LRT
帰国便が深夜22時50分。
ホテルのチェックアウト時間は12時。
特に何をするという予定もないので、昼まで部屋でブログをアップしたりして過ごした。
気が付くと12時を回ったらしくてフロントからチェックアウトの催促電話がある。
慌てて荷造りしてバッグを預け街に出る。
今回のチケットは娘がマイルでプレミアムエコノミーの席を取ってくれたのでラウンジが使える。
夕方早めに空港へ行き、ラウンジで軽食を取り酒を飲みながら本を読んで過ごすことにしてある。
昼飯はホテルの前にあるビルの中のサラリーマン向け飯屋、やはり6リンギット(百50円)程度で済ますことができる。
何時もの野菜中心のメニューを頼んだ。
味は変わらなくおいしい。
しかし、少し急いで食べたのか昨日までなかった腹のつかえ(ダンピング症状)が出た。
苦しくなって半分ほどで止めて、太田胃散を飲んだ。
何時もなら数分で楽になるのだが、今回はそれがなく更に苦しくなる。
歩けばと思って出てみたが改善しない。
のどに何かが上がってくる。
今まで苦しくなっても吐き出すことができなかったが、今回は戻しそうな症状だ。
途中側溝の中に唾を吐く積りでやると、ネバネバの小さな塊が出た。
これで少し楽になったが、冷や汗がいっぱいだ。
モノレールの冷気が気持ちよかった。
時間をつぶす方法として、モノレールやMRT、LRTを乗り継いで過ごそうと考えていた。
機能と同じようにラジャ・チュランからセントラルまで2.8Rのトークンを買う。
また反対方向へ乗り、終点でアンパンラインに乗り換え、昨日より遠くの反対の終点まで行く。
少し郊外らしくなる。
少し戻って、今度は反対の南に向かうLRTに乗り換える。
この車両は自動運転なのか運転席がない。
窓が前面にガラスで進行方向がよく見える。
ガラスに反射してよく見えないが。
途中見えた大規模な墓地。
結局3時間ばかり鉄道の旅を楽しむことができた。
それも最初のチケットだけで。
ホテルに戻り荷物をピックアップしてまた、セントラル駅へ向かう。
空港行きのバスが出る。
料金は12R、妻あの乗ったタクシーは140R大分違う。
ターミナルを間違えてT2で下りてしまった。
出発フロアーはすべてエアーアジアばかりでジャルがない。
訊いてみるとT1だという。
シャトルバスでT1へ移動。
時間が十分あるので焦ることもない。
チェックインは3時間前からと思っていたら早めのチェックインが出来たのでラウンジで軽食、ワイン、水割りと聞し召す。
搭乗してからはあまり眠くはなかったが、映画を観る気も本を読む気もなくて、ジャズを聴きながら眠れるかと思ったが結局2時間以上眠ることができなかった。
寝不足のまま車に乗り、港北Pで1時間程仮眠した。
今回のKLで気が付いたのは15年前とは街の様子がすっかり変わっていること、野良犬を含めて犬の姿がなかったこと、猫もあまり見えなかったこと。
また郊外に行って空き地が多く目に着くのに耕作されている様子の畑は全く目にしなかった。
まるで未開の原野に町が出来たような感じだ。