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備忘録【5/27】 VS 阪神 ≪22勝20敗7分≫ (速報記事)

2021年05月28日 00時07分11秒 | マリーンズ2021
≪2021/5/27≫

【交流戦 阪神4-6ロッテ ( 2021年5月27日 甲子園 )】

プロ初勝利のロッテ・佐々木朗希「両親に渡したい」 ウイニングボールは亡き父、そして母への感謝
 プロ初勝利を挙げたロッテの佐々木朗希投手(19)は、悔しそうな表情を見せていたマウンドとは打って変わってお立ち台では笑顔を見せ、初勝利の感想を聞かれ「うれしいです」と語った。
 大船渡時代に甲子園出場はなし。高校時代には上がることができなかった甲子園のマウンドで5回、94球を投げ7安打4失点(自責点3)。初の甲子園は「初めての甲子園だったので、甲子園の雰囲気を感じながら投げたいと思いました」とし「楽しかったです」とうなずいた。また、プロ2年目、そしてプロ2戦目での初勝利については「僕の中ではすごく長かったですけど、沢山の方々に支えてもらって、きょう、こうやって勝つことが出来てよかったです」とかみしめるように語り、ウイニングボールは「両親に渡したい」と答えた。
 5回を終え2―4。だが6回に打線が3点を挙げた逆転したことで勝ち投手の権利を手に入れる強運を見せたが、打線の援護には「びっくりしました」と驚きを隠さなかった。
 高校時代には163キロを記録したが、この日も最速は154キロ。注目の阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝との対戦ではタイムリーを打たれる内容に「まだまだ反省点が多いんですけど、次に修正できたらいいかな、と思います」と語り、5回まで投げたことについても「投げさせてもらったという形になったと思うんですけど、結果的に投げられてよかったです」とし「もっと内容も改善できると思うので、次いいピッチングができるように頑張りたいと思います」と誓っていた。


ロッテ・佐々木朗希 自身初の甲子園マウンドに立った 阪神戦に先発
 ロッテ・佐々木朗希投手(19)が、27日の阪神戦に先発。プロ2試合目の登板で、自身初の甲子園のマウンドに立ち、150キロ台の速球を連発した。
 先頭の近本への初球から8球連続直球で、3番・マルテにはプロ初登板だった16日に出した最速に並ぶ154キロも記録。マルテには変化球も投げ、空振り三振に仕留めるなど、3者凡退の立ち上がりだった。
 大船渡(岩手)時代は2年生ながら日本代表候補入りした逸材で、3年4月の代表候補合宿で高校生最速となる163キロをマーク。3年夏の岩手大会決勝では登板を回避し、敗退。あと一歩で聖地のマウンドには届かなかった。
 この回避について当時大きな議論も巻き起こったほどで、19年ドラフトでは4球団から1位指名を受けた。ロッテに入団し、昨季はコンディションが整わず、体づくりに専念してきたが、今季は開幕から2軍で実戦登板。5試合に登板し、1勝0敗、防御率0・45と順調に調整を進めてきていた。
 今月16日、本拠地の西武戦で1軍デビュー。先発で5回6安打4失点。107球を投じて最速は154キロをマークした。5回に同点に追いつかれたが、直後にマーティンがこの日2本目となる2ランで勝ち越した。プロ初勝利の権利を持って降板も、8回から登板した4番手・唐川が同点に追いつかれて初勝利はならず。試合は6―6で引き分けていた。


ロッテ・佐々木朗希 5回7安打4失点でプロ初勝利!甲子園で輝いた最速154キロ、94球
 ロッテ・佐々木朗希投手(19)が、27日の阪神戦に先発。プロ2試合目の登板で、自身初の甲子園のマウンドに立ち5回、94球を投げ7安打4失点(自責点3)でプロ初勝利を挙げた。5回を投げ終え2―4だったが、6回に打線が3点を挙げ逆転、5投手の継投でセ・リーグ首位の阪神を下した。
 初回に荻野の先頭打者弾で1点の援護をもらってマウンドに上がった佐々木朗は、初回は3番・マルテを空振り三振に仕留めるなど3人で切り抜けた。だが2回に首位・阪神のクリーンアップにつかまった。先頭の4番・大山に中越え二塁打を許し、続くサンズは遊撃内野安打の無死一、三塁でドラフト1位ルーキー・佐藤輝に左前へ同点タイムリーを打たれた。梅野、小幡をともにフォークで空振り三振としたが、投手のアルカンタラに右前打を打たれた。二塁走者のサンズがホームへ滑り込み逆転を許した。井口監督はリクエストしたが、判定は覆らなかった。
 3回には先頭の中野に四球を与え、けん制で一塁手・レアード捕球ができず、また捕手のパスボールもあって三塁に進まれ、サンズの右前タイムリーで1点を失った。5回に味方打線が1点を返し、2―3で迎えたその裏には2死から大山に四球を与え、暴投で二塁に進まれた後、サンズにフルカウントからストレートを右越えへ適時打され4点目を失った。最速は前回登板と同じ154キロ、奪三振は5つだった。
 打線は1―3で迎えた5回にエチェバリアの中犠飛で1点を返し、6回には2死から中村が四球、レアードが中前打の一、二塁で角中がレフトへタイムリー二塁打を放ち同点。さらに藤岡の内野安打とマルテの悪送球の間に逆転に成功した。8回にもマーティンの16号ソロで突き放した。
 佐々木朗の後を受けて登板した佐々木千、ハーマン、唐川、益田が無失点で阪神打線を封じ、佐々木朗にプロ初勝利を贈った。益田は13セーブ目。
 今月16日、本拠地の西武戦で1軍デビュー。先発で5回6安打4失点。107球を投じて最速は154キロをマークした。5回に同点に追いつかれたが、直後にマーティンがこの日2本目となる2ランで勝ち越した。プロ初勝利の権利を持って降板も、8回から登板した4番手・唐川が同点に追いつかれて初勝利はならず。試合は6―6で引き分けていた。


