いまさらながらの原点回帰
あの世に聞いた、この世の仕組み
苦行林
※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。
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(  ̄д ̄)ゝ <ただいまァ~ァ~~ァ~~~~~!!
やぁ!ご無沙ターザン。
皆様に愛される早漏、黒斎が出張から帰ってきましたよ!
不在の間、沢山のコメント&応援クリックありがとうございました。
皆様の応援を受け、ますます早漏克服に励む所存です!(←激しく間違え中)
なかなかレスする時間が取れませんが、書き込んでいただきましたコメントは、全て拝読させていただいております!
皆さん、ホントにありがとう!
※取り急ぎ、林檎さんから頂いておりました文字の表示サイズの件のみ、返答させていただきました。
さて、それでは早速お話の続きとまいりましょう。
…
無事サトレンジャーの面々と合流したシッダッタ。
いよいよウルヴェーラ苦行林へと入っていきますが、そこにあるのは驚愕の光景でした。
…
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( / ⌒ヽ
| | | ぷら~ん
∪ / ノ
| ||
∪∪
;
-━━-
Σ ( ̄Д ̄;)!! ビクゥ!
Σ( ̄Д ̄;≡; ̄д ̄) 『ね、ねぇみんな!大変だ!ここに首つってる人がいる!!助けなきゃ!!!』
( ゜ д゜) 「王子、だめですよ、手を貸しちゃ。その方は苦行の最中です。」
( ̄д ̄;)エェッ!? 『ええ?これが!?』
( ゜ ー゜) 「はい。身体を軽くすると、心が清められるのだそうです。それで、身体を軽くする為にああしているのだと思いますよ。」
( ̄д ̄;)? 『身体を軽くすると心が清められるの?』
( ゜ ゝ゜) 「あれ?王子、そんな事も知らなかったんですか?」
( ̄д ̄;) 『っつーか、ありえないだろ、そのロジックは…』
( ゜ ∀゜) 「でも、ここでは有名な話ですよ。だからほら、あそこでは断食で体重を落としている方がいます。」
( ゜ ω゜) 「断食は欲を克服することにも繋がりますから、一石二鳥ですね。」
Σ ( ̄Д ̄;)!! ビクゥ!
Σ( ̄Д ̄;≡; ̄д ̄) 『ね、ねぇ!ちょっと見て見て!! あの人、ち○こに槍刺してる!!』
( ゜ д゜) 「あ、あれは刺してるんじゃないです。巻いてるんです。」
( ̄д ̄;)エェッ!? 『巻いてる?いったい何の為に…』
( ゜ ー゜) 「何の為にって…そりゃ、心を鍛錬するためですよ。より高度な苦行を求めた結果でしょう。」
( ̄д ̄;) 『いや、だから、なんで槍にち○こを巻き付けることが、心を鍛錬することになるのさ?』
( ゜ ゝ゜) 「忍耐力をつけるんですよ。」
( ゜ ∀゜) 「忍耐力を鍛え上げて、苦悩そのものを克服するんです。そのために、より苦悩の度合いの高い奥義にチャレンジしてるんですよ。」
( ̄д ̄;) 『いや、そうは言っても…これじゃぁまるでマゾ・ジャンボリーだ…一歩間違えば死んじゃうじゃない…』
( ゜ д゜) 「苦行を通して亡くなるのであれば、それ以上尊い事はないじゃないですか。きっとお亡くなりになったあとは天国へ召されるはずです。」
( ̄д ̄;) 『うそぉ…いくら修行とはいえ、死んでしまったら元も子もないよ…』
( ゜ ー゜) 「いいえ。苦行することに意義があるんです。何事も、頑張る人は偉いんです。だから、最後の最後まで頑張り抜いた人はとても偉いのです。」
( ゜ ゝ゜) 「王子はここへ何を求めてきたのです?」
( ̄д ̄;) 『一切の苦悩を滅し、平安を獲得する方法を探しに…』
( ゜ ∀゜) 「ですからほら。ここで修行に励む方は皆さん苦悩を克服しようと日々努力しているのです。」
( ゜ ω゜) 「苦しみに耐え、頑張る人は偉いのです。だから、より過酷な苦行をされている修行者は皆から尊敬されるのです。」
( ̄д ̄;) 『いや…苦悩に耐え、頑張る人が偉いのであれば、シュードラやアチュートなど、奴隷として見るに堪えない生活を送っている方々の方が、よっぽど偉いじゃないか…。』
( ` д´) 「王子とあろうお方が、シュードラを擁護するのですか!? 奴隷はあくまで奴隷です!偉いわけないでしょう!」
( ̄д ̄;) 『なんてことを…。彼らだって同じ人間じゃないか。私たちと何が違うと言うんだ!』
…
説明しよう!
