骨伝導ヘッドセットとともに、隠れたパワースポットを巡礼しているつもりで、上野の下町から再び世田谷へと戻ってきました。今回訪れるのは赤堤六所神社です。
《バイクで巡礼の方は》
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ここは東急世田谷線で下高井戸駅から一つ目・松原駅の南東約250mに鎮座しています。
⇒ 下高井戸駅を骨で聴く
世田谷の住宅街に位置し、世田谷線の線路からも近い場所ですが、昼尚暗い鬱蒼とした鎮守の杜に囲まれた神社です。都会の神社としては、まさに「神社らしい」雰囲気を持っています。
この地域は世田谷城址公園や豪徳寺のときにも取り上げた吉良氏が関係しています。世田谷城の支城として築城した赤堤城があり、その城跡に建つ聖域の神社なのです。
《吉良氏関連の過去記事》
⇒ 世田谷城址公園を骨で聴く
⇒ 常盤伝説を骨で聴く
⇒ 北沢八幡宮を骨で聴く
⇒ 塩を骨で聴く
⇒ 豪徳寺を骨で聴く
⇒ 世田谷八幡神社を骨で聴く
赤堤城は吉良氏没落とともに廃城となりました。
江戸時代には赤堤陣屋として利用されていたそうです。
しかしこの神社の由来を見ると、天正12年(1584年)12月、「平貞盛の数世の孫服部貞殷が府中の六所宮現大国魂神社を勧請して赤堤の鎮守と定め、服部家の祈願所として奉斎したのが始めです」とあります。
世田谷城の北方を守るための砦が築かれたのは、それより前ということになります。吉良氏が世田谷城を追われたのが1590年ですから、この神社の創建時と辻褄があいません。吉良氏が城を追われる前に、北方の守りを崩して神社にするとは考えがたいといえます。
創建日が事実なら、当時は別の場所に鎮座していた可能性もあるでしょう。
さて、そんな赤堤六所神社ですが、参道だけでなかなかの雰囲気です。城跡らしい起伏と、鬱蒼とした木々に囲まれ、癒し効果は抜群です。騒音もなく、都会で活躍する骨伝導と携帯電話の接続も必要ないほどです。
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薄暗い参道を抜け、境内正面と向き合うと、そこには朱の柱などに白壁が映える拝殿が現れます。荘厳な雰囲気を持っています。拝殿の左右には神楽殿、境内社などが点在しています。
米軍で採用された特許技術の骨伝導も、ここでは癒しモードに切り替わります。
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世田谷の隠れた「癒し」スポットであることは間違いありません。
お勧めの神社といえます。
ただし、骨伝導を忘れずに!