サンテレビが異例の朗希ヒーローインタビュー 虎党にも若き剛腕の“第一声”届けた
 阪神―ロッテ戦を中継していたサンテレビがプロ初勝利をマークしたロッテ・佐々木朗の敵地でのヒーローインタビューを放送した。
 試合終了まで完全中継し虎党からも愛される番組「サンテレビ ボックス席」だが、タイガースが敗れた試合で相手チームのインタビューを放送するのは異例。記念すべきプロ1勝を手にしたロッテの若き豪腕の“第一声”を関西の視聴者にも届けた。


ロッテ・荻野 今季2本目先頭打者弾でまた朗希援護!自身3本目プレーボール弾
 ロッテの荻野貴司外野手(35)が、またまた佐々木朗を援護する先頭打者本塁打を放った。
 初回表、先頭打者として打席に立った荻野は、阪神の先発・アルカンタラの150キロのストレートを振り抜き、左翼席に叩き込む先制の3号本塁打を放った。
 荻野は今月16日、佐々木朗が本拠地の西武戦で1軍デビューした試合でも先頭打者アーチを放つなど3安打2打点と援護していた。
 荻野にとって通算8本目の先頭打者弾だが、初回表、初球の“プレーボール弾”は今季両リーグ初で、荻野にとっても19年7月3日のオリックス戦以来3本目となった。


ロッテ安田、今季49試合目でスタメン落ち 最近9試合で打率・094と低迷
 ロッテ・安田尚憲内野手が27日の阪神戦(甲子園)でスタメンから外れた。今季49試合目で初めてベンチスタートとなった。スタメン落ちは、昨年7月5日の楽天以来となる。4番にはレアードが入った。
 今季の安田は開幕からここまで全試合4番出場も、打率・213。33打点をマークし、勝負強さこそ発揮してきたが、最近9試合は32打数3安打、打率・094と苦しんでいた。


ロッテ、大反響のブラックサマーユニホーム予約販売へ
 ロッテはマリーンズオンラインストア限定でBLACK SUMMER(ブラックサマー)ユニホームのレプリカユニホームとレプリカキャップの予約販売を5月29日から開始することを発表した。
 BLACK SUMMERユニホームは「BLACK SUMMER WEEKEND(ブラックサマーウィークエンド) supported by Coolish」が開催される7月2~4日楽天戦、7月9~11日日本ハム戦、8月13~15日オリックス戦(いずれもZOZOマリンスタジアム)の計9試合で着用される。
 マリーンズカラーのブラックをベースとし、球団ロゴや背番号、胸の「MARINES」の文字などに夏らしいミントグリーンを使用したデザインとなっている。

 ▽レプリカユニホーム、販売対象選手:佐々木朗、二木、唐川、鈴木、益田、佐藤都、鳥谷、藤岡、安田、中村奨、荻野、藤原、山口、和田、マーティン、▽レプリカキャップ。

 販売はマリーンズオンラインストアで5月29日午前10時から予約受付を開始。球団広報室は「ブラックサマーユニホームはデザイン発表したタイミングからカッコいいと大反響をいただいておりました。特にユニホームが欲しいという声が多いことから今回もたくさんの方からの予約が入ることが予想されています。ご購入を検討されています方は、ぜひお早めにオンラインにて予約をしていただければと思います」とPRしている。

(以上 スポニチ)



佐々木朗希初勝利ロッテ先輩強烈プッシュ 荻野またも先制弾&マーティン弾
ロッテ佐々木朗希投手(19)の初勝利を先輩たちが強烈プッシュした。
初回、荻野が初球先制弾。6回には角中が2点適時二塁打を放ち「最高です。うれしいです」とベンチを沸かせた。マーティンが8回に16号ソロで突き放せば、前回に佐々木朗初白星を消した唐川が、今回は無失点救援。未来のエースの初勝利で、交流戦最初のカードを勝ち越した。


ロッテ佐々木朗希プロ初勝利、益田13セーブ 阪神アルカンタラ来日初黒星
ロッテが初回、荻野の3号先頭打者弾で1点を先制。阪神は2回に佐藤輝、アルカンタラの適時打で2点を挙げ3回に1点を追加。
5回は1点ずつを取り合い、2-4で迎えた6回にロッテが逆転。2死一、二塁から角中の適時打で追いつき、敵失で勝ち越した。
ロッテは8回にマーティンの16号ソロで加点。継投で阪神の反撃をかわしカード勝ち越しを決めた。先発の佐々木朗希がプロ初勝利。益田が13セーブ目。阪神アルカンタラは来日初黒星。


