農業じゆう人

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「叙情」歌ではつまらない

2017年10月02日 12時40分40秒 | 雑学
   詩歌の作品には、もともと「抒情」と「叙情」という二種類のタイプがあると教えられた。
   いうまでもなく表現者個人の感情や感動を述べ表したのものが「抒情」だそうで・・
   歴史的事実や太古の神話などを、順序づけてありのままに記録したものが「叙情」
    なんですョ・・と。  頭の悪い私メには頭が混乱するだけ
   両者はもともとタイプがハッキリとわかれていたんだそうだ。
   ところが最近では「抒情」を「叙情」と書くことが多いので、「叙情」と「抒情」が
    入りまじって、話がややこしくなってきているんだそうです・・??
   それは、日本語の表記に使える漢字を制限するために戦後まもなく制定された
   「当用漢字表」に「抒」が収録されなかったので、「抒」と同音の「叙」を使って「叙情」
   と書きかえたからにほかならないそうです?

   だが「抒」と「叙」にはもともと大きな意味の違いがあるんだそうです。
   「抒」は《手》で意味を表し《予》(ヨ)で発音を表す形声文字で、中国最古の字書
    『説文解字』には「挹(く)むなり」とあるそうです。
   「挹」は鉢の中から酒や水をひしゃくで汲み出すことをいうそうで、「抒」もそこから
    意味が広がって、心の中にある感情を外に汲み出して表出することをいうように
     なったという・・?  その意味で作られたことばが「抒情」なんだそうだ? 
    皆さんわかりましたでしょうか・・。  私メ無知なので・・

   いっぽう「叙」は右にある《又》が「手でもつ」という意味を表し、《余》で発音を
    表しているが、こちらは『説文解字』では、「次第するなり」と訓じられるそうだ?
   「次第」とは順番の意味だから、「叙」とはものごとを順序だてて処理するという意味
   例えば、役人を位階ごとに任命することが「叙任」、ランクに応じて勲章を与える
    ことが「叙勲」なんだそうで、「叙述」も、ものごとを順序にしたがって記述して
    ゆくことなんだそうで~す。   ホントわからな~い

   だから歴史的事実や神話などを順序だって表現する行為を「叙事」と呼ぶのは
    当然なんだそうですが~・・
   「叙」の本来の意味からいえば、「叙情」とは個人の感情を、筋道立てて分析し、
    それを論理的展開に従って述べた詩歌、ということになる??
   “そんなつまらないものを、いったい誰が読みたいだろうか? そう思わない?”と
    問われましたが・・私メ、教えられたことですらちゃんと理解できていないので
    なんとも答えようがありませんでした。
   それにしても世の中、いろいろなことを勉強し研究している人いるんですネ~
      〈マジメに、恐れ入り谷の鬼子母神でした!〉

   忘れていたことの追加
    2017年度(平成29年度)  上半期(4月~9月)のウォーキング集計(183日)
     歩いた日 153日  歩かなかった日 30日 (雨・29日 墓参り・1日)