個人差はありますが
レッスンで使う本は、1人当たり3冊くらいです。
テクニック
メインテキスト
レパートリーとしてのお楽しみ曲集
ワークブック
この中から2~3冊。
1回30分のレッスンできちんと見ようと思うと
だいたいこのくらいになります。
ところで、レッスンする時にこれらを見る順番ですが
基本的には、固定していません。
毎回決まっている人もいれば、その時々で入れ替わる人も。
決まっている生徒さんは
たぶん、自宅で練習している順番通りなのでしょうね。
テクニックでウォームアップして
メインテキストをおさらいして
弾き込みたいレパートリーは最後~
(ちなみに私もこのタイプでした)
順番が変わる生徒さんは
『簡単なもの』か『よく練習して自信があるもの』を先に。
後回しにするのは
『できれば今日は見てほしくないもの』
(気持ちはよくわかりますよね。)
レッスンを始める前に
「今日はどれから弾く?」「どれを1番弾いてきている?」
と聞いてみます。
どれも同じように練習している生徒さんは
どれから始めても大丈夫ですが
練習量にムラがある生徒さんは
うっかり練習していない曲から始めると
できていないから注意も増え、雰囲気が暗くなってしまいます。
その状態で自信のある曲に進んでも、
いつもの力が出なかったりする。
順番次第でレッスンの雰囲気がまるで変わってしまうのです。
もっとも、いつも後回しにされると
毎回きちんと見られなくなってしまいますので(笑)
どうしても先にきちんと見たいものは
1週間前の段階で
「次のレッスンでは、これを最初に見るわね。」
と予告するようにしています。
メモ帳は必須。