即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

王座戦第一局

2010年09月10日 22時52分13秒 | 将棋
皆様すでにご存知だとは思いますが、先日、“ものぐさ将棋観戦ブログ”のshogitygooさん、いや、巨匠の、とんでもない記事がタイミングよくアップされ、今回の王座戦を楽しみにしていた棋界関係者・ファンはてんやわんやの大騒ぎ、俄然喧しくなっています。

鰻職人タケシの冒険
それに関連して、
「鰻職人タケシの冒険」関連?将棋人物・用語集

あの梅田望夫さんも「ライバルは、ものぐさ将棋観戦ブログです。」と公言してることでもわかるように、あまりにも見事なクリエイティビティ溢れる名作には、鰻屋本舗さんをはじめとして、棋界関係者、コアなファンともども、皆目を丸くしたり、腹がよじれたり、悶絶したり、気絶したりする人が続出しているとの噂です。

“ものぐさ将棋観戦ブログ”の類まれな凄さについては、以前名人戦の文章力という記事でも書きましたし、過去何度も取り上げさせてもらったのですが、この人並みはずれた文章力、発想力、構成力、妄想力を兼ね備えた将棋ブログ界の怪人は、どこまで僕らを楽しませてくれるのか、もはや想像がつきません。

以前に僕のブログで取り上げさせてもらった記事のほんの一部です。
4タテをくらった挑戦者が主役だった不思議な名人戦ーー名人戦2010第四局 羽生名人vs三浦挑戦者
インタビュー「ドラマを伝える将棋 ~名人・羽生善治氏に聞く」
2010名人戦第一局ー羽生名人vs三浦挑戦者
名人戦第三局第一日 和服姿のひふみんと共に
里見香奈女流名人誕生
将棋界の一番長い日の佐藤康光

これだけの文章を見せられると、ネット上だけではもったいないので、週刊将棋、あるいは将棋世界で、連載のコラム欄を持ってほしいと思わず願わずにはおられません。
そして、今年度の将棋ペンクラブ大賞はこれで決まり!という声さえ聞かれてます。

“ものぐさ将棋観戦ブログ”が、“汗腺”を刺激して、広く“感染”して、将棋ファンの“艦船”になっていく。
(すみません、座布団持ってかないで!)

ということで、思わず興奮してしまいましたが、注目のうちに迎えた昨日の王座戦第一局。
18連覇中、16連勝中の羽生王座の先勝でした。
最初から最後まで、危なげない、格違いの横綱相撲の快勝でしたね。
もしかしたら、ひょっとしたら、という藤井ファンのハラハラも引き起こさせない磐石の強さ。
負けはしたけど第二局目以降に楽しみを持たせる部分も何も出させないまま、あっけなく17連勝を達成してしまいました。
このままいったら19連勝、19連覇になっちゃいます。
第二局、先手番になる藤井九段の踏ん張りを期待します。

昨日は、たいがーさん@玲瓏管理人ssayさん@根っからの藤井ファンと誘い合わせて、日経の大盤解説会に行きました。

shogitygooさんの“鰻職人タケシの冒険”効果なのでしょう。
苦節10年、一気にその思いを遂げるべく、女性も含め数多くの鰻屋ファンが大挙して詰め掛けたせいなのか、会場は大入り満員、人で溢れてます。
6時前に行ったのに、立錐の余地もない完全な立ち見状態。

以前、朝日も毎日も大盤解説会に行ったけど、遅れて行っても座れたし、こんなんじゃなかったです。
大手町という立地のせいなのか、久々のこの対戦カードが魅力的なせいなのか、はたまた将棋女子も含め、将棋が完全にブームを迎えたのかよくわからないけど、将棋でこれだけ人が集まるっていうのはすごいことです。

一番後ろからでは、解説の渡辺竜王や聞き手の上田女流二段の顔もよく見えない。
声だけ聞いて、いくつかあるモニターの中の近くにあるのを垣間見る、ということしかできない。
いつものようにメモも取れない。
いや、後ろの方はかなりざわざわしてるので、声まで聞き取れない部分がある。
3時間半の立ち見は辛いです。

せっかくこれだけ大勢のファンが集まるのだから、日経さん、もうちょっとなんとかしてもらいたかったです。
無料でこれだけやってやってんだから、文句言うんじゃないよ、とか、それならもっと早く来ればいいじゃん、とか言われたらそれまでだけど、有料でもいいからもう少し快適に見られる広い場所にするとか(真ん中に大きな柱があり視界を邪魔してた。)、後ろの方にはスペースがあったのだから小さくてもいいから椅子を用意するとか、400人以上も集まることも予測しつつ、対応してほしかった気がします。

そういう意味では、足も痛くなったし、解説に集中できなかったこともあり、写真撮影もご法度ということもあり、消化不良の解説会ではありました。
爆笑トークネタや自虐ネタ、竜王戦に関する直球突っ込みネタなど、解説会ならではの楽しい話題も満載ではあったけど、メモも取ってないので、その辺は他のブロガーの方々にお任せしたいと思います。

終了後はもちろん、茶々丸さんオジサンたち、ぐ-ちゃんたちも含め、短期集中発散型アフターで憂さを晴らし、結果は楽しい解説会となりました。
皆様、お疲れ様でした。
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2 コメント

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立ち見 (Guten Tag)
2010-09-13 12:58:38
去年も立ち見でしたから、カードというより立地かも。
名人戦も朝日は大体座れますが、毎日は立ち見が多く、
これはどう見ても立地の差というよりありません。
返信する
ようこそここへ。 (nanapon)
2010-09-16 02:06:38
Guten Tagさん、こんばんは。
ようこそいらっしゃいました。
来ていただき、うれしいです。

>去年も立ち見でしたから、カードというより立地かも。

そうでしたか。やっぱり、都心の利便性ですかね。飲み屋が少ないのは欠点ですけど。
もう立ち見はちょっと勘弁です。
返信する

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