さらしな日記

さらしな、更級、晒菜、さらし名…?
南のnemoと北のneco、それぞれ好き勝手にやってる徒然コラボ

萩の夏みかん (nemo)

2007年07月08日 | 食べもの
 菊屋横丁の白壁から覗いていたので石によじ登って撮影していたところ、反対側にある萩焼店の奥さんに声をかけられた。
「お菓子を作るのに皮を使って実だけ残っているのだけど、良かったら持っておいきなさいなv」
 ははは…そんなに夏みかん好きだと思われたんですか;;;
 ええ、でもしっかり宿屋で3人でいたたきましたわ。

 その後立ち寄った和菓子屋さんでも
「もう店じまいだから試食用のお菓子、全部食べてくださいね」
と、お饅頭やら外郎やらせっせと出してくれ、お茶のお代わりまでしてしまった。
 萩の人ってみんな人懐っこくて親切だなぁ。 
 今年転勤していった後輩の実家も萩でお店やってるって聞いてたけど、あの子がやたらと人懐っこかったわけが分かったような気がする

菊屋横丁 (nemo)

2007年07月08日 | 風 景
 日本の道百選にも選ばれた、とりあえず萩観光の目玉。萩の町は古地図に乗っ取った純然たる城下町の割り振りが今も残り、この付近は中級武士や豪商の屋敷跡などが色々と公開されている。
 高杉晋作や桂小五郎の生家はこの付近であり、下級武士だった吉田松陰や伊藤博文、山県有朋などの史跡はもっと城から離れたひなびた場所に残されている辺りが当時の階級を顕著に示していて、彼らが郷里を嫌って滅多に帰省しなかったというのも頷ける話だ。
 基本的に入館料はロンドン方式の募金制(100円が主流)を取っているが、美術館でもある菊屋住宅と熊谷美術館についてはきっちり500円徴収。

 あと高杉晋作生家も同様に100円必要だったが、これについては微妙に不満。庭先からちょろっと室内を眺めるだけのグラバー邸方式。しかも二間程度しかみえない(以前は別料金で中で茶道の手前を見せてもらえてお抹茶が飲めたようなのだが、今はやってないとのこと)。
 後に行った木戸孝允生家の方が中に入れて断然見応えがあった上に、学芸員?のおばちゃんが大変親切で色々なエピソードも話してくれた。なのにこちらはワンコインの募金形式…やはり晋作の方が知名度というか人気が高いせいかねぇ、実際私らが行ったのも高杉邸の方が先だったし。
 木戸邸に詰めていたおばちゃんの話によると、木戸さんは「華」と喩えられるほどの大変な美男子で頭も良い上に性格は慎重、剣の腕も一流、おまけにスポーツ万能で馬術も巧みだったという。なのに人気は高杉さんの方が上…やはり何でもそつなくできる生徒会長よりも、ちょっとやんちゃで影のある不良に心がよろめくのは学園モノの常なのか?って──今時そんな古くさい話流行らねぇよ;;;

岩川旗店 (nemo)

2007年07月08日 | 日 常
 大漁旗のグッズ専門店。今回のお目当てのひとつ。
 お宿の近くだったので最初の目的地に設定し自転車で向かったのだが、距離感を測りかねて大回りの連続。ある意味下北沢に行った時みたいだ<町はかなり違うが。
 模様のメインはやはり大漁旗のシンボルである『鯛』 ころんとした丸い鯛おざぶにスゴク心惹かれはするものの、使用用途がないので断念。かわりに夏みかん手ぬぐいと大漁旗手ぬぐいを購入。
 萩名物の椿も迷ったのだけど、椿手ぬぐいは既に戸田屋さん仕様でひとつ持っているので却下。手ぬぐい自体は嵩張るものではないとはいえ、昨今のブームで種類がすごく沢山出ているからして、なるべく柄は被らないように集めている。同じ理由でカエルも諦める。
 その他にもトートバッグやシャツなど、楽しい品物が一杯。商品画像についてはコチラのHPで。個人的には赤ちゃんの腹掛けが大好きなれど、ちょうど贈れる相手がいないのが残念。