いまさらながらの原点回帰
あの世に聞いた、この世の仕組み
正思惟
※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。
********************************************
あまり知られていない真実。
『スナフキンとミイは、異父兄弟。(しかも、ミイがお姉さんで、スナフキンが弟。)』
(出典:ムーミン公式サイト)
…
突然のトリビアと共にこんにちは。黒斎(悪いムーミン)です。
っていうか、悪いムーミンって何だ。
(話の流れが見えない方は、前エントリのコメント欄参照のこと。)
…あ、そんな事より続きですね。では。
( ̄д ̄ ) 『さて、ここまで「正見」「正念」「正定」と、とりあえず3項目を説明しましたが、この3つ、それぞれに名前をつけて説明しているため、バラバラのものに見えるかもしれませんが、密接に関わる一つの流れです。それぞれが独立しているモノではありません。』
( ゜д゜)( ゜ー゜)( ゜ゝ゜)( ゜∀゜)( ゜ω゜) ふむふむ
( ̄д ̄ ) 『(正見)当たり前の事、事実を認める勇気を持ち…(正定)落ち着き、集中し、心が統一されている状態で…(正念)メタ認知による自己観察を行う。 この一連の流れによって、ひらめきや気付きを受け入れる体制を整えます。皆さん、実際に経験されたのでわかっていただけるかと思いますが、本当に思考がクリアになっていくんです。』
(;゜ ー゜) 「そうですね。まだまだ難しいですが…」
( ̄д ̄ ) 『うん。最初は難しいかもしれませんね。でも、他の何かと同じで、繰り返すことで徐々になれていきますよ。』
(;゜ ゝ゜) 「はい。頑張ってみます。」
( ̄д ̄ ) 『頑張るといっても、また苦行のように、あんまり躍起にならないでくださいね。リラックスが大事なんですから。』
(;゜ ∀゜) 「はい…。」
( ̄д ̄ ) 『さてここで。この瞑想状態をさらに深めるために、大切となる事があります。』
( ゜ ω゜) 「なんですか?大切になる事って。」
( ̄д ̄ ) 『自分の「あり方」です。自分の行動に伴う「結果」というのは、自分の「あり方」次第で異なってしまうモノなので「やり方」ではなく、「あり方」が大切になるんです。』
(;゜ д゜) 「“あり方”ですか…」
( ̄д ̄ ) 『「悟りを得るために瞑想をする」という姿勢ではなく、「悟りを受け入れられる状態である」という、「結果にふさわしい状態に、今なっている」ということが大切なんです。八正道の残りの5項目は、この「あり方」を示すモノなんです。』
( ゜д゜)( ゜ー゜)( ゜ゝ゜)( ゜∀゜)( ゜ω゜) ふむふむ
( ̄д ̄ ) 『まずは「正思惟(しょうしゆい)」。これは、「正しい目的意識を持つ」、もっと簡単に言えば「正しい考え方を持つ」と言うことです。例え行動に起こさず「頭の中だけ」だとしても、悪いことを考えるのは止めましょう、ということです。』
( ゜ д゜) 「悪いことって、どういうことです?どんなことを“良い”とし、どんなことを“悪い”と定義すればいいのでしょう?」
( ̄д ̄ ) 『なるほど、いい質問ですね。確かに、自分にとっては良いことでも、誰かにとっては悪いことだってありますからね。ではこうしましょう。正思惟をさらに「無害心(むがいしん)」「無瞋恚(むしんい)」「無貪欲(むとんよく)」の3つに分けてみます。』
(;゜ ー゜) 「さぁ、また難しくなってきたぞ。」
( ̄д ̄ ) 『いえ、難しいのは単語だけです。この3つは単に、「誰かや何かを傷つけない」「怒らない」「欲張らない」ということです。』
(;゜ ゝ゜) 「それだけ?」
( ̄д ̄ ) 『それだけ。』
(;゜ ∀゜) 「ホントに?」
