それは、現代のおとぎ話
頭にうまったピストルの弾
パパは地雷でふっとんだ
敵は二つの兵器製造会社
バジルと仲間たちが仕掛ける”幸せなミックマック(イタズラ)”
ジャン=ピエール・ジュネのミックマックワールド
チャーミングなヒロイン『アメリ』で世界中を魅了した
奇才監督ジャン=ピエール・ジュネの最新作!^^!
『デリカテッセン』『アメリ』に続いての作品は、
シュールな映像をたっぷり盛り込んだ、
ユーモラスでファンタジックなハートウォーミングコメディです!
脚本もジュネ本人。
舞台は現代のパリながらも、
風刺とノスタルジーで味つけした独特のジュネワールドで縦横無尽に展開し、
フランスコメディがたっぷり味わえました。
今回登場するのは、
頭に銃弾を受け仕事も家も失った男<バジル>とユニークな仲間たち。
【人間大砲】【発明家】【軟体女】といった一芸に秀でたユニークな仲間と、
兵器製造のハイテク企業を相手に、
イタズラ心最大級のユニークな作戦を展開していきます。
現代のパリを舞台に時代を風刺したテーマで繰り広げられる、
ジュネの”ミックマック(いたずら)”で可笑しな世界です。
まさに、フランス~な映画!^^!
フランス好きのみゅうみゅうには、あっとゆ~間の時間でした。
ちょっとひいた感じのコミカルな動きと台詞は、
苦手な人もいるかもしれませんが、我が家的には◎^^v
<バジル>達の”ミックマック(いたずら)”も、とても面白いものでしたよ。
武器商人が、それにひっかかり自爆していく様子、
また何度も見ちゃいそうな気がしています。。。
<ミックマック>
オフィシャルサイト → http://www.micmacs.jp/
あらすじ。。。
レンタルビデオ店で働くバジル(ダニー・ブーン)。
ある日、発砲事件に巻き込まれる。
頭に銃弾を受け、一命は取り留めたものの、弾は頭に残ったまま。
仕事も家も失ったバジルは、
外で寝泊りをしながらパントマイムで生計を立てながら暮らしていた。
そんなバジルを見かけたガラクタ修理屋プラカール(ジャン=ピエール・マリエル)。
彼を仲間の所へ連れて行く。
そこには、とても個性豊かな人々が住んでいた。
特技は体の4つ折。
冷蔵庫に入るコトのできる”軟体女”ラ・モーム・カウチュ(ジュリー・フュリエ)。
何でも即座に計るコトが出来る。
計算の天才“計算機”カルキュレット(マリー=ジュリー・ボー)。
人間バズーカでギネスブック記録を持つ“人間大砲”フラカス(ドミニク・ピノン)。
ことわざの天才で元民俗歴史学者の“言語オタク”レミントン(オマール・シー)。
ガラクタアーティストの“発明家”プチ・ピエール(ミッシェル・クレマド)。
皆のおっかさん的存在”料理番”タンブイユ(ヨランド・モロー)。
何十年も監獄にいて、
ギロチンで死に損なった”ギロチン男”プラカール(ジャン=ピエール・マリエール)。
おかしな人々の笑顔には、温かな空気が満ちていた。
ガラクタにかこまれた工場のような家で、不思議な集団生活が始まった。
新たな人生を歩み始めたバジル。
そんな折、頭に残るピストルの弾を作っている会社と、
30年前に西サハラでバジルの父の命を奪った地雷を造った会社を発見する。
自分の人生をメチャクチャにしたこの2つの兵器製造会社を許すコトはできない、
と、バジルは仲間たちと共に“死の商人”への仕返しを開始する・・・。
世界が平和でありますように。
ジャン=ピエール・ジュネ大好きです。新作が出ていたのですね!雑誌もテレビも新聞もほとんど見ない僕は、時代錯誤もなんのそのなのですが、この情報は嬉しかったです。鹿児島ではやっていないかもしれませんが、ぜひ劇場で見てみたいと思います。
楽しかったですよ~!^^!
フランス映画の空気感っていいですよね^^
ハリウッド映画と違くて、
何度も楽しめる映画も多いですし。
今回のミックマックは、昨年から順番にあちこちに公開していってるようです。
正月明けて、私の家の近くの劇場にきました^^
ちなみに・・・ミックマックとは、
フランス語で混乱・悪戯・ごちゃまぜ、などの意味だそうです^^