３人の僕.2

※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。

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しっかし、まぁ…。

寝ても覚めても雲さん、雲さん…って。

俺は恋する乙女かよ！！（←秘技セルフつっこみ）



あっ。ぉは∋ぅこ〃±〃レヽますぅ。黒斎です。


「３人目の自分」に、いまだドギマギ中です。



( ´ー`)　『まぁ、そのうち慣れるから。』


（；￢＿￢) 　「ほんとに～？結構ふらふらだよ。まるで「雲の中にいる」みたい。」


( ´ー`)　『あははは。ホントは「黒斎の中に雲がいる」のにな。』

『でもまぁ、あれだよ。昨日の話で、浄土思想の説く「他力本願」の意味が少し理解できただろ？』

『「他力」ってのは「他人の力を借りる」ではなく、「（自分の中にある）仏性の力を借りる」ってことだな。』

『あっ、それと、「自力本願」って言葉は、本来仏教用語には無いからな。』


(￣◇￣;)エッ　「そうなんだ…。」


( ´ー`)　『そう。「自力本願」は造語だよ。本来「他力本願」の対語は「自力」。「自力」に「本願 ※１」は付かない。「他力」なしでは悟りは開けない。』

『でも、「他力本願」のことを「ひと任せ」や「他人依存」、「成り行き任せ」なんて解釈するのは全くの誤りだからな。』

『悟りを開くには、「自力」の努力が必要不可欠だが、努力の先に「他力（でも、結局は自己）」の存在に気付くんだよ。』

『だから、まずはあるがまま、３人の自分すべてを、ちゃんと受け入れること。いいね？』


(｀０´)ゞ　「了解！」



…って感じで、「お盆」シーズンに合わせて、ちょっと「仏教チック」にまとめてみました。



　←１６日までお盆休みをいただきます。（予定）


※１【本願】
原語の「プラニダーナ」とは、「あるものに心を寄せる」「切望する」「祈る」
などを意味する動詞「プラニドハー」(pra.nidh^a (sanskrit))からでた名詞。
原始経典では「天国に生れることを希願する」というように用いられる。
仏教の場合は、絶対者などに対して祈るのではなく、自己への祈りであり、願いである。
その意味で、「真実の祈誓」(saccakiriy^a)であり、真実の実行を意味する。
いわば、悟りを開き仏陀たらんとする願いとその実行をいう。
（ウィキペディアより引用）