( ̄д ̄ ) 『じゃ、もう少し説明を付け加えますね。「良い」「悪い」を判断するときは、自分だけではなく、他の誰かや何か、生きとし生けるもの全てにとって良いかどうかを考えましょう。誰かを傷つけないと言うことだけに留まらず、どうすれば助けられるか、どうすれば幸せでいれるかという慈しみを持って行動することを「無害心」、自分の都合だけにこだわって誰かや何かに怒りをぶつけたり、排除しようとしたり、恨みを持ったり、また、その感情をモチベーションにしたりする事を止めることを「無瞋恚」とします。また、「怒り」は「自分の思い通りにならない」という思いに対して現れる感情です。つまり、この「怒り」という感情の裏には必ず「欲望」があるんです。勿論人間が生きていくためには色々なモノが必要になります。だからといってそれらを際限なく求める必要はありません。ですから、余計な欲はいりません。余計な欲は、余計な怒りを生むだけです。だから、欲張ることは止めましょう、というのです。これを「無貪欲」とします。』
( ゜ ω゜) 「傷つけない・怒らない・欲張らない…。ふむ。確かに“やり方”ではなく、“あり方”の問題ですね。」
( ̄д ̄ ) 『でね、よく考えてみてください。人は、何かとこれらと逆の行動に走ってしまうのですが、「傷つけない・怒らない・欲張らない」を選択して、自分が損をするという事はないんです。むしろ、「傷つける・怒る・欲張る」という行動を選択するが故に苦しみを増しているんですよ。』
←ねぇムーミン、ちょっと押して。(恥ずかしがらないで)
********************************************
あまり知られていない真実。
『スナフキンとミイは、異父兄弟。(しかも、ミイがお姉さんで、スナフキンが弟。)』
(出典:ムーミン公式サイト)
…
突然のトリビアと共にこんにちは。黒斎(悪いムーミン)です。
っていうか、悪いムーミンって何だ。
(話の流れが見えない方は、前エントリのコメント欄参照のこと。)
…あ、そんな事より続きですね。では。
( ̄д ̄ ) 『さて、ここまで「正見」「正念」「正定」と、とりあえず3項目を説明しましたが、この3つ、それぞれに名前をつけて説明しているため、バラバラのものに見えるかもしれませんが、密接に関わる一つの流れです。それぞれが独立しているモノではありません。』
( ゜д゜)( ゜ー゜)( ゜ゝ゜)( ゜∀゜)( ゜ω゜) ふむふむ
( ̄д ̄ ) 『(正見)当たり前の事、事実を認める勇気を持ち…(正定)落ち着き、集中し、心が統一されている状態で…(正念)メタ認知による自己観察を行う。 この一連の流れによって、ひらめきや気付きを受け入れる体制を整えます。皆さん、実際に経験されたのでわかっていただけるかと思いますが、本当に思考がクリアになっていくんです。』
(;゜ ー゜) 「そうですね。まだまだ難しいですが…」
( ̄д ̄ ) 『うん。最初は難しいかもしれませんね。でも、他の何かと同じで、繰り返すことで徐々になれていきますよ。』
(;゜ ゝ゜) 「はい。頑張ってみます。」
( ̄д ̄ ) 『頑張るといっても、また苦行のように、あんまり躍起にならないでくださいね。リラックスが大事なんですから。』
(;゜ ∀゜) 「はい…。」
( ̄д ̄ ) 『さてここで。この瞑想状態をさらに深めるために、大切となる事があります。』
( ゜ ω゜) 「なんですか?大切になる事って。」
( ̄д ̄ ) 『自分の「あり方」です。自分の行動に伴う「結果」というのは、自分の「あり方」次第で異なってしまうモノなので「やり方」ではなく、「あり方」が大切になるんです。』
(;゜ д゜) 「“あり方”ですか…」
( ̄д ̄ ) 『「悟りを得るために瞑想をする」という姿勢ではなく、「悟りを受け入れられる状態である」という、「結果にふさわしい状態に、今なっている」ということが大切なんです。八正道の残りの5項目は、この「あり方」を示すモノなんです。』
( ゜д゜)( ゜ー゜)( ゜ゝ゜)( ゜∀゜)( ゜ω゜) ふむふむ
( ̄д ̄ ) 『まずは「正思惟(しょうしゆい)」。これは、「正しい目的意識を持つ」、もっと簡単に言えば「正しい考え方を持つ」と言うことです。例え行動に起こさず「頭の中だけ」だとしても、悪いことを考えるのは止めましょう、ということです。』
( ゜ д゜) 「悪いことって、どういうことです?どんなことを“良い”とし、どんなことを“悪い”と定義すればいいのでしょう?」
