灰色の世界

うつ28年目の私の日常だらだら日記です。
うつの時って世界が灰色に見えたりするんですよ。

愛しのコ

2024年08月29日 20時16分16秒 | 日常
毎日の傷跡の手入れが日課となり、毎日毎日傷跡と対面していると
さすがに慣れるものです。
今やこの傷に耐えてよく頑張ったねと毎日褒めています。

そして、私の希望に応えようとして頑張って膨らみ続けてくれる左胸。
本当に可愛いコです。
このコを大切に育てていくのが今や私の楽しみです。
血流不全になってしまったところは皮がむけてきれいになりました。

毎週外来に通い先生に傷跡をチェックしてもらって、生理食塩水を注入
してもらいます。
痛いような重いような何とも言えない違和感がありますか、やはりどん
どん膨らんでいくのは楽しみなので。
メスを入れた左胸がこんなに愛しい、こういう気持ちになるなんて未だに
不思議な感じがします。

病理検査

2024年08月16日 17時12分28秒 | うつうつ
病理検査の結果が出て、非浸潤性乳管癌、浸潤部なし、
リンパ節の転移なしのステージゼロでした。

腫瘍が大きいとは聞いていたのですが6cmだったそうです。
その周辺にも石灰化が沢山あって全摘を余儀なくされたのですが、
これで放射線や抗がん剤などの追加治療なしで
半年間経過観察で大丈夫だそうです。
引き続き再建の処置をやっていき、手術があります。

手術まですごく時間をかけてしまったので浸潤してしまったり
リンパ節に転移していたりしていないかとても不安でした。
すごくホッとしました。

オリンピックロス

2024年08月16日 17時04分35秒 | うつうつ
入院している時にオリンピックが始まって
9時に寝かされる生活だとなかなかリアルタイムで見られなくて
日中よく配信を見てました。

退院をしてからずっと冷房のきいた部屋でゴロゴロしながら
のんびりオリンピックを見る毎日でした。
スポーツもフランスも大好きなので最高でした。
メダルも多かったし。
フランスの景色を見るだけでもすごい目の保養になりました。

毎日今日は何の試合があるのかなとスケジュールを確認して
朝起きると真っ先にメダル出たかとチェックして
毎日のように誰かがメダルをとっていたのですごいなあと
思いました。

あっという間にオリンピックが終わってしまって、まだメダリストを
集めたり追いかけてるような番組もありますが
本当に終わってしまって寂しいです。

すごい人生をかけて一生懸命に戦っているのが伝わってきたので
私も頑張って生きてみようと思います。

ちょうど一区切りついたというか、少しずつ就職の相談や
セミナーを受けてみたりもし始めました。
のんびり休養するのもこれぐらいまでかなと思ってます。
まだ痛かったりしましたが、楽しかったな。




傷跡

2024年08月16日 16時50分00秒 | うつうつ
入院中は傷口の手入れは看護師さんや先生がすべて
やってくださったのですが、退院するとなると
傷口の手入れは自分でしなければならず、やり方を教わったり
テープや絆創膏を買ったりしました。

やはり怖くて傷口をなかなかしっかり見ることができなかったのですが、
こうなった以上もう避けて通れないので
毎日優しく洗ってシャワーを浴びた後手入れをします。

初めてじっくり傷跡を見た時はすごいことになってるな、
これが現実なんだなと涙が出て止まらなくなりました。
でも泣いていても仕方ないので毎日手入れを頑張りました。

血流不全を起こしているところがあるからと言われて
そこがひどくただれていて、本当にショックでした。


お一人さま

2024年08月16日 16時40分40秒 | うつうつ
母のトイレの世話が大変ということで、入院中の面会や
入退院の見送りやお迎えも家族に来てもらえませんでした。

退院の時はスーツケースにまとめた荷物を自宅まで転がしていく
自信がなかったので宅配便で送りました。
最小限の荷物を抱えて久しぶりに外へ出た時は大丈夫と言いながらも
すごく暑いこともあって大変でした。

全部タクシーを使ってしまうといくらになるか怖かったので
とりあえず駅まで歩きだしたらすぐに疲れてしまいました。
なんとか電車で移動してそれからタクシーで帰れました。

兄弟が居るのに、こういう時に迎えに来てくれない弟を
うらみたくなってしまいました。
パートナーを見つけて娘を作らなかった私がいけないのですけど。

お一人さまの老後というか今後でさえも不安に思いました。

ひやっとしたこと

2024年08月16日 16時14分12秒 | うつうつ
隣のベッドのマダムが変な皮膚病が出たようで、
どうも帯状疱疹か水疱瘡ではないかということで、
とりあえず一晩隔離されることになりました。
ちょうど夜で皮膚科の先生となかなか連絡が取れない
様子でした。