古代インドには、ヒンドゥー教にまつわる身分制度「カースト」がありました。紀元前13世紀頃に、アーリア人のインド支配に伴い、宗教の一部として作られた身分制度です。
上から順に、バラモン(司祭・聖職者)・クシャトリヤ(王族・貴族・武士)・ヴァイシャ(平民)・シュードラ(奴隷)・アチュート(カースト外・不可触賎民)となり、公に常識化されてしまった「身分差別」制度です。(現在は1950年に制定された憲法で全面禁止が明記されていますが、実際には人種差別的にインド社会に深く根付いています。)
シッダッタは勿論クシャトリヤに属していましたが、このカースト制度に強く反対していました。
…
ヒソヒソ( ´Д`)v(´Д`;)コソコソ 「ねぇリーダー、王子が真の悟りを得るって本当?苦行の意味全然分かってないし、シュードラの肩持つし…全然ダメっぽくない?」
ヒソヒソ( ´Д`)v(´Д`;)コソコソ 「いや、どうだろう…自信なくなってきちゃったなぁ…ちょっと煽ってみようか。」
( ゜ д゜) 「さて、それでは皆さん、どんな苦行にチャレンジします?」
( ゜ ー゜) 「僕は水中息止め行にチャレンジしてみようかな。」
( ゜ ゝ゜) 「僕は、針山座禅をやってみます。」
( ゜ ∀゜) 「僕はハードヨガにしてみます。」
( ゜ ω゜) 「じゃ、僕は槍のち○こ巻き。」
Σ( ̄д ̄;)Σ(゜д゜;)(゜-゜;)(゜ム゜;)(゜∀゜;) 『お・漢(おとこ)だ…。』
(;゜ д゜) 「で、王子は?」
( ゜ д゜) ゜ ー゜) ゜ ゝ゜) ゜ ∀゜) ゜ ω゜) ワクワク…
( ̄д ̄;) 『え…いや…僕は……。もう少し考えてみます…』
(TдT)(T-T)(TムT)(T∀T)(TωT) やっぱショボイ…
←3日休んだら、せっかくの応援クリックも台無し(TωT)
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( ゜ ー゜) 「はい。身体を軽くすると、心が清められるのだそうです。それで、身体を軽くする為にああしているのだと思いますよ。」
( ̄д ̄;)? 『身体を軽くすると心が清められるの?』
( ゜ ゝ゜) 「あれ?王子、そんな事も知らなかったんですか?」
( ̄д ̄;) 『っつーか、ありえないだろ、そのロジックは…』
( ゜ ∀゜) 「でも、ここでは有名な話ですよ。だからほら、あそこでは断食で体重を落としている方がいます。」
( ゜ ω゜) 「断食は欲を克服することにも繋がりますから、一石二鳥ですね。」
Σ ( ̄Д ̄;)!! ビクゥ!