ロッテ佐々木朗希、念願の甲子園でプロ初勝利! 最速154キロ5回4失点
ロッテ佐々木朗希投手(19)が高校時代にたどり着けなかった甲子園で、念願のプロ初勝利を挙げた。
最速154キロの直球を主体に、セ・リーグ首位を走る阪神打線に立ち向かった。5回を投げて7安打4失点(自責3)。強い打球を打たれることも多かった一方、三振を5個奪うなど能力の高さも示した。5回に降板するも、6回表にチームが逆転し、勝利投手の権利が舞い込んだ。

19年ドラフト会議ではパ・リーグの4球団が1位競合した末に、ロッテ井口資仁監督(46)が引き当てた。プロ1年目の昨季は肉体強化のため、実戦登板はなし。2年目の今季、2軍で計画通りに実戦を重ね、5月16日の西武戦(ZOZOマリン)でデビューを果たしていた。
岩手・大船渡高時代には国内高校生歴代最速の163キロをマークしているが、現在は150キロ台前半~中盤が主体。「心と体のコントロールをすること」をテーマに、長いペナントレースを視野に入れたスタイルを作り上げてきた。


ウイニングボール「両親に渡したい」 ロッテ佐々木朗希甲子園でプロ初勝利
ロッテ佐々木朗希投手(19)が念願のプロ初勝利を挙げた。9回2死、最後の打者の投直が守護神益田のグラブに収まると、ベンチで思わず両手を上げた。お立ち台でも「うれしいです!」と声を張り上げた。
「僕の中ではすごく長かったんですけど、たくさんの方々に支えられて、こうやって勝つことができてよかったです」
かみしめるように話し、余韻に浸った。大船渡高時代は踏めなかった甲子園のグラウンド。今は違う。「高校生にとっては特別な場所だとは思うんですけど、今のぼくにとってはそうではないので」。ペナントレースで優勝を狙うロッテの1軍投手として、責任を感じながら投げた。

初回は3者凡退に抑えるも、2回には3連打をきっかけに2点を奪われた。佐藤輝にも低め152キロを、強くレフト前へ流された。「まずは、自分の納得いくボールをあまり投げられなかったので。そこを投げられるようになってから(対策も)しっかり考えたいです」と今後への反省を忘れなかった。
岩手・大船渡高時代には国内高校生歴代最速の163キロをマークしているが、現在は150キロ台前半~中盤が主体。「心と体のコントロールをすること」をテーマに、長いペナントレースを視野に入れたスタイルを作り上げてきた。この日の最速は154キロも、平均球速は150キロ超。痛打もあったが、ファウルも多く「勝てる投手」「1年間投げ抜ける投手」を目指してスタイルを作り上げた。
11年3月の東日本大震災で被災。父と祖父母を亡くし、家も流された。お立ち台でウイニングボールの行き先を聞かれ「両親に渡したいと思います」と、孝行息子は話した。


「両親にと言ってくれたのが、本当にうれしかった」佐々木朗希の母陽子さん
ロッテ佐々木朗希投手(19)がプロ初勝利を挙げた。地元岩手の関係者たちも喜びに包まれた。
 ◇   ◇    
佐々木朗の母陽子さんは球団を通じ「ヒーローインタビューでウイニングボールをどうするのかと聞かれて『両親にプレゼントします』と言ってくれたことがうれしくて、号泣しました。私だけではなくて両親にと言ってくれたのが、本当にうれしかったです。援護をしてくれた先輩方に感謝です。そしてこのような舞台を用意してくださった首脳陣の皆様、暖かく見守り応援をしていただいているファンの皆様に感謝の気持ちで一杯です。今日は本当にうれしい1日となりました」と喜びのコメントを寄せた。

陽子さんは11年3月の東日本大震災で夫の功太さん(享年37)を亡くして以降、親族のサポートも得ながら朗希ら3兄弟を育ててきた。
2000年代後半に、岩手県の教育界・スポーツ界で「早寝する子は育つ」という説が口コミで広がっていた。早寝だと、成長ホルモンが抑制されにくくなるとされている。
地元の保育士から「子どもの背を伸ばしたいなら、夜9時には寝かせないと」とアドバイスされた陽子さんは、すぐに実践。夜8時には就寝の準備をし、明かりを消していた。そのかいあってか、朗希は功太さんの181センチをはるかに超えるまでに大きくなった。
朗希も「小さい時に、いっぱい食べていっぱい寝たので、それで大きくなったので」と早寝効果の高さを認めている。栄養面でも全力でサポートしてくれた。昨年の母の日に、朗希は「今、こうやってプロ野球で野球ができているのは母のおかげだと思っています。本当に感謝をしています」と思いを寄せていた。【金子真仁】


【データ】佐々木朗希プロ初勝利 甲子園10代白星ダル、大谷につぎ3人目
ロッテ佐々木朗希投手(19)が高校時代にたどり着けなかった甲子園で、念願のプロ初勝利を挙げた。
最速154キロの直球を主体に、セ・リーグ首位を走る阪神打線に立ち向かった。5回を投げて7安打4失点(自責3)。強い打球を打たれることも多かった一方、三振を5個奪うなど能力の高さも示した。5回に降板するも、6回表にチームが逆転し、勝利投手の権利が舞い込んだ。

▼19歳の佐々木朗がプロ初勝利。交流戦でロッテの10代投手の勝利は09年5月19日横浜戦の唐川に次いで2人目。過去に甲子園球場で白星を挙げたパ・リーグの10代投手は、ともに高卒2年目だった06年5月18日ダルビッシュ(日本ハム)と14年6月18日大谷(日本ハム)しかおらず、佐々木朗が3人目だ。なお、プロ初勝利を交流戦で記録した投手には05年6月15日ダルビッシュ、同年6月18日涌井(西武)08年6月18日前田健(広島)13年6月1日大谷らがいる。


「朗希も愛されキャラ」佐々木朗希亡き父友人・陸前高田市の戸羽太市長
ロッテ佐々木朗希投手(19)がプロ初勝利を挙げた。地元岩手の関係者たちも喜びに包まれた。
   ◇   ◇   ◇
佐々木朗の出身地である岩手・陸前高田市の戸羽太市長(56)は「本当におめでとうございます。ヒヤヒヤしましたが、1つ勝てたので、これを自信にしてどんどん大きくなってほしいです」と喜んだ。
戸羽市長は、東日本大震災で亡くなった朗希の父・功太さん(享年37)とも付き合いが深かった。「有言実行の人。一緒にやろうという仲間作りが上手な人でした。気さくで行動力があって。先輩も後輩もみんなが付いていって」と懐かしむ。

ある日、功太さんに会いに行くと、小学校低学年の朗希とキャッチボールをしていた。「功太のやつ、朗希君に真剣に投げていたんですよ」。思わず「バカッ」と怒ったが、功太さんは当時から「朗希はすごい選手になる」と話していたという。
予言は実現し、ついにプロ野球の世界で勝利投手になった。「被災地から、ああやって逆境から活躍してくれて、みんなに目に見えない力を与えてくれる存在です」。市街地が壊滅的被害を受けた陸前高田市では、震災から10年強が過ぎ、かさ上げされた新しい大地の上にようやく新市庁舎が開かれた。「今日も昼間の市役所は、朗希君の話題がけっこうあったんですよ」。復興の象徴として、ますますの活躍を祈念する。
最後に「そういえば」と付け足した。「周りの野手の皆さんからも、すごい“勝たせてあげたい”空気を見ていて感じました。朗希も愛されキャラなんですね」。亡き友人と重ね合わせていた。【金子真仁】


佐々木朗希プロ1勝、奥川、宮城、西純「全員日本の宝」日大三島・永田監督
U18高校日本代表の元監督で日大三島(静岡)の永田裕治監督(57)が27日、指揮を執った19年のU18W杯に高校日本代表で出場し、阪神戦でプロ初勝利を飾ったロッテ佐々木朗希投手(19)に祝福のコメントを寄せた。
「プロ初勝利、おめでとうございます。今日はヤクルトの奥川も勝ちましたが、いつも願うのは『ケガだけには気をつけてほしい』ということです。昨日はオリックスの宮城が5勝目を挙げ、先日は阪神の西(純)が初勝利と当時の仲間が、1軍の舞台で活躍しています。全員が日本の宝だと思いながら接していましたし、今、2軍で鍛錬を積んでいる子たちももちろん、大学、社会人、それぞれの舞台でみんなが頑張ってくれることがうれしいです」


令和の怪物対決「すごい角度、力強い球」阪神佐藤輝明、佐々木朗希を語る
令和の怪物対決に、甲子園が沸いた。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦で、阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(22)が2回無死一、三塁の好機で、ロッテ佐々木朗希投手と初対決。直球を流し打ち、左前に一時同点とするタイムリーを放った。3回の打席は中飛、5回は申告敬遠で、注目の対戦は2打数1安打1打点。佐々木朗にプロ初勝利を献上したが、虎の怪物ルーキーは力勝負で1歩も引かなかった。
   ◇   ◇   ◇
低いライナーで鮮やかに三遊間を破った。令和の怪物対決が甲子園で実現した。2回無死一、三塁。佐藤輝が佐々木朗の内角低め152キロに体を開くようにしながら逆方向へ。捕手は外角に構えていた逆球だったが、決して簡単な球ではなかった。「内寄りだった。速い真っすぐに対して、しっかり自分のスイングができた。チャンスで1本打ててよかった」と一塁側ベンチに向かって小さくガッツポーズを見せた。

3回2死一塁での2度目の対決は内角152キロで中飛に。2点リードで迎えた5回2死二塁での3打席目は、申告敬遠となりスタンドからは7061人とは思えない大きなため息がもれた。佐藤輝は「すごい角度もありますし、力強い球を投げていた。すごくいいボールだなと思いました」。将来の球界を背負うであろう右腕の実力を肌で感じた。1打席目は4球すべて直球。2打席目も初球はフォークだったが、2球目の直球で打ち取られた。「向こうも真っすぐで抑えたいと思うんで、しっかりはじき返せるように」。逆転負けでプロ初勝利を献上したが、虎のドラフト1位も1歩も引かない。今後の真剣勝負を早くも楽しみにした。

近大時代、12球団OKでドラフトを待つ中で「どちらかというとパ・リーグに行きたいですね。見ていてもパの方がおもしろいと今は感じますね」と力と力の対決に魅力を感じていた。4球団競合の末に阪神入団。ここまで全45試合に出場し、チームトップの33打点を挙げ、セ・リーグを代表するスラッガーという立場で初めての交流戦に挑んでいる。
開幕カードのロッテ戦は10打数3安打の打率3割、1打点。28日からは敵地メットライフドームで西武との3連戦。初戦の先発はオープン戦で本塁打を放った高橋が相手だ。「やることは変わらず、しっかりと自分のするべきことをするだけなんで、いい意味でいつも通りいきたい」とマイペースを貫くが、剛腕たちと対決する18試合で、さらに手のつけられない強打者に成長する。【石橋隆雄】


阪神がロッテ佐々木朗希にプロ初勝利献上、両リーグ最速30勝は持ち越し
阪神が逆転負けで、ロッテの「令和の怪物」佐々木朗希投手(19)にプロ初勝利を献上した。
序盤から点の取り合いとなった。初回、荻野貴司外野手(35)の通算8本目となる先頭打者弾でロッテが先制。阪神は2回に大山悠輔内野手(26)とジェリー・サンズ外野手(33)の連打で無死一、三塁とし、佐藤輝明外野手(22)とラウル・アルカンタラ投手(28)の適時打で2点を挙げて逆転した。3回にもサンズの適時打で3点目を追加し、序盤で先発の佐々木朗を攻略した。
5回にロッテはアデイニー・エチェバリア内野手(32)の犠飛で1点差に迫るも、阪神はその裏にサンズの3本目の適時打で4点目を奪った。佐々木朗は5回4失点で降板した。
だが6回にロッテ打線が奮起。2死無走者からの四球と安打で一、二塁の好機をつくり、逆転に成功した。角中勝也外野手(34)が左中間を破る同点の適時二塁打。さらに藤岡裕大内野手(27)の一、二塁間への打球を一塁のジェフリー・マルテ内野手(29)が好捕したが、一塁への送球が悪送球になり、角中が勝ち越しのホームを踏んだ。
ロッテは8回にもレオネス・マーティン外野手(33)の16号でリードを2点に広げた。
阪神は6回以降、ロッテの継投にかわされ、両リーグ最速の30勝到達は持ち越しとなった。


ロッテ安田尚憲、今季初スタメン外 三塁藤岡裕大、遊撃エチェバリア
ロッテ安田尚憲内野手(22)が今季初めてスタメンを外れた。
開幕から48試合連続で「4番三塁」でスタメン出場し、33打点をマークしているものの、打率は2割1分6厘と低迷。三塁守備でもミスが出ていた。安田のスタメン落ちは昨年7月5日以来。
安田に代わって、普段は遊撃を守る藤岡裕大内野手(27)が三塁でスタメン。遊撃にはアデイニー・エチェバリア内野手(32)が入った。

(以上 日刊)



【ロッテ】佐々木朗希、甲子園でプロ初勝利「楽しかった」…同級生のヤクルト奥川と同日白星
 ロッテの高卒2年目右腕、佐々木朗希投手(19)が甲子園でプロ1勝目をマークした。プロ初登板となった16日の西武戦(ZOZO)では5回4失点で勝敗はつかず、一度出場選手登録を抹消。中10日で迎えた登板でセ・リーグ首位の阪神から白星を挙げ、「うれしいです。楽しかった」と喜びを口にした。
 1点リードの2回に佐藤輝とアルカンタラの適時打で逆転を許し、3回にもサンズに適時打を献上。味方が1点を返して迎えた5回、サンズに適時二塁打を浴びて4点目を失った。
 5回94球を投げ、7安打4失点(自責3)。だが、6回に味方打線が奮起。角中の2点二塁打などで一気に逆転し、勝利投手の権利が舞い込んだ。ロッテは8回にマーティンのソロで加点し、救援陣が無失点リレー。大船渡高3年夏、決勝で登板がかなわず敗退し、あと一歩でたどりつかなかった甲子園で、待望の1勝目を挙げた。


【ロッテ】佐々木朗希が甲子園でプロ初勝利「そういう環境を用意してくれた球団に感謝」一問一答
 ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手が5回7安打4失点(自責3)でプロ初勝利。打線の援護を受けながら大船渡高時代に届かなかった甲子園で新たなスタートを切った。以下は一問一答。

 ―初勝利の実感は
 「うれしいです」

 ―甲子園への思い
 「高校時代は来れなかったけど、そういうところで投げることができて、勝つことができてよかった」

 ―6回以降はどんな気持ちで見ていたか
 「自分の中で少し反省しながら見ていた。野手の方がたくさん点をとってくれて、自分でもびっくりした」

 ―サンズが直球に合っていた
 「そうですね、自分のボールをまずしっかり投げられるように。自分でも納得できるボールがなかったので、その中で抑えていかなきゃいけないと思う」

 ―ここを目指した高校3年間はどんな3年間か
 「充実した、僕にとってはすごく良かった思い出」

 ―1年間長かった、と。登板しなかった去年の思いは
 「いろいろな経験ができたので。いろいろな過程を踏みながら、今年に入っても投げながら、本当にいい経験ができて、そういう環境を用意してくれた球団には本当に感謝しています」

 ―地元・岩手の人たちへ
 「この勝利を1勝で終わらないようにどんどん積み重ねていきたいです」

(以上 報知)



ロッテ・佐々木朗希がプロ初勝利 5回7安打4失点
ロッテ・佐々木朗希投手(19)が今季2度目の登板で5回7安打4失点。六回の攻撃で打線が逆転し、プロ2年目で念願の初勝利を挙げた。
「要所要所でタイムリーを打たれてしまって、少しもったいなかったところがあったので、次はしっかり修正していきたいと思います」

ようやくたどり着いた甲子園のマウンドだった。大船渡高3年時は夏の岩手大会決勝で、登板を回避して敗退。悔し涙を流した夏から1年10カ月後、あこがれのマウンドに立った。一回は三者凡退に抑えたが、1-0で迎えた二回に3連打を含む4安打で2失点。三、五回にはいずれもサンズに適時打を浴びた。3四球5奪三振で、打者25人に対して94球を投げた。この日の最速は154キロ。一回に対戦したマルテに2球を投じた。
五回終了時で2-4。ところが、直後の六回表に打線が3点を返して逆転した。佐々木朗に負けがつかず、逆に勝利投手の権利を得た。

初登板となった今月16日の西武戦は5回6安打4失点。勝利投手の権利を得たが、中継ぎがリードを守れずに勝敗がつかなかった。
この日は5-4の八回にマーティンの16号ソロが飛び出し、さらに佐々木朗を援護射撃。体づくりに専念したプロ1年目を経て2年目で〝令和の怪物〟が大きく花開いた。


【ヒーロートーク】ロッテ・佐々木朗が甲子園でプロ初勝利! ウイニングボールは「両親に渡したい」
ロッテ・佐々木朗希投手(19)が5回を投げ、打者25人に94球。7安打4失点(自責3)に抑えて、プロ初勝利を飾った。ヒーローインタビューの内容は以下の通り。

--プロ初勝利
「うれしいです」

--初めて甲子園で投げた
「初めての甲子園なので雰囲気をかみしめながら投げたいと思っていました」

--楽しめたか
「楽しかったです。内容はまだまだ反省点が多いんですけど、次に修正していけたらと思います」

--五回まで投げた
「投げさせてもらった形だったんですけど、結果的に投げてよかったと思います」

--六回に打線が勝ち越した
「びっくりしました。ベンチで見ていました」

--ここまでの道程は
「僕の中ではすごく長かったんですけど、たくさんの方々に支えてもらって、勝つことが出来てよかったです。もっと内容も改善できると思うので、次いいピッチングができるようにしたいと思います」

--ウイニングボールは
「両親に渡したいと思います」

--次回に向けて
「もっといいピッチングできるように頑張ります」


ロッテ・佐々木朗の母、陽子さん号泣 ウイニングボールを「両親に、と言ってくれたのが本当にうれしかった」
プロ野球ロッテの佐々木朗希投手がプロ初勝利を挙げた27日、母陽子さん(48)は岩手県大船渡市の自宅でテレビ観戦で19歳の投球を見守った。
佐々木朗は小学3年時に東日本大震災で父を亡くした。試合後のヒーローインタビューでウイニングボールを両親に渡すと話した姿に、陽子さんは「号泣した。わたしだけでなくて両親に、と言ってくれたのが本当にうれしかった」と球団を通じて喜びを伝えた。

陽子さんは、佐々木朗を含む3兄弟を女手一つで育てた。つらい経験を乗り越え、昨年からプロの世界に入り、親元を離れて暮らしている息子の活躍を願ってきた。震災から10年を迎えた節目の年に白星をつかんだことに感慨を口にし「本当にうれしい一日になった。皆さまに感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
佐々木朗は両親への思いを聞かれ「一番感謝しなくてはいけないのかなと思う」と語った。


ロッテ・荻野が佐々木朗の先発した2試合でいずれも先頭打者本塁打
ロッテ・荻野貴司外野手(35)が一回、先発・アルカンタラから初球を左翼席へ運び、今季2本目の先頭打者本塁打を放った。前回は佐々木朗希投手(19)がプロ初登板を果たした5月16日の西武戦(ZOZOマリン)。甲子園初登板の佐々木朗を2試合続けて援護射撃した。

(以上 サンスポ)



ロッテの佐々木朗がプロ初勝利19歳剛腕、5回4失点
  プロ野球ロッテの佐々木朗希投手(19)が27日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた阪神との交流戦に先発し、プロ2年目で初勝利をマークした。2度目の1軍公式戦登板で5回を4失点(自責点3)。94球を投げて7安打を浴びても5三振を奪い、六回の味方の逆転を呼び込んだ。チームは6-4で勝った。
 岩手・大船渡高時代に球速163キロを出して「令和の怪物」の異名を取った。2019年のドラフト会議では4球団から1位指名され、交渉権を獲得したロッテへ入団した。新人だった昨季は体づくりに励み、今月16日の西武戦でプロデビュー。その時は5回4失点で勝敗が付かなかった。