水疱瘡は子供の頃予防注射を受けたけれどなってしまった
ような記憶があります。

でも記憶が曖昧で、もしマダムが水疱瘡になってしまい
それが私に移ってしまったらどうしようとすごく不安に
なりました。
エキスパンダーを入れると感染症にかかりやすいということで
すごく神経質になるぐらい気を使っていたので。

結局マダムはそういった病気ではないということで
翌日帰ってきたのですが。
相部屋だとこういうリスクもあるんだなと思いました。

他の相部屋の人たちは退院していて、マダムと2人きりの
日が何日かありました。
ちなみに一晩一人だったので不安でしたが静かでよく眠れました。





入院生活

2024年08月04日 17時55分05秒 | うつうつ
入院は個室でなくあえて大部屋を選びました。
同じ部屋の人たちは病状が軽い方が多く、
みんなすごく元気でした。
気さくで優しくて、おしゃべり盛り上がりました。
隣のベッドのいびきのうるさいマダムとも仲良く
させていただきました。

食事はとても美味しかったです。
ただ部屋は少し暑かったです。

傷口やドレーンに止めたテープがむれてしまって痒くなり、
冷やすといいということでずっとアイスノンで冷やしてました。
看護師さんや看護助手さんも優しく親切な人が多くて
とてもお世話になりました。

はじめはいびきがうるさくてどうしようと思いましたか、
話し相手がいてくれてすごく救われました。
思ったよりも楽しい入院生活でした。

一年前の私

2024年08月04日 17時49分03秒 | うつうつ
一年前の私にもし会うことができるのなら、
変な転職はしないで、このまま頑張ってと言いたい。
本当に強く言いたい。

無事再就職できるのかな。
不安になってくる。

まだ手術が終わったばかり。
焦るな!

希死念慮

2024年08月04日 17時47分40秒 | うつうつ
うつ病の患者会に顔を出したところ、今回は薬の話で
盛り上ってました。
まあ薬のことは気になりますけど、あんまり効いている
感じがしないかなとも感じています。
薬だけで、薬がすべてで解決するものでもないのかな
とも思います。

それから希死念慮の話も出ました。
その人のことをすべて知っている訳ではないのですが、
もしももしも、五体満足な体だったら、そんなこと簡単に
言って欲しくないな、ついてるものがちゃんとついていて
普通の体、普通に動くことができるってすごい尊いことなのに
なんで簡単に死を口にするかなと思ってしまった自分がいました。


体を活かす

2024年08月04日 17時46分39秒 | うつうつ
オリンピックのメダルラッシュ感動してます。
体操の岡選手は足の大けがを乗り越えての金メダル。
足を怪我している間、足を鍛えることができなくて
上半身の力を強化したとのこと。
それが吊り輪の演技に役に立ったということ。
すごいな、ものは考えようだなと思いました。
私もしばらく左手をぐるぐる動かすことができないので
下半身の足の筋トレでもしてみようかなと思いました。

前向きに頑張る!

ふくらみ

2024年08月04日 17時33分48秒 | うつうつ
乳がんで左胸を全摘したのですが、怖くてなかなか
傷跡を見ることができませんでした。
何かの拍子にふと左胸を見たら、少し膨らんでいました。
エキスパンダーを入れているので何かがある感じはして
いましたが、その少し膨らんでいる胸が可愛くて
愛おしいと感じました。
よく頑張っている。

やはり同時再建を選んでよかったと思いました。
少しずつ食塩水を注入していって膨らまし、中身を入れる。

どんな胸ができるのだろう。
なんだかわくわくしてきました。

この胸を大事に育てていこう。
がんがなくなったのだから。

相棒

2024年08月04日 17時27分20秒 | うつうつ
エキスパンダーを入れると感染しやすいからということで
しばらく朝晩点滴。
1週間点滴の針が差しっぱなしでした。
手術をした反対側(右)の腕に。
すごく痛かったです。
まだ左手の動きもままならないのに右もかばうことになりました。

ドレーンは2本退院まで約10日間つけっぱなしでした。
思ったより大きくて動くのにすごく邪魔でした。
滑って転んだりして誤って抜かないように慎重に動いてました。

この状態で下半身シャワー浴していいですよと言われて
できるのかいと思いましたが、暑くてシャワーしたくて
頑張りました。
角度とか足を踏ん張りだんだんコツをつかんでうまく
できるようになりました。

人間ってすごいです。


ついに手術

2024年08月04日 16時36分13秒 | うつうつ
時の流れの速さに流されてしまったかのようにあっという間に
時は流れて、入院・手術の日を迎えました。
今回は発熱せず、無事に手術の準備をすることができました。

