即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

『シリコンバレーから将棋を観る』サイン会

2009年05月14日 22時57分34秒 | 将棋
『シリコンバレーから将棋を観る』サイン会が、
昨日、八重洲ブックセンターであり、行ってきました。

すでにたくさんの方が、長い列を作っていました。
梅田さんが一人一人の方とにこやかに挨拶し、お話されたりしながら、本にサインをされていきます。
スタッフがてきぱきと丁寧にお礼を言い、サインをもらった人は、宝物を大事に扱うような感じで、気持ちのいい笑顔で帰っていきます。

僕はもう発売直後に買ってしまったので、列に並ぶ(買う)のは遠慮させてもらって、周りにいた出版社の方にご挨拶させてもらったりして、待っていました。

あっ、○ーちゃんだ。

いつも大盤解説会などでお馴染みのメンバー、○ーちゃんが、ニコニコして並んでる。

『このサイン会のこと前から知ってたので、買うの我慢してたんですよ。』と○ーちゃん。
『あー、そうなんですか。僕は知らなかったので、買っちゃいましたよ。手順前後でした。』

満面の笑みで、サインしてもらった本を抱えて帰る○ーちゃん。
『ではまた、(名人戦)第四局で会えたら。』ということで。

そして、7時半になり、列がなくなったとき、
梅田さん、そして、敏腕編集者の岡田さんにご挨拶し、しばしの間、お話させていただきました。
「あー、nanaponさんですか、この度はいろいろありがとうございました。」

この本が将棋本コーナーに埋もれないように、と発売前からとっても気にしていたことだったので、僕がそのことをブログで取り上げたことが、本当にうれしかった、と。

いやあ、もう、そんなあ、とんでもないですよ。

ほんと、そんな風に言っていただいて、恐縮しちゃいます。

梅田さんは、ほんと、腰も低く、気さくな方です。
そして、ずっとにこやかに、優しい感じで。

最初は緊張してたけど、自然な感じで話せました。
『ウェブ進化論』を読んでた頃、こんなことになるなんて、まるで想像できなかったことです。

担当編集者の岡田さんともいろいろ話せました。
風邪で苦しそうだったけど、とってもエネルギッシュで目が輝いてる方です。

「梅田さんに、私にもわかるような将棋の本を書いてください、ってお願いしたんですよ。」

これが、この本のきっかけでもあり、骨組みのようです。

いろいろ話してたら、梅田さんから言われちゃいました。

「もう本屋の話はいいので、本の書評を書いてくださいよ。楽しみにしてますから。」

いやあ、

そんなあ、プレッシャーじゃないですか。

「本屋の話のように、何回かに分けて書いてくれてもいいですし。」だって。

はい、書きます、そのうち。いえ、書きかけてます。

楽しみになんかしないでください、お願いだから・・・。

ツーショットで写真も撮ってもらいました。

素晴らしい笑顔の梅田さんと、緊張しまくってる固い表情の僕。

でも、よかったです。うれしかったです。

仕事帰りにそのまま行ったので、会社の後輩も連れて行きました。
そして、梅田さんの本は読んだ事あるけど、将棋なんかに全く興味ないのでいいですよ、僕、というのを、
そういう人に読んでもらいたい本なんだから、
ほんと、面白いから、
と言って、並ばせて(買わせて)しまいました。

梅田さん、岡田さん、ありがとうございました。

ますます売れるといいですね、この本。

またどこかでお目にかかれるのを楽しみにしています。

書評、いや、感想文、しばし、お待ちください、ませ。。。。
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3 コメント

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私も行ってきました。 (3時のおやじ)
2009-05-18 23:25:25
nanapon様

はじめまして
3時のおやじ、と申します。先日『こどもと将棋をしよう!@柏』(よしはるさん)で、nanaponさんからお言葉を頂戴した者です。その節は、どうもありがとうございました。とてもうれしかったです。

4/30の「シリコンバレーと本屋の売り場・その2」に、梅田望夫さんがコメントされているのに、いたく感動いたしまして (しばらくの間、本物かどうか疑ってもみましたが…
 笑)、行けない距離ではなかったので、私もこの日のサイン会に行ってきました。
先日の、ささやかなお礼のつもりです。本来ですと、サイン会の前に「私も行きます!」と、こちらにコメントを入れて、盛り上げに一役買わないといけなかったのですが、どうにも反応が ‘後手後手’ に回り、‘リアルタイム性’ を損ねてしまいました。反省しきりです。

