疲労感や目まい、肌荒れ ・・・ 鉄分の不足で貧血になると、様々な不調が起きる。
最近は健康検査で見つけにくい「隠れ鉄分不足」が問題になっているとよく聞く!
夏は汗をかいて鉄分を排出しやすいといわれている。 効果的な摂取法は・・なに?
暑い季節は体内の鉄分が汗で流れてしまう。 するとどうしても、口当たりの良い
淡泊な食事を選ぶことも多くなってしまい、鉄分不足になりやすくなる。
そのためか? 夏は立ちくらみや目まいに悩む人が増える傾向にあるといわれている。
鉄分は主に赤血球を作る栄養素です。 体内に約3~5㌘あり、3分の2は血液中に、
残りは肝臓などに蓄えられるほか(貯蔵鉄)、筋肉や皮膚にも存在する(組織鉄)。
鉄分が減ると、全身に酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビンを十分に作れなくなる。
ヘモグロビンが減ると酸素不足が起き、だるさや動悸、息切れを招きます・・。
貧血で最も多い「鉄欠乏性貧血」だといわれています。
貧血の診断には、血液中のヘモグロビン値を見るのが一般的。
一方で「ヘモグロビン値が正常でも、鉄分不足の場合がある」と指摘するのは、
横浜労災病院(横浜市)の“平沢副院長”。
体内の鉄分が減り始めると、内臓の貯蔵鉄をヘモグロビンに優先的に提供します。
貧血に至らないのに疲労感や目まい、寝起きの悪さに悩む人は、貯蔵鉄が減って
いる可能性があるという。
鉄欠乏症を防ぐには「食事で鉄分を取るのが大事」だと、平沢副院長はいう・・!
いったん鉄欠乏に陥ると、治療には鉄剤の服用が必要になります。食べて補給を!
厚生労働省は「日本人の食事摂取基準」(15年度版)で18~69歳の男性は毎日7.0~
7.5㍉㌘、女性は同10.5㍉㌘の鉄分を食事から取るように推奨しています。
女性の方が多い量なのは、月経で鉄分を失うからだそうです。
実際には「普通の食生活だと1日8~9㍉㌘の摂取にとどまっている」と指摘している
のは管理栄養士で東京家政学院大学客員教授の“宗像さん”。
さらに「鉄分が多い食事を意識しないと、10㍉㌘は超えません」と断言しています。
では鉄分を多く含む食品は・・代表は「肉や魚の赤身、シジミやアサリ」などです。
これらの動物性食品は体内に吸収されやすい「ヘム鉄」を含んでいるそうだ。
豆類やほうれん草・小松菜といった植物性食品に多い「非ヘム鉄」はヘム鉄より
吸収率が低いが「ビタミンCや酢、動物性たんぱく質と一緒に取ると、吸収率は
高まるんだそうです」(宗像さん)
宗像さんが考案した、鉄分を効率的に吸収できる食材と調味料の組み合わせは上図
下段に示してある通りです。
基本の組み合わせをペースに、複数の食材を好みに加えるとバリエーションが広がる
何といっても「バランスの良い食事」を心がけ、鉄分を余すことなく吸収をしよう。
「鉄分」限らず、食生活は大事 偏ることなく「バランスの良い食事」ですよ~
最近は健康検査で見つけにくい「隠れ鉄分不足」が問題になっているとよく聞く!
夏は汗をかいて鉄分を排出しやすいといわれている。 効果的な摂取法は・・なに?
暑い季節は体内の鉄分が汗で流れてしまう。 するとどうしても、口当たりの良い
淡泊な食事を選ぶことも多くなってしまい、鉄分不足になりやすくなる。
そのためか? 夏は立ちくらみや目まいに悩む人が増える傾向にあるといわれている。
鉄分は主に赤血球を作る栄養素です。 体内に約3~5㌘あり、3分の2は血液中に、
残りは肝臓などに蓄えられるほか(貯蔵鉄)、筋肉や皮膚にも存在する(組織鉄)。
鉄分が減ると、全身に酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビンを十分に作れなくなる。
ヘモグロビンが減ると酸素不足が起き、だるさや動悸、息切れを招きます・・。
貧血で最も多い「鉄欠乏性貧血」だといわれています。
貧血の診断には、血液中のヘモグロビン値を見るのが一般的。
一方で「ヘモグロビン値が正常でも、鉄分不足の場合がある」と指摘するのは、
横浜労災病院(横浜市)の“平沢副院長”。
体内の鉄分が減り始めると、内臓の貯蔵鉄をヘモグロビンに優先的に提供します。
貧血に至らないのに疲労感や目まい、寝起きの悪さに悩む人は、貯蔵鉄が減って
いる可能性があるという。
鉄欠乏症を防ぐには「食事で鉄分を取るのが大事」だと、平沢副院長はいう・・!
いったん鉄欠乏に陥ると、治療には鉄剤の服用が必要になります。食べて補給を!
厚生労働省は「日本人の食事摂取基準」(15年度版)で18~69歳の男性は毎日7.0~
7.5㍉㌘、女性は同10.5㍉㌘の鉄分を食事から取るように推奨しています。
女性の方が多い量なのは、月経で鉄分を失うからだそうです。
実際には「普通の食生活だと1日8~9㍉㌘の摂取にとどまっている」と指摘している
のは管理栄養士で東京家政学院大学客員教授の“宗像さん”。
さらに「鉄分が多い食事を意識しないと、10㍉㌘は超えません」と断言しています。
では鉄分を多く含む食品は・・代表は「肉や魚の赤身、シジミやアサリ」などです。
これらの動物性食品は体内に吸収されやすい「ヘム鉄」を含んでいるそうだ。
豆類やほうれん草・小松菜といった植物性食品に多い「非ヘム鉄」はヘム鉄より
吸収率が低いが「ビタミンCや酢、動物性たんぱく質と一緒に取ると、吸収率は
高まるんだそうです」(宗像さん)
宗像さんが考案した、鉄分を効率的に吸収できる食材と調味料の組み合わせは上図
下段に示してある通りです。
基本の組み合わせをペースに、複数の食材を好みに加えるとバリエーションが広がる
何といっても「バランスの良い食事」を心がけ、鉄分を余すことなく吸収をしよう。
「鉄分」限らず、食生活は大事 偏ることなく「バランスの良い食事」ですよ~