自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

待機児童ゼロの堅持と入園保留者への対策=議会報告

2015年07月31日 11時20分05秒 | 子育て・教育政策
 柏市では、この4月に認可保育園の入園申請について国基準での待機児童ゼロを達成いたしました。ゼロ達成の翌年に待機児童が急増するケースもあり、ゼロの堅持は容易ではありません。また、入園を希望しつつもかなわなかった41名の入園保留者がおります。待機児童ゼロを達成したといっても、保育行政には課題が多いといえます。そこで先の議会においてほ保育行政についての質疑を行いました。以下はその用紙。


――ほかの大都市では、ゼロの達成翌年に待機児童が増加する、いわゆる「リバウンド現象」が見られている。来年4月時点での国基準の待機児童数ゼロを維持するとのことだが、リバウンド現象への対策は。

こども部長「ある面リバウンドが起きるということは柏市で子供を産み、育てる、育てたいという保護者の期待の高まりであると考えられ、これに対応するためにもすでにゼロを達成している大都市圏の先進地の事例を参考に、これまで取り組んできた持続可能な各種施策のバランスを図りながら、この3月に策定した柏市子ども・子育て支援事業計画に基づき来年も4月時点の国基準の待機児童ゼロを目指して全力を傾注してまいる」

――入園を希望しつつもかなわなかった、入園保留者の解消への取り組みについてはどうなっているか。

こども部長「3つの施策展開の方向を基本とし、総合的に子ども・子育て支援を推進していく。1つ目の施策展開の方向は子ども・子育て支援を通じてみんなが成長できるよう地域環境を充実させること、2つ目の施策展開の方向は生き生きと子育てができるきめ細やかな支援、そして3つ目の方向は子供たちが健やかに成長できるよう質の高い教育、保育を提供することを方向づけた。この3つ目の施策展開の方向の一つとして、潜在的な保育需要を含めて平成29年度末までに増大する保育需要に対応する必要な定員数を確保することとしている。なお、この4月1日の時点でゼロ歳で2名、1歳児で25名、2歳児で8名、3歳児で6名の合計41名の入園保留者がいることやこの4月以降の新規入園申請の際に歳児によってはあきがなく、入園保留者数が年度中に増加していく傾向にあることなど強く認識している。これからも入園についての御相談の際に希望する園にあきがない場合には情報提供や柏市が扶助を行っている認定保育ルームのあっせんを行うなどきめ細やかな対応に努めていく」

 柏市の強みは子供が多いこと、子育て世代に選ばれるまちであることです。今後、柏市に対する子育て政策、保育政策への期待は高まっていくと思います。私個人もこれから子育てをする立場。しっかりと取り組んでまいります。


■関連リンク
子育て施策の充実で人口増のキープを=議会報告
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