( ̄д ̄ ) 『なるほど、いい質問ですね。確かに、自分にとっては良いことでも、誰かにとっては悪いことだってありますからね。ではこうしましょう。正思惟をさらに「無害心(むがいしん)」「無瞋恚(むしんい)」「無貪欲(むとんよく)」の3つに分けてみます。』
(;゜ ー゜) 「さぁ、また難しくなってきたぞ。」
( ̄д ̄ ) 『いえ、難しいのは単語だけです。この3つは単に、「誰かや何かを傷つけない」「怒らない」「欲張らない」ということです。』
(;゜ ゝ゜) 「それだけ?」
( ̄д ̄ ) 『それだけ。』
(;゜ ∀゜) 「ホントに?」
( ̄д ̄ ) 『じゃ、もう少し説明を付け加えますね。「良い」「悪い」を判断するときは、自分だけではなく、他の誰かや何か、生きとし生けるもの全てにとって良いかどうかを考えましょう。誰かを傷つけないと言うことだけに留まらず、どうすれば助けられるか、どうすれば幸せでいれるかという慈しみを持って行動することを「無害心」、自分の都合だけにこだわって誰かや何かに怒りをぶつけたり、排除しようとしたり、恨みを持ったり、また、その感情をモチベーションにしたりする事を止めることを「無瞋恚」とします。また、「怒り」は「自分の思い通りにならない」という思いに対して現れる感情です。つまり、この「怒り」という感情の裏には必ず「欲望」があるんです。勿論人間が生きていくためには色々なモノが必要になります。だからといってそれらを際限なく求める必要はありません。ですから、余計な欲はいりません。余計な欲は、余計な怒りを生むだけです。だから、欲張ることは止めましょう、というのです。これを「無貪欲」とします。』
( ゜ ω゜) 「傷つけない・怒らない・欲張らない…。ふむ。確かに“やり方”ではなく、“あり方”の問題ですね。」
( ̄д ̄ ) 『でね、よく考えてみてください。人は、何かとこれらと逆の行動に走ってしまうのですが、「傷つけない・怒らない・欲張らない」を選択して、自分が損をするという事はないんです。むしろ、「傷つける・怒る・欲張る」という行動を選択するが故に苦しみを増しているんですよ。』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/e9/b8a4bcdc22643fc1ac2303b742061ba6.png)
コメント ( 15 ) | Trackback ( )
« 眩暈 | 正語 » |
ムーミンはほとんどまともに観たことはないんですが、ヒジュアルがカッコイイので、僕もスナフキンは好きでした。
「傷つけない、怒らない」
行動はまあよし、心の中が問題だ…
「欲張らない」
これも要注意。がめつさを捨てて身軽にならなければ。
自己観察でよく解りましたが、ほんとに、欲が深い(多い)せいでいつも不満を感じていますね。
実は今、前世や占いに関する書籍をご紹介いただける
ブロガーさんを探しています。
http://blogscout.jp/
namagusaboseさまのブログを拝見し、ぜひご協力をお願いしたいと思い、
お声を掛けさせていただきました。
namagusabose様のブログを拝見し、
自分自身そのものを見つめる・・・ですか。自分自身を理解できなければ、他の人とのつながりなんて出来ないですよね。ブログを拝見させていただいて大事なことに気づくことが出来ました。
今回ご紹介いただくのは、スピリチュアルな題材を扱った
書籍となっておりますので、本ブログにマッチしている
記事ネタとして書いていただける内容かと思います。
ご興味を持っていただけましたら、こちらまでメールを
いただけないでしょうか? 返信にて詳細をお知らせいたします。
⇒ sp_blogscout@media.writeup.co.jp
※ご協力いただいた際には、謝礼をご用意させていただきます。
#突然このような形でご連絡いたしました失礼をお許しください。
もし不愉快に思われましたら、恐れ入りますがコメントの削除を
お願いいたします。
でもよく見ると顔が似てる
二人とも理屈っぽいし
ムーミン谷ってピンクと紫とグリーンのイメージ
傷つけない
怒らない
欲張らない
難しい
でも急がば回れ(ちょっと違う?)
