雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

いまだ知らざる造化の妙①―スカシシリアゲモドキ

2011-08-20 17:19:05 | 日々写す

カメラ手に遊ぶ野山で出会ひけりいまだ知らざる造化の妙に


                   8月5日 スカシシリアゲモドキ(透かし尻上擬)、八方尾根にて

                           *


みなさん、この愛らしいいきものをご存知ですか?
先日、八方尾根で花の写真を撮っているときに偶然見つけました。
スカシシリアゲモドキ(透かし尻上擬)という、カゲロウ(蜉蝣)の仲間だそうです。
図鑑やネット上でも、真横からこんな姿で写ったものはありませんでした。
まさに造化の妙ですね。
野の花を撮っていると、ときおりこういういきものに出会います。
いずれまたご紹介しましょう。



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4 コメント

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Unknown (佐平次)
2011-08-21 10:42:35
いい夏を過ごしていますね。
なんだか能に出てくる行者みたいです。
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佐平次さん、こんにちは (髭彦)
2011-08-21 13:03:40
<3.11後>は僕たちの死後まで続く長期の一時代にならざるを得ません。
悲しい現実ですが、その現実を直視しながら僕なりの日常と非日常のバランスを取って暮らす気持ちに、やっとたどり着いたような気持ちです。
それにしても、<脱原発>は菅とともにゴミとして投げ捨てるつもりの、民主党の有象無象のポスト菅争いの貧困さには、情けなくなりますね。
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はかない...。 (芙蓉)
2011-08-22 00:17:18
こんばんは。素晴らしいショットですね。
何て珍しい!
スカシシリアゲモドキ、初めて見ました。
モドキ、というのも、
何とも実態がないようで、なるほどと。
透き通るさま、
此の世のものと思えないくらい幻想的。
はかなくて、弱々しくて、でも、美しい...。
大きな目はどこを見つめているのでしょうね?
なんて、色々想像してしまいました。

ところで、
愛猫ちゃんたちは、皆お元気ですか?
このところ気温も下がって、少し秋の気配、
人も動物も、過ごしやすくなりましたね。
いろいろ思いは尽きませんが、ご自愛されてお過ごしくださいませ。
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芙蓉さん、こんにちは (髭彦)
2011-08-22 13:06:43
岐阜大学教育学部の作っている教育用のネット昆虫図鑑で、カゲロウの仲間として分類されていたのですが、カゲロウ目とはちがうシリアゲムシ目に属するようです。
カゲロウの成虫には口がなく、寿命もごく短いということで、まさに<はかない>いきものの代名詞ですが、こちらのシリアゲムシ目は小動物の死体や腐った植物を食べる立派な口があって、そう簡単には死なないようですから、<はかない>いきものではないのかもしれません。
これは♂で、ネット上の写真ではよくサソリのように尻を上げているので、<尻上げ虫>の名称が納得できます。
<モドキ>というのは、シリアゲムシ目の筆頭に<シリアゲ>というのがいるので、その<モドキ>ということでしょう。
♀の翅には色々な紋様があるそうで、僕も気がつかないで撮った写真の中に似た虫が写っていました。
でも、ここに写っているスカシシリアゲモドキを見るかぎり、「此の世のものと思えないくらい幻想的。/はかなくて、弱々しくて、でも、美しい...。/大きな目はどこを見つめているのでしょうね?」と芙蓉さんが仰るようにしか言いようがありませんよね。
共感していただき、ありがとうございました。

わが家の高齢・超高齢ネコたちは酷暑をひたすら寝て過ごし、無事に生き延びています。
そちらの<みるくるみ>ちゃんはますます美しく、元気なようですね。

人間の子どもたちの将来がいちばん心配ですが、スカシシリアゲモドキもネコたちもあまねきいのち達の将来も心配です。
菅首相の退陣はいいとしても、同時に<脱原発>路線まで投げ捨てようとしている、この国の政治は狂っていますね。
国民の多くはそんなことを願っていないはずです。
僕たち国民一人一人が「喉元過ぎれば」にならないよう、今度こそしっかりしなければいけませんね。
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