竜王戦第二局大盤解説会

たいがーさんに誘われたこともあり、
解説森内九段、聞き手鈴木環那女流初段という最強コンビということもあり、
もちろん、パリ決戦から渡辺竜王が後手でどう立て直すかという興味もあり、
連盟解説会行ってきました。


↑こんなポスターあったんですね。

会場は満杯。すごい熱気。
お二人のサービス精神、笑顔、明るさのせいで、ほんと、一体感溢れるいい感じです。
質問、感想、指摘、その他皆気軽に壇上の二人に話しかけ、
じゃあ、それ、やってみましょう、と気軽に応じてくれる雰囲気。
なんとも幸せな時間です。
この森内さんの笑顔↓、最高でしょ？！

会場に着いてすぐの次の一手クイズ、何も解説やヒント聞かずにとりあえず出したら、正解！抽選にも当たって、名前呼ばれ、いただいちゃいました！↓
いい記念です。
入場料２千円は安い！


第二局の内容、印象。

（竜王が）どうにも切れそうになりそうなのを、なんとか攻めをつないだけど、やっぱり足らず、という印象。
攻めが細い！

終始、いろいろ工夫すれど、流れが作れない。
駒が生き生きとしてこない。
つながってこない。
道が広がってこない。

終盤あまりにも優勢を意識したのか、▲５三と、と、挑戦者が緩めてくれたりして、持ち直したようにも見えたけど、大勢が変わるほどではない。

もっと、しつこく、しぶとく、ねちっこく行って欲しかったです。
なんか淡白な感じがして。

元気良くぶつかって行ってこれでだめなら仕方ない、みたいな。

（ちょっとひどく言うと）横綱に対する、ぶつかり稽古のような感じもする。
経験も実績も１ランク上の相手ではあるけれど、向こうが挑戦者なんだからこの際関係ない。

第三局は、先手のこともあり、このままの流れでは行って欲しくないし、
竜王らしさ、自分の見せ場を出してくれるものと信じている。
相手のことを意識せず、自分の力を出し切って欲しい。

あのすごい闘いだった、おととしの対佐藤戦の２連敗後の巻き返し。

若き竜王の踏ん張りを期待します。

そして、そんな話も含め、棋界のあんな話、こんな話、
この局面でどう指すべきか、なんていう難しい話も含め、
たいがーさんたちとの千駄ヶ谷の熱い夜は更けていきました。