Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

シュールでした

2015年04月14日 | 家・わたくしごと
 昨日の浜松は、午前中いっぱい風が強くて、大学に出勤する前もマンションの窓から隙間風がヒューヒューと音を立てて入ってきて、まるで台風が近づいてきているような天気だったのです。ビニール傘ではとても傘がもたないだろうと思って、しっかりした傘でお出かけでした。そのおかげで無事に大学で仕事をして戻ったのは夜10時頃。雨も小降りで朝の風ことなんてすっかり忘れてしまっていました。
 マンションのエレベータにのったら、先客が…。傘の骨さんに「こんばんわ」。正直、あせりました。傘の骨であろうと、人間だろうと、いるはずもない(存在しているはずもない)ところで、遭遇する驚き!
 エレベーターの中は私一人。それにしても何かシュールなのです。これがふつうの傘だったら、ただの「忘れ物」にすぎないでしょう。たぶん誰かが管理人室に持っていくか、いずれ管理人が気が付いて保管してくれるのです。ところが、これは骨だけ。もしかすると、忘れられた傘の「花」の部分が、エレベーターを往復しているうちに「目にみえない何か」に食べられてしまったのかもしれない!
 そんなことを考えたら怖くなってしまいます。そんな時に限って、なぜかエレベーターの速度が妙に遅く感じものです。
 「速く!速く!遅いよ。どうして?こうなったら時間かせぎに写真でもとるしかない。もしかしたらこの傘、写真には花も映るかもしれないぞ。」
 残念ながら骨のままだったけどね。

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