農業じゆう人

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鳥は種類によって歌が違うの?

2017年03月20日 14時10分35秒 | 世間
   きょうは、彼岸の中日 体調イマイチでしたが、暖かいというので早起きして田舎へ墓参りへ
   着いたのは午前8時半ころ。 暖かいといっても北関東! さすがにまだ寒かったです!
   実家へ立ち寄って近況報告した後、お花や線香を持ってご先祖様の祀ってあるお墓へ・・
   何となく健康で過ごしている旨と息子や孫たちの成長・近況などを知らせてきました!
   お墓は山の麓にあるので、新緑が芽生え始めたのと野鳥の鳴き声に癒されました。
   特に野鳥は、普段の住まいでは聞かれないような鳴き声も聞こえ楽しんできました

   世界には歌声のきれいな小鳥がたくさんいる!と、図鑑などに書いてありますよネ
   鳥の種類によって歌い方が違うのに、自分たちの歌をよく知っていると思いませんか?
   まわりでいろいろな歌や音が聞こえてきたら、歌を間違えそうだけど・・どうなの・・?

   人間の赤ちゃんが親や周りの人の言葉をまねるのと同じ仕組みなんだそうです。
   親の歌い方を覚えて、練習をしながらだんだんとうまく歌えるようになるといわれる
   歌う鳥は「ソング(歌)バード(鳥)」と言われますが、同じように鳴く鳥の仲間である
   ニワトリやアヒルもよく鳴いていますが・・うまいとはいえませんでしょ?

    有名な歌う鳥に、オーストラリアに生息する「キンカチョウ」という鳥がいます
     生まれてから1カ月くらいで歌うようになり、4カ月ほどで大人の歌を歌い始める
     メスに好まれるようとオスが歌う。メスに気に入ってもらうには歌がうまい方がいいから
     必死に覚えるんだとか・・?  自分のいる場所を守るときも歌うそうです。

   不思議なのは、自然界には色々な種類の鳥がいるのに、ジュウシマツの子はジュウシマツの歌を
    キンカチョウの子はキンカチョウの歌を歌うといわれている。
    これから見ると、自分たちの歌を正しく子どもへ伝える仕組みがあるように思える

   生まれたばかりの、ひな鳥が、どうやっているのだろうか・・?
   沖縄科学技術大学院大学准教授の“杉山さん”の研究によって少しずつ分かってきているそうだ。
    (鳥が歌う仕組みの研究は、1970年代以降に米国で研究が進んだそうです)
   飼いやすくて、体の仕組みが分かっている「キンカチョウ」で実験したんだそうです。
      
   人間の歌にも「ゆっくりor速い」といったテンポがあるように、鳥も種類によってもっている
    テンポが違うんだそうですョ! 
   歌声は、ずっと音を出し続けているわけではなく、音が途切れて静かになるときもあるという。
   杉山さんの研究によると、キンカチョウのひな鳥は、音と音の間に静かな時間が入るテンポを
    脳で感じる仕組みを持っていたことが分かったそうです。 
   色々な歌声の中で、自分か感じたテンポから親鳥の歌声がわかるようだという。
    「このテンポなら、自分たちの歌だ」と自然に気付くんだそうだ・・??
   テンポのようなリズム感は分かっていても、歌を覚えないと歌えません。
   もしも、親や同じ種類の鳥がいない状態で育つとどうなるのか・・そんな実験もしたそうです。

   ジュウシマツを親にして、ジュウシマツの歌声しか聞こえない籠でキンカチョウのひな鳥を
    育ててみたんだそうです・・?  そうすると、鳴き声はジュウシマツなのにテンポは
    キンカチョウという不思議な歌を学んでしまったそうです・・?
    テンポは生まれる前から体で覚えていたのではないかと推測しているそうです。

   鳥が歌えるようになる理由を研究すれば・・人間の赤ちゃんが言葉を学ぶ仕組みも・・
    ひょっとしたら分かるかもしれませんな~と、おっしゃっています
    そんな研究・・是非進めてほしいものです。