ロッテ・佐々木朗希がプロ初勝利に「うれしい」初の甲子園は「楽しかったです」
 プロ入り2度目の先発となったロッテ・佐々木朗希投手がプロ初勝利を飾った。最速154キロ、5回を94球、7安打4失点。五回の時点ではリードを許していたが、六回に味方が3点を奪い逆転。白星が転がり込んだ。
 ヒーローインタビューで「うれしいです」と笑顔。「初めての甲子園だったので、甲子園の雰囲気を感じながら一生懸命投げたいと思いました。楽しかったです」と振り返った。
 前回のプロ初登板から中10日。大きな拍手を受けて立った甲子園のマウンド。初回は三者凡退に抑える立ち上がり。2死からはマルテへの初球と3球目にこの日最速の154キロで追い込み最後はスライダーで空振り三振を奪った。
 だが1点リードの二回、佐藤輝に同点適時打、アルカンタラに勝ち越し適時打を献上。三、五回にはサンズに2打席連続適時打を許した。「内容はまだまだ反省点が多いですけど、次に修正したいです。(五回まで)投げさせてもらったという感じでしたけど投げられて良かったです」と話した。
 六回の逆転劇に「びっくりしました」とチームメートに感謝。初勝利までの道のりを「僕の中では長かったんですけど、たくさんの方々に支えて頂いて、勝つことができて良かったです」と素直な思いを口にした。
 ウイニングボールは「両親に渡したいです」とプレゼントする予定。今後に向けて「もっと内容も改善できると思うので、次、いいピッチングができるように頑張りたいです」と躍進を誓った。


プロ初勝利の佐々木朗希を評価 井口監督「しっかりとゲームを作ってくれた」
 ロッテの佐々木朗希投手が2度目の先発で5回を7安打4失点(自責3)の投球内容でプロ初勝利を挙げた。
 前回5月16日の西武戦での5回6安打4失点の投球から中10日。この日も二回以降毎回安打を浴びる苦しい内容だったが五回を投げ終えると、六回に角中の同点2点適時二塁打など打線が奮起し3点を奪い逆転。強運を発揮し初勝利を挙げた。
 井口監督は「なんとか打線がしっかりと援護できたかな」とホッとした様子。三回にはパスボールや内野陣のミスなどで失点もあり、最速154キロの直球を要所で決めた投球自体は評価。「内容としてしっかりとゲームを作ってくれましたし、要所要所でミスも重なったりしたので、そこで失点も増えましたけど、しっかりと投げてくれたんじゃないかなと思います」とねぎらっていた。


佐々木朗希の母・陽子さん号泣 ウイニングボールは「両親に」に込めた思い
 ロッテの佐々木朗希投手(19)が5回を投げ7安打4失点ながら、打線の援護を受け、プロ初勝利を挙げた。
 自宅の岩手県大船渡市でテレビ観戦していた母・陽子さんは球団を通じコメントを発表した。
 「ヒーローインタビューでウイニングボールをどうするのかと聞かれて『両親にプレゼントします』と言ってくれたことがうれしくて、号泣しました。私だけでなくて両親にと言ってくれたのが、本当にうれしかったです」と感無量の様子。東日本大震災で父と祖父母は他界していた。
 さらに「援護をしてくれた先輩方に感謝です。そしてこのような舞台を用意してくださった首脳陣の皆さま、暖かく見守り応援をしていただいたているファンの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。今日は本当にうれしい一日となりました」と記念の1勝目に熱いコメントを寄せた。


ロッテ・佐々木朗が初勝利 阪神・矢野監督「スケール感ある」「いいピッチャーの素質」
 阪神は逆転負けで、交流戦最初のカード勝ち越しを逃した。これで8カードぶりとなる負け越し。両リーグ最速となる今季30勝はお預けとなった。
 打線はプロ2度目の先発となった佐々木朗に対して二回、佐藤輝、アルカンタラの適時打など4安打を集中して2点を奪い逆転。三、五回にはサンズの適時打で小刻みに加点した。
 だが2点リードで迎えた六回、先発のアルカンタラは簡単に2死を取った後、四球と安打で一、二塁のピンチを招き。角中に同点二塁打を浴びて降板。さらにマルテの悪送球で決勝点を献上。5回7安打4失点のロッテ佐々木朗に、プロ初勝利を献上した。
 矢野監督は佐々木朗について「スケール感というかね。もちろんこれだけ騒がれて入って、将来日本を代表するスケール感はあるなと感じたし」と印象を述べた。この日の投球については「特に落ち着いているよね。マウンド上で何か慌てるとか、フォアボールでボールボールで崩れるとかがないので、そういうところでは何か一つ覚えてたらもっともつといいピッチャーになるんじゃないのかなと、その素材の良さとマウンドでの雰囲気というのは、いいピッチャーの素質っていうのはあるんじゃない」と感想を述べておた。

(以上 デイリー)



