田坂広志さんの鼎談会に行きました。
この鼎談会は、ニューヨークを拠点に、世界の社会起業家の写真を撮り続けている
渡邊奈々さんの著書
『社会起業家という仕事 - チェンジメーカーⅡ』の出版を記念して開催されました。
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2005年に上梓された『チェンジメーカー』は、日本における社会起業家のブームになったようですが、それから2年の歳月を経て出版された続編です。
この続編には、田坂さんも「解説」を寄稿していることから、田坂さんと渡邊奈々さん、そして、社会起業家フォーラム副代表の藤沢久美さんの3人が、社会起業家について、示唆に富んだトークセッションが行われ、頭の中は、刺激と気づきと納得とで、いっぱいいっぱいになった夜でした。
凡人さんも書かれてますが、いろいろ感じること多かったので、何回かに分けて記事にしようと思います。
今、日本は、皆高等教育を受けている、健康で長寿社会になっている、数十年も戦争が無い、などなど、世界でも稀有な存在だという話。
あっと驚く《リッチサイト》、ぜひやってみてください。
自分の年収を入れると、世界の67億人の中で、何番目なのかが出てきます。
ちなみに年収300万と入れてみると、
TOP 9.44%になります。
すげええーーー!
100万でも、
TOP 13.59%。
へ~~~!
つまり、86%の人は、年収100万以下。
いかに、自分は世界中の人々の中で、恵まれているかがわかります。
このことを認識するだけで、日々の考え方、行動の仕方が変わってきます。
同期のあいつが、少し給料がいい、とか、隣のあのうちは金持ちですごい家に住んでいる、などなど、そんなの関係ない
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アフリカであれ、中国であれ、インドであれ、世界は広いわけです。
日本とまるで違う世界は、日本とまるで違う機軸で回転してるわけです。
NYに住んでいる渡邊さんは、あまりにも日本は特殊すぎる、世界と繋がってない、と評する。
日本だけは、超鎖国バリアで、閉ざされている。
こんなに恵まれた境遇にいる我々は、普通にのうのうと、暮らしているだけでいいのか。
収容所とか、難民キャンプ、とか、戦争孤児とか、明日の食料もない、とか、数限りない人々が存在しているこの現実。
日々、大きな苦痛と苦悩の中で苦しんでいるたくさんの人々。
マラリアだの、銃撃だので、明日の命の保証などまるでない。
社内の軋轢も、満員電車も、メタボリックも、赤福も、山田洋行も、世界バレーもそんなの関係ないわけです。
大勢の人の痛みを自分の痛みとして感じられること。
感謝の気持ち。
そして、豊かだからこそできること。
日々の仕事や暮らしの中で、その向こうに何を見出していくのか。
そういうちょっとした思いが、社会起業となり、社会貢献に結びついていく。
それも肩肘張らずに、ゆるゆると、サステイナブルで。
この感覚を感じられただけで、この場に来た甲斐があったというものです。
また次回に続きます。
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