Σ( ̄Д ̄;≡; ̄д ̄) 『ね、ねぇ!ちょっと見て見て!! あの人、ち○こに槍刺してる!!』
( ゜ д゜) 「あ、あれは刺してるんじゃないです。巻いてるんです。」
( ̄д ̄;)エェッ!? 『巻いてる?いったい何の為に…』
( ゜ ー゜) 「何の為にって…そりゃ、心を鍛錬するためですよ。より高度な苦行を求めた結果でしょう。」
( ̄д ̄;) 『いや、だから、なんで槍にち○こを巻き付けることが、心を鍛錬することになるのさ?』
( ゜ ゝ゜) 「忍耐力をつけるんですよ。」
( ゜ ∀゜) 「忍耐力を鍛え上げて、苦悩そのものを克服するんです。そのために、より苦悩の度合いの高い奥義にチャレンジしてるんですよ。」
( ̄д ̄;) 『いや、そうは言っても…これじゃぁまるでマゾ・ジャンボリーだ…一歩間違えば死んじゃうじゃない…』
( ゜ д゜) 「苦行を通して亡くなるのであれば、それ以上尊い事はないじゃないですか。きっとお亡くなりになったあとは天国へ召されるはずです。」
( ̄д ̄;) 『うそぉ…いくら修行とはいえ、死んでしまったら元も子もないよ…』
( ゜ ー゜) 「いいえ。苦行することに意義があるんです。何事も、頑張る人は偉いんです。だから、最後の最後まで頑張り抜いた人はとても偉いのです。」
( ゜ ゝ゜) 「王子はここへ何を求めてきたのです?」
( ̄д ̄;) 『一切の苦悩を滅し、平安を獲得する方法を探しに…』
( ゜ ∀゜) 「ですからほら。ここで修行に励む方は皆さん苦悩を克服しようと日々努力しているのです。」
( ゜ ω゜) 「苦しみに耐え、頑張る人は偉いのです。だから、より過酷な苦行をされている修行者は皆から尊敬されるのです。」
( ̄д ̄;) 『いや…苦悩に耐え、頑張る人が偉いのであれば、シュードラやアチュートなど、奴隷として見るに堪えない生活を送っている方々の方が、よっぽど偉いじゃないか…。』
( ` д´) 「王子とあろうお方が、シュードラを擁護するのですか!? 奴隷はあくまで奴隷です!偉いわけないでしょう!」
( ̄д ̄;) 『なんてことを…。彼らだって同じ人間じゃないか。私たちと何が違うと言うんだ!』
…
説明しよう!
古代インドには、ヒンドゥー教にまつわる身分制度「カースト」がありました。紀元前13世紀頃に、アーリア人のインド支配に伴い、宗教の一部として作られた身分制度です。
上から順に、バラモン(司祭・聖職者)・クシャトリヤ(王族・貴族・武士)・ヴァイシャ(平民)・シュードラ(奴隷)・アチュート(カースト外・不可触賎民)となり、公に常識化されてしまった「身分差別」制度です。(現在は1950年に制定された憲法で全面禁止が明記されていますが、実際には人種差別的にインド社会に深く根付いています。)
シッダッタは勿論クシャトリヤに属していましたが、このカースト制度に強く反対していました。
…
ヒソヒソ( ´Д`)v(´Д`;)コソコソ 「ねぇリーダー、王子が真の悟りを得るって本当?苦行の意味全然分かってないし、シュードラの肩持つし…全然ダメっぽくない?」
ヒソヒソ( ´Д`)v(´Д`;)コソコソ 「いや、どうだろう…自信なくなってきちゃったなぁ…ちょっと煽ってみようか。」
( ゜ д゜) 「さて、それでは皆さん、どんな苦行にチャレンジします?」
( ゜ ー゜) 「僕は水中息止め行にチャレンジしてみようかな。」
( ゜ ゝ゜) 「僕は、針山座禅をやってみます。」
( ゜ ∀゜) 「僕はハードヨガにしてみます。」
( ゜ ω゜) 「じゃ、僕は槍のち○こ巻き。」
Σ( ̄д ̄;)Σ(゜д゜;)(゜-゜;)(゜ム゜;)(゜∀゜;) 『お・漢(おとこ)だ…。』
(;゜ д゜) 「で、王子は?」
( ゜ д゜) ゜ ー゜) ゜ ゝ゜) ゜ ∀゜) ゜ ω゜) ワクワク…
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コメント ( 13 ) | Trackback ( )
« 記念日 | 理系 » |
取材お疲れ様でした(^^)
修行すごいですね・・。色んなのがあって。
でも、極端なことを考えてる時って自分はそれが正しいと思っているし、人に相談することも出来なかったりしますよね。
で、後になってはっとまともな状態な思考(?)になった時に、恥ずかしくなったり、後悔したりするのですが。
今、まさにそんな我に返った状態なんですけど、そんな時ってどうすればいいんでしょう??「ちょっと私極端な考えに走っていました、すいません。」というべきなのでしょうか・・?
この絵。。。
身分差別って最悪だよね
日本にもあるみたいけど
でも、あの世的には
シュードラやアチュードの人の方が
高かったりして。。。
ある ある
悲しいよねェ~~~~
これから差がどんどんひらくのかなぁ?
