15日閉店と告知されていたファミリーマート15日夕方に行ったら何もない。
オーナーさんの姿も挨拶文も、閉店後の連絡先もない。現場の方に聞くと14日から2日で作業してるそうだ。残念がって写真を撮っていくひとが多いらしい。
寂しい閉店だ。オーナーさんのかけた情熱とお金は、どこにいったのだろう。
本部にとっては、単なる駒。なんの思いもないのだろう。がってここな、ファミマが、存在したことは、忘れ去られていくのだろう。せめて挨拶文ぐらいは、掲示するのが、オーナーに対する思いやりでは、ないだろうか?
ファミマの痕跡もない、今日。見事な撤退。地域に支えられて来た事への感謝の言葉は、ない。
オーナーの疲弊度、反感度もダントツではないかと想像されます。だから、大手3社の中で、業績悪化がすこぶる顕著になっているのでしょう。店舗の売上悪化も、大手3社の中では突出しているようです。
まあ、ローソンも売上低迷、人手不足によりオペレーションが立ち行かない理由で、オーナーからの解約希望がどんどん増えていると聞いていますので、これからがどこも正念場でしょうね。
オーナーが問題を起こすと、契約のこの条項をタテに解約するくせに、自分達で騒ぎを大きくした場合には適用しない。
こんな一方的な解釈しか出来ないFC契約は、契約とは呼べない奴隷的規則です。
ファミマの他のオーナーが、この件を機に、FC契約をひっくり返してほしいですね。
この数字は、どこまで信用できるのか?ストア100の出店売上もそうだが、これで大丈夫なのか?また国内ローソン事業およびナチュラルローソン事業でも出店は別項目だが、売上は合算されている。成城石井やポプラ他の業務提携等はどうなんだろうか?よくこれで株主・投資家が納得するなあと思う。
しかし、お互い現在はどうか。創業家の資産の運営を委任された立場で、絶対に好き放題は不可能。それこそ、鉛筆1本経費で買うのに、厳しい視線を浴びているはずだ。
新浪は、きっと後悔していると思う。もう少し、ローソンで暴れまくっておけばよかったと。
また、これまではMSを使って、堅実経営のオーナーを排除してきたが、ここにきて止めてもらいたくないローソン的には良いオーナーから契約解除をどんどん申し入れされる事態に陥っている。頼みのMOも経営が厳しくなってきており、加えて人手不足で店が回らないMOも少なくない状況となり、MOも頼りにならない状況になってきている。
ローソンは抜本的な革命でもやらない限り、あと10年もしたら消滅しますよ。
抜本的な革命とは、
・24時間営業の中止
・人手不足でも回せるオペレーションへの変更
・チャージ体系の変更
など、これなら安心して加盟店主をやってみようとだれもが思うものに変えなければ、もう終わりです。今のローソンの契約内容では、誰も引き受け手は見つからないでしょう。
今日の画像は非常にかなしいですね。
この国が直面している短期間では容易に改善できない事実である人口減少、特に働き手となる世代となっていく世代の大幅な減少からは、逃げることはできない。お客の数も、コンビニでの働き手の数もどんどん減っていく。
それでも、いまだに従来型の店を出店し続けるコンビニ本部は、本当に間抜けとしか言いようがない。
夫婦二人だけで運営できるビジネスモデルをいち早く提案できた本部企業だけが、生き残ることになるだろう。
朝、店を開けて、夕方過ぎには店を閉める。
毎週の定休日がある。
手間のかかるオペレーションから撤退する。
現行モデルでの本部直営は人件費などの経費がかさみ過ぎて全店赤字になるため、直営でやるには結局大型スーパー的な店となる。小規模店舗はFC化であれば、完全にモデルチェンジしなければ、早晩コンビニ終焉の時期が到来することは間違いない。