先日、私が参加している町のサークルに、女性がいらっしゃっていた。
横で対局者の碁盤をじっと見ている。しばらくして、
「教えて上げてください。初心者だそうです」
と頼まれたので、碁盤の前に座った。さて、この人はどのくらい知っている
のか。
「本とか、読んできましたか? どこまでやって来ましたか」
「まったくやった事がありません」
というので、まずは9路盤を使い、石の置く場所と、石のとり方から始めた。
1・石は、『十字路』『T字路』『カーブ(盤隅)』にのみ置く。
2・石は、黒、白、黒と、交代交代に打つ。
置石、つまりハンデがあるときは、白が最初に打つ。
3・囲碁は陣取りゲーム。最後に大きい広場を作った方が勝つ。
と、まずはそこから。
しかし、覚えたての人には、広場を作ること自体がよくわからない。
そこで、9路盤で置石4つ、所々アドバイスしながら、置石同士をつなげる
ように打ってもらう。これで、黒が20目+α勝つ。
次に、隅のヨセの段階で、白が1回手を抜く。
黒がナナメの傷に石を置く。キリとアテ。
アテられた白石が逃げる。すると、2つ隣の傷にキリを入れ、
白石3つを当てる。
すると、大事な石がたくさんとられてしまう。
ここからわかる事は、
1・自分の石がつながれば強くなる
2・つながって強くなれば、戦いやすくなる。
3・攻めも守りも、傷を見つけるのは大事な事。
これを聞いていた上手の人たちは、「うまいなあ」と感心していた。
さらにある人は、
「ダンさんに習っていれば、もっと強くなっていた」
などとのたまう たしか数年前には、
「君と打つと、碁が汚くなる」
なんていっていた人がだ。
この教え方は、『碁席 秀策』の師範、佐々木修先生に言われた、
「1に連絡・2に形」
という事を思い出し、実践しただけ。
とにかく、まずは石をつなげることからはじめよう。
全てはここからだ。
横で対局者の碁盤をじっと見ている。しばらくして、
「教えて上げてください。初心者だそうです」
と頼まれたので、碁盤の前に座った。さて、この人はどのくらい知っている
のか。
「本とか、読んできましたか? どこまでやって来ましたか」
「まったくやった事がありません」
というので、まずは9路盤を使い、石の置く場所と、石のとり方から始めた。
1・石は、『十字路』『T字路』『カーブ(盤隅)』にのみ置く。
2・石は、黒、白、黒と、交代交代に打つ。
置石、つまりハンデがあるときは、白が最初に打つ。
3・囲碁は陣取りゲーム。最後に大きい広場を作った方が勝つ。
と、まずはそこから。
しかし、覚えたての人には、広場を作ること自体がよくわからない。
そこで、9路盤で置石4つ、所々アドバイスしながら、置石同士をつなげる
ように打ってもらう。これで、黒が20目+α勝つ。
次に、隅のヨセの段階で、白が1回手を抜く。
黒がナナメの傷に石を置く。キリとアテ。
アテられた白石が逃げる。すると、2つ隣の傷にキリを入れ、
白石3つを当てる。
すると、大事な石がたくさんとられてしまう。
ここからわかる事は、
1・自分の石がつながれば強くなる
2・つながって強くなれば、戦いやすくなる。
3・攻めも守りも、傷を見つけるのは大事な事。
これを聞いていた上手の人たちは、「うまいなあ」と感心していた。
さらにある人は、
「ダンさんに習っていれば、もっと強くなっていた」
などとのたまう たしか数年前には、
「君と打つと、碁が汚くなる」
なんていっていた人がだ。
この教え方は、『碁席 秀策』の師範、佐々木修先生に言われた、
「1に連絡・2に形」
という事を思い出し、実践しただけ。
とにかく、まずは石をつなげることからはじめよう。
全てはここからだ。