手術室すごかったです。
あえてあまりキョロキョロしないようにして台に上がりました。
点滴がなかなかうまく刺さらず、おまけに最後の確認で
手術の場所の右左を間違えられ、えー大丈夫?と思いましたが、
違うでと冷静に突っ込めるのだな私とも思いました。

もうまな板の上の鯉だからどうもしょうもない。
大丈夫、お任せするしかない。

もう身動きがとれない状態だったのですが、急に首筋が痒くなり
嫌だな、掻きたいなどうしようと思っていたら、眠くなる薬が入り
ますと言われ、それから記憶が途切れます。
何か夢を見ていたら起こされて、終わりましたよ、無事エキスパンダー
入りましたよと言われました。

ふわっとした変な気分でした。
落ち着いてから時計を見たら13時半。
手術室に入る前に見た時計は8時半。
えっ?と思いました。

エキスパンダーが入ったということはリンパ節に転移をしていなかった
ということ。
無事予定通りに終わってよかったと思いました。
涙が出そう。

引き続き身動きが取れない状態。
次の日の朝までベッドの上で過ごします。
もう終わったから大丈夫と思ったものの、しばらくしたら
気分が悪くなってきました。
このままじっとしていなければならない。
スマホ取り出し、何か落ち着きそうな音を探して聞いてました。
寝返りも打てず腰が痛くなってきました。

結局何度もナースコールをして気分が悪いとか、あっちが痛いとか
言ってました。
看護師さんもいろいろ考えて対応してくださいました。
しばらくして水が飲めるようになって冷蔵庫で冷やしておいた
水を飲みました。
その水のおいしかったこと。

少しずつ起き上がれるようにはなったものの、ベッドの上で
じっとしていなければいけないのってこんなにつらいかなと
思いました。

そのうちに隣のベッドの人が手術を終えて戻ってきました。
すっごいいびきをかいて眠ってしまいました。
私も眠ってしまいたかったけれど、その夜は一睡もできませんでした。
本当にいびきがうるさくて頭にきました。
耳栓は必要かもしれません。

長い夜が過ぎて朝になりました。
朝食が出て食べていいよと言われました。
痛くて食べられるのかいと思ったら、すごくお腹が空いていて完食。

次に体を拭いて着替えて歩いてみましょうということになりました。
看護師さんの手際のいいこと。
すごく尊敬しました。

歩いてトイレに行っていいと言われたのですが、できるのかい
と思いながらも、どうしても一人でトイレに行きたくて行きました。
手が痛くて悪戦苦闘しました。
用を足すのってこんなに大変なことなのかと愕然としました。
すごい手術を受けたのだな私と実感しました。






ピンチヒッター

2024年08月04日 16時12分43秒 | うつうつ
手術の執刀をお願いしようと思っていたドクターが
長期不在になってしまう件について、モヤモヤしていて
患者会で愚痴ってみました。
すると、大きな病院ではドクターが研修や研究などで長期不在に
なることはよくある話だよ、あるあるだよと言われました。
確かにそうかもしれません。

ただ、誰がやっても同じ結果になるから、他の先生にお願いしよう
みたいな言い方をされたのもモヤモヤしていて、それについては
たくさん件数をこなしているとそういう感覚になられるのかも
しれないかもねと言われ、なるほどと思ったのでした。

どうしても不安なので急ぎでもないから先生が戻られるまで
待っているというのも選択ですが、戻ってこられてもすぐにオペに
復帰されるかわからないですよね。
これ以上待っていて、もし転移してしまったらどうしよう
というのが一番不安で、いろいろ考えた結果、ピンチヒッターの
先生にお願いすることにしました。

手術前にどうしてもその先生と顔合わせしたいと申し出て
診察の機会を作ってもらいました。
クールビューティーな女医さんでした。
頑張りましょうねと言われました。
これで本当に良かったのか分からないけれども、もう先に進むしかない。

できない

2024年07月12日 22時15分47秒 | うつうつ
簿記の勉強を始めて1ヶ月ちょっと経った。
テキストを2周したので問題集解き出した。
毎日毎日簿記の勉強することを日課にしている。
毎日毎日頑張っているのに間違ってばかり。
どうしてなかなかできるようにならないんだろう。
頑張って答えを出しても違っているから
やるのが嫌になってしまう。
全く楽しくない。
ダメな自分に 1日最低1回は落ち込む。
こんなことを繰り返しているだけで。
もう本当に嫌だ、ダメだ。
もう資格を取るのを諦めてしまうかなと考えてしまう。
テキストも問題集も買ったし、何よりここまで
かけてきた時間のことを考えると悔しくて仕方ない。
やけくそで今日も勉強をした。
きっとやめることはいつでもできるんだろう。