金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

私の歴史の始まりは・・

2018-04-09 17:27:57 | 古き写真からの思い
実家を整理するに当たり、古いアルバムが沢山出てきた。

捨てるにも忍びなく、長兄がCDにして、他の兄弟たちにも渡してくれた。

子供時代に面白半分に何回も見た、見覚えのある、思いで一杯の写真が・・


今日は、私の両親の結婚記念日

昭和14年4月9日

父28歳、母19歳

母にとって、父は理想からかなりかけ離れてたらしい。

若かりし頃、母からその話を贅沢な・・と思いながら楽しく聞いたことを思い出した。

両親はともに福島県、父は須賀川、母は、白河の生まれ育ちで、その白河に父の兄である伯父が歯医者をしてて、母はそこに通っていて、出た話らしかった。


母は、その歯医者の伯父がカッコ良くてインテリで、いいなぁって思ってたんだって♪
だから、その人の弟ならと、お見合いを受けたとか・・・

でも・・違った・・ンだってさ♪


size="3">当時はお見合いするとよほどのことがない限り女性側からは断るのは難しかったらしくてね・・
父は関東地方の学校を出て、東京の会社に勤めてたエンジニア


母は、見た目が気に入らなかったんだそうな・・

そのころ、大陸では戦争が起きてて、乙種合格の父はエンジニアであることも含めて、軍人として戦争に参加するまではかなり離れてるということ、末っ子で、親もかなりの年になってるので、この辺りが無難なところかと・・色々考えたという・・でも、まだほんの19歳。

お見合いから帰ってきたら、なぜか涙が流れて止まらなかったそうで・・・それを見た、長兄の跡をとってる伯父が「いやなら断っていいんだぞ」って言ってくれたんだって。

でも・・でも・・やっぱりねぇ・・・で・・



ここから始まる、母の努力や苦労が、私たちに幸せな素敵な家庭を作ってくれた。

もちろん、父の働きや、家族を愛する気持ちも大きかったと思う。

そして、この11年後から私の歴史が始まったんだから・・ね♪



その60年後、君の歴史が始まった♪



君との楽しい生活だって、ここがスタートなんだよね^0^
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする