Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

よいお年をお迎えください

2018年12月31日 | 家・わたくしごと

  2018年最後のブログです。今年はなかなかブログが更新できませんでした。時々、のぞいてくれている方々にはご迷惑をおかけしました。来年は「書きます」なんて宣言はできませんが、まだブログをやめるつもりはありません。細々と長く続けていきたいと思います。
  今年を振り返ってみて、やはり自身の中で一番印象に残っているのはブログにも掲載したホノルル公演でした。英語とカウィ語という新しい台本にチャレンジしたことでしょうね。たいへんでしたけど。でも、忙しくてもがんばれば「なんとかなる」ことを実感しました。
  この写真、26日に横浜に言った帰り、藤沢駅で撮影したものです。まったく大晦日とは無縁ですが、古い東海道線の車両いいですね。かつて走っていたこの車両のように、高性能ではないけれども、確実に前へ前へ、スピードはでないけれど、ゆっくりゆっくり前進していきたいと思います。


来年の手帳

2018年12月30日 | 家・わたくしごと

 来年の手帳もまたリバティー柄にしました。もう止められなくなりました。他の手帳は使えません。よく、こんなに薄い手帳で大丈夫ですかと聞かれますが、逆に、なぜぶ厚い手帳が必要なのかがわかりません。私の手帳はカレンダーに予定を書くだけの機能に徹しています。一応、東京、大阪、名古屋など大都市の鉄道マップも入っているので困りません。
 花柄が特に好き、というわけではありませんが、やはりロンドンのリバティー百貨店で見た雰囲気を忘れられないのでしょう。とてもステキな老舗デパートでした。どこかで記憶が薄れていくヨーロッパにすがりついていたいという思いがあるのかもしれません。
 今年の目標!できるだけ手帳に書かれる文字が少なくなりますように。切なる目標です。


年末の風景

2018年12月29日 | 浜松・静岡

 年末にあまり日本にいたことがない。だいたい冬休みになるとそそくさとインドネシアに調査に出ていたからだ。しかし今年は行かないことにした。だいたいこの時期は雨季で移動がたいへんだし、今年は調査地バリのお盆であるガルンガンの週に当たり、まず調査は不可能である。少なくてもこの時期に行って見られる芸能を調査しているわけではないし、いろいろな方に会うのは気が引ける。なぜなら、ほとんどのバリ人は実家で家族とともに過ごしているからだ。
 そういうことで今年はぎりぎりまで大学で仕事をして、本日から「家に持ち帰って差支えのない仕事をする」正月休みということにした。といっても一日仕事をするわけでもなく、読めなかった小説に向き合い、正月直前の師走らしい風景を見て楽しむのである。さきほど一人でぶらりと浜松駅前のデパートの食料品売り場を歩いて(何も買わない)きたのだがなかなかすごい人だかりである。
 おせち料理は購入するのが当たり前の時代になって久しいが、まあ、いろいろな種類の、きっと地方独特のおせち料理が並んでいる。たまには、こうした季節の風景を楽しみながらの新年の迎え方もいいものである。


建築中の家(12月26日)

2018年12月28日 | 家・わたくしごと

 12月26日に建築中の家の中間確認があったことは、ソーラーパネルのブログに書いたが、この日の外観がこの写真である。23日の写真には全体に薄い網がかかっていたのと、この日は少し日が差していたことから、だいぶ壁面の色をリアルに感じることができるようになっている。
 家の中はまだ工事中だし、クロスも貼っていないので「家」という感じになはなっていないかったが、個々の部屋を実際に入って見ることはできた。また、気になった個所については細かく質問したり、変更を依頼したりもした。中でも特にこだわって質問したのは、ワヤンのフレームやワヤン箱、楽器の一部が収納される予定の階段下スペースで、悩みどころは木材は入っても「バナナの幹」は入らないのではないか、という心配である。そうなったら庭にバナナの木を栽培するしかないのだが、さて今の庭の大きさでバナナの木は栽培できるだろうか?
 どこにいってもバリ芸能から離れられない楽しくも、悲しい性格である。


クリスマス・ミーティング

2018年12月27日 | 浜松・静岡

 仕事をしている浜松のアートセンターの定例月例会議が25日に当たった。非常勤出講日で後期は出れないことが多いのだがこの日は参加。クリスチャンではないので、12月25日がキリスト教における「祭礼」であることが実感として湧きにくい。インドネシアにいるときは国民の祝日だったし、教会にはたくさんの人々が集い、警察が道路整理をしていたのでリアルに感じられたのだが。
 ランチ・ミーティングなのだが、今日は低予算の中、職員たちが特別ランチを用意してくだった。高級なサンドイッチに、鶏肉のとサラダ(近くで見るまで鶏肉がアジフライに見えたのは私だけか)、、静岡のイタリア料理店が作るクッキー、そしてアートセンター近くのコーヒー屋さんが焙煎する美味しいブラックコーヒー。なんだか久しぶりにクリスマス(のような)食事をさせていただいた。
 もちろん会議もしっかり終了。食べながら3時間、会議は続いたのだった。大学の会議もたまにはこんな感じでやるとギスギスしないのになあ、なんて。 