「有名人」(死語...では、ないのか)に、サインをいただくのは何十年ぶりのことでして、かなり不慣れな佇まいで列に並んでおりました。まぁ、せめて子どもが喜べばと思い、整理券にハンドルネームを書いておいたのですが、私の前の男性が、やおらデジカメを取り出し、梅田先生と一緒のところを撮り出したのには、ビックリしました。
「そーか。サイン会って、こういうこともできるんだ。しかし、よく恥ずかしくない(←いい意味で)ものだなぁ。」と感心していたのですが、考えてみれば、私のハンドルネームをサインしていただくようお願いする方が、よっぽど恥ずかしいことに気がつきました。こういう時、子どもが一緒にいれば照れ隠しもできるのですけど、私も‘もろ’サラリーマンの格好をしておりましたので、逃げ隠れできず腹をくくりました。

案の定、梅田先生、苦笑されてましたが (呆れてらっしゃったのかもしれません)、快くサインして下さいました。トップ棋士の方々を「日本的美質の匂い立つ、非常に良質な日本人」と形容される梅田先生からしてみれば、「3時のおやじ、とサインして」とねだるオヤジなど、「お前、それでも日本人か!」と一刀両断にしても、おかしくはないのでしょうが、

>梅田さんは、ほんと、腰も低く、気さくな方です。
>そして、ずっとにこやかに、やさしい感じで。

本当に、その通りの対応をされてました。このことは私も強く、特にこれから本を購入される予定の方にお伝えしておきたいと思います。梅田先生、nanaponさん、どうもありがとうございました。
しかし、ハンドルネームでサインしてもらうって、こんなにうれしいことなんでしょうかね。帰りの電車の中で、さっそく読もうと思ったんですけど、もうダメです。2,3行読んでは、サインの箇所を見直してニコニコしてしまうんで、全然先に進めません。最寄り駅を降り過ごして、藤沢まで行ってしましました。根がミーハーですみません。
返信する
本屋の話より、書評を (蒼龍)
2009-05-20 01:24:57
梅田さんのコメントに思わず笑ってしまいました。
私も書評を待っています。
返信する
コメント、ありがとうございます。 (nanapon)
2009-05-23 18:08:05
☆3時のおやじさん、こんにちは。
ようこそいらっしゃいました。その節はお世話になりました。
お陰様でよしはるさんとはあれ以降交流させていただいてます。

>4/30の「シリコンバレーと本屋の売り場・その2」に、梅田望夫さんがコメントされているのに、いたく感動いたしまして、行けない距離ではなかったので、私もこの日のサイン会に行ってきました。

はい、僕の方がよりいたく感動しましたよ。(笑)

>本来ですと、サイン会の前に「私も行きます!」と、こちらにコメントを入れて、盛り上げに一役買わないといけなかったのですが、どうにも反応が ‘後手後手’ に回り、‘リアルタイム性’ を損ねてしまいました。反省しきりです。

そうだったんですか。
一言言っていただければ、お目にかかれたのに、それは残念でした。

>私の前の男性が、やおらデジカメを取り出し、梅田先生と一緒のところを撮り出したのには、ビックリしました。

あー、覚えてます、それ。僕はずっと横から見てたのですから。

>しかし、ハンドルネームでサインしてもらうって、こんなにうれしいことなんでしょうかね。帰りの電車の中で、さっそく読もうと思ったんですけど、もうダメです。2,3行読んでは、サインの箇所を見直してニコニコしてしまうんで、全然先に進めません。最寄り駅を降り過ごして、藤沢まで行ってしましました。

よーく気持ちわかります。
車内の様子、目に浮かびます。
僕も帰りの電車で、梅田さんとツーショットで撮ってもらったので、バッグから何度デジカメを取り出してその写真を見たことか。。。(笑)

今後ともよろしくお願いします。またどこかでお目にかかりましょう。

☆蒼龍さん、こんにちは。

>梅田さんのコメントに思わず笑ってしまいました。私も書評を待っています。

はい、わかりました。というか、十分毎日プレッシャーです。
ご期待(?)に応えて、今夜アップ予定です。
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