ピアノ弾きの宿命として
コンサート・発表会などの舞台に上がる時
練習にいつも弾いているピアノでは演奏できない
というものがあります。
(某ピアニストみたく自分のピアノを持ち込む人は別ですが)
逆に考えれば
自分の所有している以外の楽器を、
わりと自由に演奏できるとも言えますね。
おかげで
このメーカーのピアノの特徴はこうだとか
同じメーカーでも、個体差が大きいとか
そういう事を覚えて、
奏法を変えることもありますし
「ベーゼンドルファーを弾いてみたい!」
などというセリフも出てくるわけです。
これがバイオリンだったら?
ストラディバリウス弾いてみたい
と叫んだところで、恐らくその機会はない。
自分の楽器は自分の楽器
他人の楽器は他人の楽器です。
現在バイオリンを習っていながら
「あの楽器で弾きたい」
と思うことはなかったわけですが
これは、ちょっと弾いてみたいと思いました。
どんな音がするのでしょう?