ガラスコーティングショップ/ラディアス川崎・施工日記

施工担当者による、磨き・ガラスコーティング、その他おもしろいことなど・・・気まぐれに綴っていきます。

バイクの塗装膜厚

2009-09-24 16:52:25 | コーティング全般
さて、今日はバイクのご入庫&施工です。
ヤマハのFJR1300です。私もヤマハのV-Maxに乗っていますので、
親近感あります(笑)

施工中の画像です。洗車後マスキングを行いました。



前回のブログにて車の塗装膜厚についてお話ししましたので、
今日はバイクの塗装膜厚を計測してみましょう。

車の塗装膜厚は一般的に新車に近いお車で「100~120μm」程あります。

以前から、バイクの塗装は薄く柔らかいということはお話ししていましたが、
実際に計測して確認してみましょう。

今回計測するのは、ガソリンタンクの中央部です。

どれどれ・・・



「48.3μm」です。ちなみにこのバイクは新車です。
やはり、車と比べても半分未満の膜厚です。

バイクを磨くときは、車を磨くような方法でコンパウンド、ポリッシャーを
使用してはいけません。一気に塗装を剥がしかねません

細心の注意が必要です。バイクを磨くときには、バイクのための
施工方法が必要です。グラスコートジャパンではその技術が
確立されています。

ということで、バイクの塗装はかなりデリケートですので、
私は磨くときにはいつもドキドキしながら磨いているんですよ。
これでも私は気が小さいものでして(笑)

細心の注意をしながら磨いた後、脱脂して、計測した
画像はこちらです。


さて、どうでしょうか・・・



「45.9μm」です。


施工前が「48.3μm」ですので、「2.4μm」磨いたことになります。


バイクの塗装は車の塗装よりもかなりデリケートですので、慎重に
磨いたのですが、それでも「2.4μm」も磨いてしまいました。

この数値は車のボディをかなり強く磨いた場合に相当します。


ですので、バイク塗装の特徴を知らずに、磨くとトラブルの元になります。

トラブルは避けたいですので、施工前に塗装の状態を確認・把握して施工する
事が重要です。

さて、施工後はこちらです。





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