MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

レッスンする順番

2010年02月21日 | 音楽教室

個人差はありますが
レッスンで使う本は、1人当たり3冊くらいです。
テクニック
メインテキスト
レパートリーとしてのお楽しみ曲集
ワークブック


この中から2~3冊。

1回30分のレッスンできちんと見ようと思うと
だいたいこのくらいになります。

            
ところで、レッスンする時にこれらを見る順番ですが
基本的には、固定していません。
毎回決まっている人もいれば、その時々で入れ替わる人も。

決まっている生徒さんは
たぶん、自宅で練習している順番通りなのでしょうね。
テクニックでウォームアップして
メインテキストをおさらいして
弾き込みたいレパートリーは最後~

(ちなみに私もこのタイプでした)
              
順番が変わる生徒さんは
簡単なもの』か『よく練習して自信があるもの』を先に。
後回しにするのは
できれば今日は見てほしくないもの
(気持ちはよくわかりますよね。)

レッスンを始める前に
「今日はどれから弾く?」「どれを1番弾いてきている?」
と聞いてみます。

どれも同じように練習している生徒さんは
どれから始めても大丈夫ですが

練習量にムラがある生徒さんは
うっかり練習していない曲から始めると
できていないから注意も増え、雰囲気が暗くなってしまいます
その状態で自信のある曲に進んでも、
いつもの力が出なかったりする。

順番次第でレッスンの雰囲気がまるで変わってしまうのです。

もっとも、いつも後回しにされると
毎回きちんと見られなくなってしまいますので
(笑)

どうしても先にきちんと見たいものは
1週間前の段階で
次のレッスンでは、これを最初に見るわね。
と予告するようにしています。

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