ソーラーパネル

2018年12月26日 | 家・わたくしごと

 現在建築中の自宅の中間立ち合いに行き、家の周りに組んである足場を上って、今後、自分の眼で見ることは決してないであろう自宅のソーラーパネルを眺めてきた。結構足場というのは不安定で、これを地上何十階で作業をしているとび職や大工がいかに高所を克服しているかを実感した。(2階の天井のソーラーでも足が震えていたので)。
 写真のようにソーラーパネルが魚の鱗のように張り付けられている。なんだか不思議である。これでオール電化の電力を賄おうとしているのだから。もちろん使ってみないとわからないわけで、これでも日が短く、電気を使う冬の季節はかなり厳しいらしい。
 売電すれば、なんている話もよく聞くが、そんなことにはあまり期待していない。最近、日本政府は太陽光に積極的には見えないし、電力が過剰なんていう響きもあまり珍しくなくなったからだ。とにかく一人ひとりの努力がクリーンな環境を生み出すわけで、私もその一人としてわずかな手助けがでければと考えている。


建築中の家(12月23日)

2018年12月24日 | 家・わたくしごと

 師走の小雨の中、建築中の自分の家をこの目で初めて見ました。以前に見たのは携帯に送られた写真でしたから。正直、まだ「自分の家」になっているわけではなく、中に勝手にずかずかと入るわけにもいかないので、フィールドワーカーのように冷静に観察し、10数枚写真を撮影して次の目的地に向かいました。
 印象に残ったことは、庭がだいぶ狭くなったこと。図面上、それは当然わかっていたものの、実際を見ることでよりリアルに感じることができるというわけです。あとは、庭に残された木々と、なぜか廃棄されずに残された大きな石庭の一つが妙に印象的に目に焼き付いたこと。新しい建物と古くからあった「モノ」の対比を強く感じました。それがなぜだか、不思議と美しく感じられました。
 大工さんが2階で作業をしていて、ドリルの音が響きわたりました。それが止まると、きっと一日中流れているラジオの音が聞こえてきました。ラジオはこんなところで聞かれているんだな、とちょっと嬉しくなりました…。


建築中

2018年12月06日 | 家・わたくしごと

 現在、自宅を建てています。というか、昨日、あっという間に積み上がりました。一言でいえば、「積み木」のように形ができてしまいました。一夜城なんていう城がありましたが、まさにそんな状況です。
 ここまで友人の設計に始まり、その後、さまざまなアドヴァイスをもとに住宅メーカーに相談し、最終的に決めてから、設計図をもとに練り直して1年くらいでしょうか?前にあった家を壊して基礎を作ったところまでは明確な記憶をあるのですが、「えーっ」て感じで建物が一日でできあがったわけです。
 いろいろな工法があるようで、まさにキューブを工場で作ってしまうわけ。わかっていて発注したのですが、あまりの手際の良さに驚くばかりです。これから内装や配管、配電などいろいろな作業があって、2月末には完成予定。とはいえ、基本、私の生活は変わらず浜松暮らしが続きますが…。


冬になってしまった…

2018年12月04日 | 浜松・静岡

  あっという間に師走になってしまいました。ブログを一か月以上も更新しなかったのは、私のブログ歴初の出来事かと思います。当然、忙しかったのですが、元気にしています。ブログを更新しないと病気になっているんじゃなかろうか、という心配はご無用。毎日、やることが多すぎて、仕事が一段落して「ブログ」という作業にまでいきつかなくなりました。1週間ほど前に名古屋の大学で授業した帰りに撮影した浜松のアクト通り。緑だった街路樹はすっかり冬色に染まり、なんだか寂しい風景になってしまいました。
 この1か月、学会が二つ、ガムラン演奏やワヤン上演もたくさんあり、なんだか怒涛のように過ぎていった感があります。でもまあ、好きなことをやっていると思えばいいわけで、「疲れた」なんて恥ずかしくてそうそう言えません。そうして今年も駆け足で過ぎていきます。
 とにかく、あっという間に大嫌いな冬になってしまいました。熊のように「冬眠」するわけもいかないので、なんとかこの苦痛の3か月を乗り切っていきたいと思います。