骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

東久留米市・大圓寺を骨で聴く

2016-11-14 11:24:58 | 骨で聴く巡礼旅

2012年にフジテレビ系列で放映されていた『鍵のかかった部屋』の第1話で、芹沢(佐藤浩一)や青砥(戸田恵梨香)の背景に映っていた木造の仁王門が東久留米市の大圓寺です。

東久留米市内では、曹洞宗の浄牧院、真言宗の多聞寺と並ぶ市内の古刹です。

大圓寺は普門山三皇院と号す天台宗寺院です。

 

江戸時代には、現在の東久留米市内の各村には天台宗寺院が多く栄えていたようです。しかし、大正時代の初めにはこの大円寺と宝泉寺の二ケ寺だけが残り、他はなくなってしまいました。

東久留米駅からは西口を出て清瀬・所沢方面に向かう西武池袋線に沿って北西に進み、踏切のある道路に出て左折、その先にある斜めに交差する通りを進んだ先にあります。

黒目川がのどかな流れを超えると、荘厳な姿の寺院が現れてきます。

 

 

東久留米七福神の恵比寿尊、福禄寿尊、寿老尊が山門に安置されているので、それだけで存在感が増した雰囲気を感じます。

東久留米市指定文化財も多くあります。

 

庚申塔(東久留米市指定文化財)
馬頭観音塔(東久留米市指定文化財)
石橋供養塔と力石(東久留米市指定文化財)

 

東京の郊外らしい風景と適度な規模、荘厳さを持つ大圓寺。

秋の陽ざしによくあいます。



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