読書の秋ですが
本やで文庫本を物色してたら
私の敬愛する黒川御大が、推薦文を帯に書いてる本がありました
禁忌 浜田文人 / 著 です
あらすじ転載
元刑事で今は人材派遣会社の調査員として働く星村真一はある日、
厄介な交渉役を頼まれた。
銀座のクラブへ派遣した女が自殺し、
クラブ側から損害賠償を要求されているという。
早速、自殺の真相を探る星村だが、
接触したホステスが何者かに射殺され、自身も襲われてしまう――。
何故、女は非業の死を遂げたのか? 人間の欲と業を炙り出した傑作長篇。
ですって
面白そうだから読んでみたんですけど
時間の無駄でした
冗長な展開。
主役の元刑事の星村の言葉遣いだけ、ハードボイルドｗ
暴力シーンは１カ所だけ、それも意味わからん
取ってつけたような展開
途中で、もう一人サブ主人公みたいのが出てきますが
これも意味不明
殺しへの動機もそれを暴く展開も
登場人物の人間関係も
全てが浅薄
なんやねんこれ
一番言いたいのが、主人公の星村に
人間的魅力を一切感じないことが致命的
２度と読みたくない
時間と金の無駄でした
黒川御大の小説の登場人物は
疫病神シリーズにしても大阪府警シリーズにしても
ええもんもわるもんも
キャラがたってて、愛すべきキャラに仕上がってますからね
読ませるんですわ
黒川御大、なんでも推薦したらいいってもんでもないでっせｗ
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禁忌 (幻冬舎文庫) |
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