ずいぶん前に書いた記事。
最近の棋士の勝率、そして通算勝率などの話です。
一流棋士とは
一流棋士とは・その2
2008年度の成績
2008年度を終えての通算勝率
1ヶ月ごとに出る週刊将棋の全棋士成績。
結構よく見てます。
これは上記の記事で取り上げた約4年前の成績。
通算勝率(100局以上のみ・2008.4.30まで)
1位 羽生二冠 728
2位 木村八段 706
3位 片上五段 703
4位 山崎七段 698
5位 渡辺竜王 689
6位 深浦王位 686
7位 丸山八段 672
8位 橋本七段 671
9位 村山五段 669
10位 広瀬五段 667
11位 阿久津六段 663
12位 森内名人 660
13位 松尾七段 658
14位 郷田九段 654
15位 佐藤和五段 649
16位 佐藤二冠 648
そしてこれが、現状の通算勝率(100局以上のみ・2011.12末まで・カッコ内は上記の頃との比較)
1位 羽生二冠 721 (1位728)
2位 豊島六段 717 ()
3位 佐藤天六段 692 ()
4位 広瀬七段 691 (10位667)
5位 渡辺竜王 683 (5位689)
6位 糸谷六段 682 ()
6位 稲葉五段 682 ()
8位 山崎七段 674 (4位698)
9位 戸辺六段 670 ()
10位 木村八段 664 (2位706)
11位 深浦王位 660 (6位686)
11位 阿久津七段 660 (11位663)
13位 丸山九段 654 (7位672)
14位 村山五段 651 (9位669)
15位 松尾七段 645 (13位658)
15位 橋本七段 645 (8位671)
ずっとトップの座を譲らない羽生二冠。
若干落ちてはいるけど7割2分台をキープしてるのはさすがです。
それに続くのは当然といえばそうだけど、若手ばかり。
20代前半の棋士たちが上位の人たちとの戦いも増えてる中で通算勝率も伸ばしている。
その中でも、羽生二冠を脅かしているのがタイトル戦にも登場した豊島六段。
順位戦では苦戦しているものの、どの棋戦でも平均して勝ちまくっています。
このまま7割台をキープしつつ、羽生二冠とのマッチレースをしていくのか。
それとも、A級やトップの人たちの壁に阻まれ、3位以下と同じ6割台に飲み込まれていくのか、興味深いところです。
さらに菅井五段、阿部健五段、船江四段など、またその後を追いかける集団も迫ってきているので現在上位にいる佐藤天六段以下の棋士もこの勝率を保つことさえ油断できない状況です。
そして、8位の山崎七段あたりから30代の棋士も顔を出してきていますが、皆通算勝率は以前よりも下げています。このままどんどん自然の流れで若手に取って代わられるのか、それとも今期絶好調の橋本七段のようにまた勝率を上げていくことができるのか否か、これもまた注目です。
4年前はランクインしてたのに、現在は入ってないのが、
3位だった 片上六段 622 (703)
まだまだ若いので奮起してほしいところです。
そして、12位だった 森内名人 642 (660)
森内名人はこのところ11連敗だそうで、名人の成績としてはちょっと残念です。
春からの名人戦防衛に向けて、早くトンネルを抜け出して森内名人らしい将棋を見せてほしいものです。
ということで、女流の方まで手が回りませんでしたが、週刊将棋の全棋士成績欄を見て整理してみました。
最近の棋士の勝率、そして通算勝率などの話です。
一流棋士とは
一流棋士とは・その2
2008年度の成績
2008年度を終えての通算勝率
1ヶ月ごとに出る週刊将棋の全棋士成績。
結構よく見てます。
これは上記の記事で取り上げた約4年前の成績。
通算勝率(100局以上のみ・2008.4.30まで)
1位 羽生二冠 728
2位 木村八段 706
3位 片上五段 703
4位 山崎七段 698
5位 渡辺竜王 689