なんか恐いね。
王子の『え…いや…僕は……。もう少し考えてみます…』
といって、状況から距離を置く事が何よりの解決方法だと思います。
弟子達が次々に修行のハードルを上げていって、王子の返答を待つくだりは、ダチョウ倶楽部でみたようなノリで、こういう奴らっていつの時代もいたのかしらね。
王子が決断する時と熟考する時と理にかなっていて、さすがに道を創った人は判断力がすぐれてるなあと思いました。
人の痛みを知るのに、体の痛みを通さないでも知ることはできますよね?
それを、同情心ではなくて、真理を求める事で得ようとするのはさすがです。
結婚して子供を産んで元に戻らなくなった~わたし・・・
ナイスバディとは言わなくても元の体型の戻りたいと思って始めてもそうはうまく行かなかったわたし・・・
今回はダイエットが目的ではなく。
そんなに食べなくっても充分!!生きていけるよ私!!
と気付いたのでつい食べちゃう残り物を出さないようにしています。
辛い事をするから修行・・・そんな事は思えないんだなぁ
私も少しでも軽く生きていきたいって思うけど、痛いのはいやぁん(ToT)
今でもカースト制度のなごりがインドにはあると聞いた事があります。
全ての生き物は等価なんだと私自身ちゃんと理解していきたいと思います。
とても「人間味」に溢れています~~
理想と現実ですね~~~
・・・・・悩みどころです・・・・・
その使用済みのオムツの臭いを、笑顔で嗅ぎに来る娘の行動は・・・この世での修行(@д@;){ガンガレ娘!母ちゃんは応援してるぞ!
黒斎さ~ん。
今年の8月に北海道に行くよ~♪
札幌にも行くみたいだから、見つけたら声かけてねっ♪
そんな人達を紹介するTV番組を見て思った事は・・・
とりあえず働こうよ!!
もしも世界中の人間が悟りを得る為にただひたすら苦行してる・・そんな世界を想像すると・・・何の為に人間に生まれてきたんだーって思っちゃいます
おしっこするっていわないのよ。そういう時は
キジを打つって言うの覚えておくといいわ。
>「ちょっと私極端な考えに走っていました、すいません。」
>というべきなのでしょうか・・?
誰かにご迷惑をお掛けしたってことであれば、謝罪した方がいいですよね。
えじさん・夢さん
うん。僕も少なからず行ってると思うんですよ。差別って。
ジャイアンの「のび太のくせに」じゃないけれど、自分と誰かを比較しようとすると、そこに差別が生まれますよね。
「俺より劣ってるくせに」って…
六大煩悩の中の一つ、「慢」ですね。_| ̄|○
リアさん
>思い込みの恐ろしさ・・・を感じます。
ほんと、そうですね。
ふ~みんさん
それはやっぱり…
一度ほどくのかな?
ぽんさん
>同情心も行き過ぎると自分の優越感を
>満足させたいがためのものになりますよね。
そうですね。
そうなると、善も偽善になっちゃいますよね。
kameさん
>今でもカースト制度のなごりがインドにはあると聞いた事があります。
僕も、ブラウン管を通してしか見たことがありませんが、ホントに凄そうですよね…。
chieさん
「理想」と「現実」は相反するものではないですよ。^^
まきこさん
お~!おいで~。
>札幌にも行くみたいだから、見つけたら声かけてねっ♪
声かけられるように、ちゃんと予定教えてねぇ。
苺さん
んー。
日本においても、「仕事=苦行」になっちゃってる人って多いと思うんですよ。
この場合、どう考えます?
Unknown(2008-06-29 22:25:18)さん
>キジを打つって言うの覚えておくといいわ。
「キジを打つ」は、いわゆる「山用語」ですよね?
一般的には「おしっこする」でよいのでは?
悟りを得る為の苦行と、生活(生きていく)為の苦行は志しが違うですね。
前者は悟りを得る為なら命を捨てる覚悟があって、後者は対価を得る為に結果的に命をなくす人もでてきて・・
共通している事は、どちらの苦行も「苦行自体」が日々を占めてると思いました。
私は難しい事はまだ解らないんですが、すべては自分にあると思っています。
痛みも苦しみも喜びも外側から得たとしても、それを感じるのは自分の内側で、内なる自己が平和なら、外側で何が起ころうが平和なのだと思います。
長いわりにはよくわからない下手な文章ですー
精進します・・
ちなみに、上に書いたTV番組では、苦行をしているらしき人達は「hehehe,どうだい凄いだろ~?」とニヤニヤしていて、思わずそうツッコンだのでした♪
バラエティ番組だったからそういった撮影だったのかもですね!