ロッテ・佐々木朗希がプロ初勝利! 猛虎打線を相手に聖地で5回4失点
 ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手(19)は27日、敵地で行われた阪神戦に先発し5回7安打4失点で降板。味方打線の奮起もあって、聖地で嬉しいプロ初勝利を手にした。
 佐々木朗は1点の援護をもらってマウンドへ上がった初回こそ三者凡退に抑えたものの、2回は連打で無死一・三塁のピンチを迎え、ドラフト1位ルーキーの6番・佐藤輝明にカウント2-1からの151キロを左前へ弾き返され失点。二死後には相手先発の9番・アルカンタラにも右前適時打を打たれ逆転を許した。
 続く3回は先頭の2番・中野拓夢にフルカウントから内角へ投げ込んだ152キロがボール判定を受けて膝に手を付きガックリ。直後の牽制を一塁手・レアードが後逸すると、女房役の佐藤都志也もパスボールするなど味方のミスが続き、5番・サンズに右前適時打を打たれて3点目を失った。
 4回は得点圏に走者を背負いながらも初回以来のゼロを刻んだが、2点差に追い上げた直後の5回は二死走者なしから4番・大山悠輔を四球で歩かせ、自身のワイルドピッチで再びピンチ到来。5番・サンズに右越え適時二塁打を許し4点目を失った。
 5回を投げきった時点で球数は94球。このままリードを許して降板するかと思われたが、6回表に5番・角中勝也が値千金の2点適時打で試合を振り出しに戻し、6番・藤岡裕大の一二塁間を破ろうかという打球が投内連携のミスを誘い逆転(記録は内野安打+一塁エラー)。8回には2番・マーティンが本塁打ランクトップを独走する16号ソロで貴重な追加点を叩き出した。
 佐々木朗が降板した6回からは佐々木千隼、ハーマン、唐川侑己が無失点リレーでつなぎ、2点差の9回は益田直也が締めてゲームセット。佐々木朗が5イニング(94球)を7安打4失点(自責3)、5三振3四球の内容でプロ初勝利(1勝0敗)を掴んだ。

ヒーローインタビュー・一問一答
――初勝利、率直な気持ち
嬉しいです。(笑顔)

――甲子園のマウンド、どんな気持ちで?
初めての甲子園だったので、甲子園の雰囲気を感じながら一生懸命投げたいなと思いました。

――楽しむことは出来た?
楽しかったです。

――5回4失点という内容
内容はまだまだ反省点が多いですけど、次に修正できたらいいかなと思います。

――5回投げきれた
投げさせてもらったという形だったと思うんですけど、結果的に投げられてよかったかなと思います。

――6回に逆転し勝利投手の権利
びっくりしました。(笑顔)

――その瞬間は?
裏で見てました。

――ここまでの道のり
僕の中では凄く長かったんですけど、沢山の方々に支えてもらって、今日こうやって勝つことができて本当によかったです。

――今後、どんなピッチングを?
もっと内容も改善できると思うので、次良いピッチングができるようにがんばります。

――ウィニングボールは?
いま裏にあります。両親に渡したいと思います。

――ファンへ向けてメッセージ
次もっと良いピッチングができるようにがんばります。応援よろしくおねがいします。

(ベースボールキング)



ロッテ・佐々木朗希、プロ2戦目で初勝利 5回4失点も打線逆転、燕・奥川と“同日勝利”
奥川は6回6安打2失点の粘投、両雄が奇しくも“白星共演”
 ロッテの佐々木朗希投手が27日、敵地での阪神との交流戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げた。プロ2度目の先発は5回7安打4失点(自責点3)だったが、6回に味方打線が逆転。白星が転がり込んだ。さらにこの日は、ヤクルトの奥川恭伸投手も、先発した日本ハム戦(神宮)で6回6安打2失点と粘りを見せて今季2勝目。2年目を迎えたドラフト1位の“スター右腕”が、奇しくも同日勝利を挙げた。

 佐々木朗は、デビュー戦となった16日の西武戦(ZOZOマリン)は5回6安打4失点で勝ち投手の権利を持って降板するも、終盤にリリーフが追いつかれて初白星はお預けに。翌17日に登録抹消され、中10日で迎えたこの日のマウンド。2回無死一、三塁から阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明に左前への先制打を許すと、2死一、二塁となってから先発のアルカンタラにも右翼への適時打を許した。
 3回は先頭への四球をきっかけに2死三塁を招き、サンズにタイムリーを浴びて3失点目。5回も四球と暴投で2死二塁となると、再びサンズに適時二塁打を許した。ただ、2点ビハインドの6回にロッテ打線が3本の長短打などで3点を奪って逆転。佐々木朗に勝ち投手の権利が舞い込み、6回には佐々木千が継投した。打者25人に94球を投げ、5奪三振、3四球。“令和の怪物”がプロ2年目で勝利を刻んだ。

 さらに、甲子園から400キロ超離れた神宮球場では、奥川が奮闘した。佐々木朗と同じく、16日の先発後に抹消され、中10日で迎えたマウンド。日本ハム打線に対し、初回から2イニング連続で失点を許したものの、3回からは一転して2イニング連続で3者凡退に。5回以降は得点圏に走者を背負いながらも、本塁は踏ませなかった。打者24人に96球を投げ、9奪三振、1四球。打線は5回に山田の2点タイムリーで逆転し、8回には青木の2点タイムリー二塁打でダメを押した。

 高校日本代表でも一緒にプレーした佐々木朗と奥川は、ともにドラフトで競合指名を受けてプロ入り。奥川はルーキーイヤーの昨季、一足早く1軍デビューを果たしていた。球界の未来を背負うことが期待される2001年生まれの2人にとって、“運命”ともいえる白星だった。

(フルカウント)
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