6位 深浦王位 686
7位 丸山八段 672
8位 橋本七段 671
9位 村山五段 669
10位 広瀬五段 667
11位 阿久津六段 663
12位 森内名人 660
13位 松尾七段 658
14位 郷田九段 654
15位 佐藤和五段 649
16位 佐藤二冠 648
そしてこれが、現状の通算勝率(100局以上のみ・2011.12末まで・カッコ内は上記の頃との比較)
1位 羽生二冠 721 (1位728)
2位 豊島六段 717 ()
3位 佐藤天六段 692 ()
4位 広瀬七段 691 (10位667)
5位 渡辺竜王 683 (5位689)
6位 糸谷六段 682 ()
6位 稲葉五段 682 ()
8位 山崎七段 674 (4位698)
9位 戸辺六段 670 ()
10位 木村八段 664 (2位706)
11位 深浦王位 660 (6位686)
11位 阿久津七段 660 (11位663)
13位 丸山九段 654 (7位672)
14位 村山五段 651 (9位669)
15位 松尾七段 645 (13位658)
15位 橋本七段 645 (8位671)
ずっとトップの座を譲らない羽生二冠。
若干落ちてはいるけど7割2分台をキープしてるのはさすがです。
それに続くのは当然といえばそうだけど、若手ばかり。
20代前半の棋士たちが上位の人たちとの戦いも増えてる中で通算勝率も伸ばしている。
その中でも、羽生二冠を脅かしているのがタイトル戦にも登場した豊島六段。
順位戦では苦戦しているものの、どの棋戦でも平均して勝ちまくっています。
このまま7割台をキープしつつ、羽生二冠とのマッチレースをしていくのか。
それとも、A級やトップの人たちの壁に阻まれ、3位以下と同じ6割台に飲み込まれていくのか、興味深いところです。
さらに菅井五段、阿部健五段、船江四段など、またその後を追いかける集団も迫ってきているので現在上位にいる佐藤天六段以下の棋士もこの勝率を保つことさえ油断できない状況です。
そして、8位の山崎七段あたりから30代の棋士も顔を出してきていますが、皆通算勝率は以前よりも下げています。このままどんどん自然の流れで若手に取って代わられるのか、それとも今期絶好調の橋本七段のようにまた勝率を上げていくことができるのか否か、これもまた注目です。
4年前はランクインしてたのに、現在は入ってないのが、
3位だった 片上六段 622 (703)
まだまだ若いので奮起してほしいところです。
そして、12位だった 森内名人 642 (660)
森内名人はこのところ11連敗だそうで、名人の成績としてはちょっと残念です。
春からの名人戦防衛に向けて、早くトンネルを抜け出して森内名人らしい将棋を見せてほしいものです。
ということで、女流の方まで手が回りませんでしたが、週刊将棋の全棋士成績欄を見て整理してみました。
それでも羽生、渡辺はベスト10に入っているのではないでしょうか。
森内さん?!あの人は名人戦だけは別モードですから。
いつぞえはお話できなくて残念でした。(またの機会をぜひ!)
>数年後には菅井五段(もう七段ぐらいでしょう)や船江四段、永瀬四段(もう六段ぐらいでしょう)、八代三段(四段にはなっているでしょう)あたりが上位を占めているのではないでしょうか。
そうですね。菅井五段は朝日杯4強だし、昨日も船江四段は広瀬七段に勝ちましたね。
どんどん強くなってるようです。
>それでも羽生、渡辺はベスト10に入っているのではないでしょうか。
はい、そう思います。
>森内さん?!あの人は名人戦だけは別モードですから。
絶不調のようですけど、名人戦だけは違う顔になっちゃうんでしょうか。
それにしても、将棋の記事を書いて、振られ飛車さんからコメントもらうっていうの、懐かしいやらうれしいやら。そのためにまた将棋の記事を書こうなんて気になりましたよ。ありがとうございました。