宿を出た。
10組20人程の参加者が集まった。
3・4艇に一人ガイドが付く。
満潮から2時間程経過しているらしいが、川幅いっぱいに水がある。
最初にパドルの使い方など、簡単なレクチャーの後、カヌーに乗り込んだ。

乗りはじめは皆さん動きがぎこちない。

 静かな水面を、両岸のマングローブ林を眺めながら上流へ進んで行く。
時々、カワセミの鳴き声が聞こえてくる。
自然に抱かれた気持ちになる。
マングローブは、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの3種類が見られる。
1時間近く上った後、干潮の引き潮の緩い流れに乗って引き返す。
出発点に戻り、休憩して、今度は海に出た。
ここの河口には珊瑚は見られない。
川沿いから赤土が流されてくるので死滅したそうだ。
海から戻る頃は、潮が大分引き、河口のカヌーが通れる幅が半分いかになっていた。

ガイドのカメラ。

陸に上がって、気が付いてみると、もう川幅は半分以下になっていた。
ずぶ濡れになるといわれて着替えを用意していたが、それほど濡れなかったのでそのまま帰った。

 宿で昼食をとり、部屋のベランダで海を眺めながらコーヒーを飲んでいる内に眠くなり、4時近くまで昼寝した。
その後、近くのダムを見に出掛けた。

沖縄県民の飲用水の半分を賄っている福地ダム。

その帰りにに見た、サキシマスオウノキ。


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4/12 崎本部~東村 63キロ

2013-04-13 06:14:07 | 2013沖縄

石垣だけが残る今帰仁城跡。


 今日も強行軍になりそうなので8時前に宿を発った。
まず、8キロ程のところにある、世界遺産の今帰仁城跡に立ち寄る。
本道から別れてしばらくすると急な坂が続く。
漕いでは上れないので、1キロ程押して上った。
城跡は石垣だけしか残っていないので、当時の様子が中々想像できない。
文化センターにも想像復元図のようなものが展示されていない。
首里城をベースに考えるしかない。

石で組まれた平郎門。

 今帰仁村の中心を過ぎた頃、昼になったので、来る道々看板の出ていたパスタの店を目指した。
坂を上った、峠にあった。
店の手前の住宅は花がいっぱいだった。
そこにいた婦人に妻が声をかけると、中に招じ入れられた。
7年前大阪で定年を迎え、移住してきたそうだ。


余り広くはないが、充分に手入れされている。

 パスタの店は谷の上に位置していて、テラスからは前の山の緑と町並みを通して海まで見渡すことができる。
中々の景色だ。
この店の夫婦も東京で定年を迎え、Iターンで来たという。
百貨店に勤めていたので、広い人脈の友人たちから店だけでなく宿泊できるようにしろといわれ、客室もいくつかある。
パスタの味は、沖縄料理に少し食傷しかけていた舌には気持ちのよい都会の味だった。

西向きのテラス、夕陽がきれいだそうだ。

 昼食後は国道を離れ、橋で結ばれている屋我地島を回る。

湖のような内海を抱えている。
この島からはもうひとつ隣の古利島にまた橋が繋がっている。
ここもまた余り開発されていなそうなきれいなところだ。

島の海岸で海神祭が行われていた。
このあと、飲めや歌え、踊れの宴会だそうだ。
見て行けと誘われたが、先を急いだ。

 そこからは、一路東村を目指した。
ネットでできるだけ坂の少ないルートを選んで、遠回りになるが、塩谷湾を回った。
4時前には予約したカナンスローファームに着いた。
荷物を置いて、明日のカヌーの乗り場を確認にいく。
山を上った次の湾にある。
マングローブの川は干潮で水がすくない。



メヒルギの実。





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