最近、少しだけわかってきた
情けは人の為ならず(かな?)
っていうか自己主張しなければいいのかも・・・
精進します。
今日も有難うございました。
実はウチも同じだったり!!ラジバンダリ!
私がミィで弟はスナフキン…どこか似てるかも。
だけど「姉ちゃんムーミンに似てる」って言われるのは一体どういう意味だろう
今日の記事もなまら分かりやすくて最高です!
欲張るのやめなきゃ
コメントせず、ひとり頷いて見てたのですが、ムーミンのミィに似ている友達がいるのでつい、反応してしまいました。
ずっと悩んでる事があって、答えを探していたのですが「自分をただ観察する」という事が解決に導いてくれる気がします。難しい事はよく分かりませんが、少しでも成長したいなぁと思ってます。ここのみんなのコメントも、すごくいいですね。心強いです。
怒ってしまう時って、後で謝ることに対する屈辱を考えたら怒ることってホント損なんですよね。
欲張ることに関しては、それを越える捉え方を知らないために欲張るという状況を選んでしまうのだと思っています。
この3っつはホント難しいですね。
特に、相手を理解することと欲に振り回されないで自分の意志をつらぬくのは、まだまだじっくり向き合わなければならないテーマだと思っています。
……しかし、難しいです……
心のコントロールですか。How toなんてありませんね、コツが若干あるくらいで。
時間があれば瞑想など実践してみたいですが……と、僕は時間をもっと欲しいと欲張ってます。一度欲張りだすときりがありません、まさに『苦しみを増している』んです。
内定決まったら、またゆっくり考える時間が出来ればいいな……。
歯医者さんが抜かないとダメだよと言った歯は、一番奥で横に生えていた子だったんですね・・・歯茎の中から、
チラっと見えている白い子が横に生えているだけで周りの歯を押して顎の調子を悪くするのだそうですが・・・
抜かれるのは嫌だったらしくタイヘンでした
顎は腫れてお顔の輪郭が・・・ホームベースです。
今まで自分を抑制していた事を最近、気付いたので、何事も禁じない事にしています。
すると何を自分が禁じていたのかが少し見えてきます。
全てにおいて、自分中心で物事をみてきてました。
最近 21世紀のあくび指南 という本を読んだのですが
ス~ダラ節のス~ダラは サンスクリット語の スートラを変えて使ったらしく(意味はだらしがない)
思わずにたにたしながら 鼻歌がでてしまいました
また わかっちや いるけど やめられない~~
も 植木等のお父さんが
あれは 親鸞さんの教えだ と言ったとか
またまた 鼻歌が
親鸞さんが 信徒の前で あの歌を歌っていたら
おもしろかっただろうに
そういえば 昔 植木等がぼうさんの衣装で なにか
歌っていましたが この歌だったかも
私の歳がばればれになりそうなので
ぶ~~ とんずら だ~い
思っていましたら 出てきました この言葉
ちなみに 2008・5・16 でした。
つい最近 読ませていただいているので 最初から
読むのが 大変
それも 日付が下からなので なにか操作方法があるのかしら?
また 押してボタン??を 押すたびに 画面が変わり元に戻し~の 先に進めないので・・
今 ぶったさん あたりを散歩ちゅうです
とっても味わい深い言葉ですね~。
だいぶ前の記事ですが、スゴイ収穫!と思ったので思わずコメントさせていただきました…☆
過去記事にコメントしてすいません。
嫌悪の中に隠された自我?に向き合い消化する 受け入れる というような事を試みていたんですが…。
家族間で起きる まるで自分の事の様に思ってしまい恥ずかしい いたたまれない 責任を感じてしまう 様なことで、どう在るべきか分からなかったんです。
ですがブッダの話をここまで読んで分かった気がしました。
その傍観する様が他者にも適用される
そう感じました。
流れ行く変わり行くその一時、断片、なんだと感じ取りました。
ありがとうございました。
私の持つ家族に対するイメージがそのまま現実として現れているに過ぎなかったのかもしれません。
ありのまま受け入れよう!という気持ち自体が相反するものを現してますよね
まだまだですね。
コメント承諾ありがとうございました。